ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

許せばいい

2011年05月28日 22時37分00秒 | 出会い
引き出しを整理していたら見つかった、
朝日新聞の、いつのか分からない切抜き。
子どもの何気ない名言を、募集したものらしく
山口県の河内友恵さんという方のもの。

息子さんが5歳の頃、何度怒ってもいたずらを止めず
ついにお父さん、堪忍袋の緒が切れて
「口で何べん言っても、たたいてもわからんのなら、
お父さんは一体どうすればいいんか!?」
そう怒鳴りつけたら、息子さんは
涙をぽろぽろ流しながら、こう言ったのだとか。

「許せばいい。」



かわいいとか、ほほえましいというのを超えて、
神さまみたいなことを言うなあ、と感心してしまって。
どうにもならないくらい頭にきても
そっか、さらっと許しちゃえばいいんだ。
黛まどか賞を受賞したのも、すごく納得。
これは、名言通り越して、金言かも。

今後「ああもう、どうしてくれよう」というような
怒りやイライラが募った時には、思い出さなくちゃ。
どうもしなくていい、ただ「許せばいい。」のだと。
脱力系超越派の、この言葉を胸でつぶやくだけでも
かなり、気が楽になりそうな気がして。
コメント (2)
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