ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

映画3本立て

2011年05月01日 17時31分00秒 | 趣味
このところ観たかった映画を、立て続けに3本。

まずは、アカデミー賞4部門を受賞した
英国王のスピーチ」を映画館で。
観終わって、感動の渦に酔いしれる訳でも
涙が止まらなくなる訳でもないのに、
いつまでもじんわりと心に残る、そんな作品。
現エリザベス女王の父親であるジョージ6世を
人並み以上にコンプレックスや欠点もある、
一人の弱くて、愛すべき人間として描いたこの作品に
英国王室がいかに開かれた存在であるかを改めて感じて。
先日のロイヤルウェディングを合わせて、
王室というものの存在意義を考えさせてくれると同時に
信頼と許しのもたらしうるものの大きさが心に響くような。

(明石海峡大橋を見てきました)

2本目は、先日テレビで放映していた、
天使と悪魔」を、やっと録画で。
「ダヴィンチ・コード」の時は、原作の
複雑に絡まりあう縦糸も横糸も、全て飛ばして
あらすじだけまとめた感があって、がっかりしたけど
今回はそれと比べると、ずっと良かったかも。
ただ2つだけ、とてもとても残念だったのは、
最大の伏線、カメルレンゴの出生の秘密が飛ばされていた点と
彼の最後のシュールでドラマチックなクライマックスを
とても現実的なものにしてしまっていた点。
特に2点目は、映像化したらすごいだろうなと
原作を読んだ時からワクワクしていただけに、肩透かし。
でもバチカンの地下や、コンクラーベの様子など
想像していた以上の素晴らしい、豪華な映像でした。

(花びらで描かれた絵@垂水)

最後は、予約していたDVDが届いてやっと観られた
ハリーポッターと死の秘宝 パート1」。
2部作になると知り、途中で終わるもどかしさが苦手な私は
今回初めて、映画館での鑑賞を断念。
このシリーズは、勿論原作を先に読んでいるけれど
映像がいつも想像を超える点は、今回も裏切られることなく。
でも今回のダークさは、もはや子供向けとは言えないかも。
物語を知っていても尚、観ているのが辛いくらいで
楽しい特典映像を観て、やっと救われた感じ。
パート2はもっと辛くなると分かっていても、
待ちきれないのが、これまた辛いところ。
コメント
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