夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

〈非映画ネタ〉オービス、光らせました。(その3)

2011年02月10日 | ほぼ非映画(オービス)
その1からその2までの間に、
大阪府警察本部交通部行政処分係なるところから、
免停についての通知が届きます。
指定された日は罰金納付のちょうど1週間後。

門真自動車運転試験場の5階の窓口にて、
免停処分の通達を受けるとともに、
その免停期間を短縮するための講習に申し込みます。
受講料は、30日免停の場合、13,800円。

昔、この免停講習のことを、「期間短縮を金で買うようで嫌や」と言って、
講習を受けずに免停期間をそのまま受け入れた知人がいました。
金で買うようでって、いや、金で買ってるんですよね。
私は買いますがな、迷うことなく。(^^;

講習時間は10時から17時過ぎまで。
受講者番号と同じナンバープレートが付けられている机がその日の自分の席。
教室内にはざっと60名ほどの受講者がいます。
罰金と受講料を併せたら、みんなで500万円ぐらい払った計算になる?

交通安全のビデオでも延々流されるのではと想像していましたが、
なんのなんの、開けてびっくり。盛り沢山な内容。

ペーパーによる安全度や適性検査は予想できたことですが、
その後、待っていたのは、教習所の仮免試験を思い出させる実車講習。
生徒3人ずつが乗車して、教官が助手席に座り、S字にクランク。
受講者番号の都合で、私が最初の運転者。
私、極度の白衣高血圧なんです。それ何?という方にはまた今度ご説明を。
「ちゃんと運転できてるで~」と教官に笑われて安堵。

さて、あとは法令の講義を挟みながら、静止視力に動体視力、夜間視力の測定。
シミュレーションでは酔っぱらった状態での運転も。
そのほか、ハンドルとペダルが付いた機械が用意されていて、
画面の指示に従ってハンドルを切ったりペダルを踏み替えたりすることで、
反応速度の速さ、正確さ、判断や認知能力のレベルが検査されます。

最後に40問の試験があり、34点以上で合格。
免停期間は29日短縮されて、翌日になれば運転可能となります。

適度な休憩時間を取ってくれるので、だれることもなく終了。
みんなやたら親切だし、昼休みにはマーチングバンドの演奏まであるんです。
まぁ、これにつぎ込んだ金額を考えればこんなもん?
ちなみに、受講者は男性が圧倒的に多く、60人中、女性は4人でした。

こうして、オービスを光らせてからほぼ2カ月。
晴れて自由の身となりました。
とっても楽しかったので、また受けてもいいけれど、
受けなあかん状況にはなりたくないのでした。(完)

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〈非映画ネタ〉オービス、光らせました。(その2)

2011年02月04日 | ほぼ非映画(オービス)
豊中警察署のオービス課に滞在した時間は、おそらく3分ほど。
拇印を押すように言われて、人差し指をくるんと回したら、
「回さなくていいですから」と笑われました。ぶー。

それからほぼ20日後のつい先日。
今度は淀川区三国本町にある大阪簡易裁判所内の交通警察官室へ。
簡易裁判所のこれまた奥のほうにそれはあり、
9:00~10:30までに来るようにとのお達しで、私は9:10頃に到着。
1階で受付を済ませると、「出頭される皆様へ」と
ビミョーに丁寧な口調で本日の流れが書かれた紙を手渡されます。

さて、指示されたとおりに2階へ上がると、すでに30人ぐらいの人が。
これって、みんな免停の人でしょ。いったいなんぼほど捕獲されとるねん。

まるで総合病院の待合室。いくつもドアがあり、次々と名前を呼ばれます。
5分ほど待つと、「○○さん、○番扉からお入りください」。
向かって左側の列の部屋は交通警察官室らしく、ここで「事情聴取」。
優しいおじさんから違反に間違いがないことを確認されるだけで、
署名をしたら即退室。

今度は待つこと数分。
向かって右側の列は区検察庁の部屋だそうで、ここでも「事情聴取」。
しかし、取り調べられるわけでもなく、「略式命令請求」。
罰金がたぶんこれぐらいだよんと教えてもらえます。

再び1階に下りると、簡易裁判所による「略式命令」と「罰金仮納付命令」待ち。
20分ぐらい待ったでしょうか。
それまでの行程があまりに速やかに済んだので、やたら長く感じますが、
そりゃ何十人という人が罰金納付するんですから、
これぐらい時間がかかるのは当然か。
病院で薬を受け取るときの懐かしの光景にうりふたつ。

あとは隣の窓口にて区検察庁に「罰金納付」、これにて終了。
罰金額7万円也。

窓口では本人確認のために名前と生年月日を言うのですが、
昭和2年生まれの今にも倒れそうなおじいちゃんががいるかと思えば、
平成2年生まれの子ども連れのギャル(死語?)もいて、
でもみんな免停なんやと思うと、なんだか嬉しくなったりして。

ひとつだけ、ちょっぴり映画ネタを。
2階に貼られていたポスターは、『ロビン・フッド』(2010)の一場面。
馬を馳せるラッセル・クロウが「ひき逃げは許さない」。
ウケちゃってすみません。

けれど、昔々の覚醒剤撲滅キャンペーンのポスターには敵いません。
バットを持った清原が「覚醒剤打たずにホームラン打とう」。
見たときは悶絶しました。

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〈非映画ネタ〉オービス、光らせました。(その1)

2011年01月27日 | ほぼ非映画(オービス)
日頃、占いはまったく気にしないのですが、
先月初めにたまたまめくったタウン誌に、2011年の星占いが。
何気なく自分の星座をチェックしてみると、「最悪」の文字。
いつもなら翌月限りの予想なのに、
なんで翌年1年分を最悪と予想されたときだけ見てしまったのか。(T_T)

そして、まだ2011年の来ていない12月の某日の夜。
日常的に利用している国道423号(通称=新御(しんみ))、
北行きの千里中央付近にて。
稼動しているとは夢にも思わなかった速度違反自動監視装置、
いわゆるオービスが赤くボワ~ン。

え、今の、光った?マ~ジ~で~?
しょっちゅう通ってるのに、光ったことないやん。
けど、光ったような気がする。
メーターに目をやると、110km/h。がびちょーん。

帰宅しても気になって眠れず、PCの前へ。
一晩でオービスにかな~り詳しくなりました。
オービスは「おまえだ~!」と言わんばかりに光ると聞いていましたが、
どうやら新御のオービスはHシステムなるもので、
ごくごく控えめに点灯なさるのだそうです。

しかも、デジカメで撮影されているので、データは即伝送。
早ければ3日ぐらいで通知が届くんだそうな。
オービスは一発免停になる速度でしか光りませんから、
光らせるともれなく残念なことに。

それから3日。来ない。
1週間経っても、来ない。
2週間経過しても、まだ来ない。
ひょっとしたら気のせいだったかも。やっほー。(^O^)

ところが、クリスマスの日のこと。
郵便受けを開けて嫌~な予感。
来ましたがな。豊中警察署から茶色の封筒が。
「お尋ねしたいことがあります」との出頭要請。

来てしまったものは仕方がありませぬ。
こうなると次の不安は、超過速度は50km/h未満なのか以上なのか。
私の免停、30日?60日?

指定の日に、行ってまいりました。豊中警察署へ。
知らんかった。オービス課なるものまでちゃんとあるなんて。
しかもものすごく奥にある。
途中迷って、若いおまわりさんとおぼしき人に尋ねたら、
懇切丁寧にオービス課への行き方を教えてくれました。

到着すると、狭い部屋に事務机。
ビビらなくても、明るく応対してくれます。
「スピード違反の記憶ある?」
「はい。」
「光ったのわかった?」
「はい。」
「ちょっと出過ぎちゃったかな~って感じ?」
「はい。」
言い訳することは何もございません。

97km/hで37km/h超過。
不幸中の幸いです。よかったぁ。

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