『ネコのミヌース』(原題:Minoes)
監督:フィンセント・バル
出演:カリス・ファン・ハウテン,テオ・マーセン,サラ・バンニール他
2001年のオランダの作品。
日本では昨年公開、今週DVD化されたところ。
オランダでは「タマ」に当たる猫の名前が「ミヌース」だそうな。
新聞記者のティベは猫が好き。
今日も猫ネタを記事にしようとするが、女編集長は苦笑い。
明日までにまともな記事が書けなければクビだと宣告される。
そもそもティベはインタビューが苦手。
事件の当事者に強引に面会するなんて、気弱な彼にはできないのだ。
クビのかかったこの日ですら、通りかかった事故現場を敢えなく退散。
明日は失業と暗い気持ちで帰宅する途中、
犬に吠えられて木の上に逃げている女性を発見。
彼女が下りるのを手伝うが、
「犬を見ると木に登りたくなる」と語ると、彼女はどこかへ走り去る。
その夜、部屋の片隅で物音がする。
テーブルの下を覗いてみると、さっきの女性が魚の骨をかじっていた。
彼女の名前はミヌース。
開いていた窓から勝手に入ってきたらしい。
行くところがないという彼女に、
特ダネを集めてきてくれるなら泊めてもいいとティベは言う。
するとミヌースは、墓地に金貨が眠っていると答える。
牧師の飼い猫から教えてもらったと。
ティベが半信半疑で墓地を訪れると、本当に金貨が出てきて大スクープに。
以後、猫の情報網を駆使したネタに助けられ、ティベは一躍有名記者に。
やがて、町の有力者エレメートが
よからぬ計画を立てていることを知るのだが……。
原作は同名の児童文学。
突然人間に姿を変えてしまったミヌースの、
その仕草がめちゃめちゃ可愛い。
挨拶は鼻をすりすり、好きな人にもすりすり。
ダンボール箱で眠り、揺れるものには目がラリラリ。
こんな彼女をまさか猫だとは思わず、
猫っぽいクセの持ち主だと理解したティベが、
「魚屋さんにスリスリしちゃダメだよ」と言いつけるのも可笑しい。
猫たちは猫たちで、ミヌースが人間の姿に変わったと信じられず、
半端にすごむシーンはその間(ま)も絶妙。
「本当の猫ならもちろん知ってるよな…ニャオニャオの歌」。
観てる間ずっと、幸せでニチャニチャ。
ネコ好き、必見。
余談ですが、ティベ役の俳優のことを
「アントニオ・バンデラスからアクを抜いたみたいな顔してるねん」
とダンナに説明したら一言、「そら普通の顔やろ」。
ごもっともで。
監督:フィンセント・バル
出演:カリス・ファン・ハウテン,テオ・マーセン,サラ・バンニール他
2001年のオランダの作品。
日本では昨年公開、今週DVD化されたところ。
オランダでは「タマ」に当たる猫の名前が「ミヌース」だそうな。
新聞記者のティベは猫が好き。
今日も猫ネタを記事にしようとするが、女編集長は苦笑い。
明日までにまともな記事が書けなければクビだと宣告される。
そもそもティベはインタビューが苦手。
事件の当事者に強引に面会するなんて、気弱な彼にはできないのだ。
クビのかかったこの日ですら、通りかかった事故現場を敢えなく退散。
明日は失業と暗い気持ちで帰宅する途中、
犬に吠えられて木の上に逃げている女性を発見。
彼女が下りるのを手伝うが、
「犬を見ると木に登りたくなる」と語ると、彼女はどこかへ走り去る。
その夜、部屋の片隅で物音がする。
テーブルの下を覗いてみると、さっきの女性が魚の骨をかじっていた。
彼女の名前はミヌース。
開いていた窓から勝手に入ってきたらしい。
行くところがないという彼女に、
特ダネを集めてきてくれるなら泊めてもいいとティベは言う。
するとミヌースは、墓地に金貨が眠っていると答える。
牧師の飼い猫から教えてもらったと。
ティベが半信半疑で墓地を訪れると、本当に金貨が出てきて大スクープに。
以後、猫の情報網を駆使したネタに助けられ、ティベは一躍有名記者に。
やがて、町の有力者エレメートが
よからぬ計画を立てていることを知るのだが……。
原作は同名の児童文学。
突然人間に姿を変えてしまったミヌースの、
その仕草がめちゃめちゃ可愛い。
挨拶は鼻をすりすり、好きな人にもすりすり。
ダンボール箱で眠り、揺れるものには目がラリラリ。
こんな彼女をまさか猫だとは思わず、
猫っぽいクセの持ち主だと理解したティベが、
「魚屋さんにスリスリしちゃダメだよ」と言いつけるのも可笑しい。
猫たちは猫たちで、ミヌースが人間の姿に変わったと信じられず、
半端にすごむシーンはその間(ま)も絶妙。
「本当の猫ならもちろん知ってるよな…ニャオニャオの歌」。
観てる間ずっと、幸せでニチャニチャ。
ネコ好き、必見。
余談ですが、ティベ役の俳優のことを
「アントニオ・バンデラスからアクを抜いたみたいな顔してるねん」
とダンナに説明したら一言、「そら普通の顔やろ」。
ごもっともで。