『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(原題:The World's End)
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ,ニック・フロスト,パディ・コンシダイン,
マーティン・フリーマン,エディ・マーサン,ロザムンド・パイク他
シネ・リーブル梅田でハシゴの3本目。
エドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストのトリオによる作品。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)、『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007)、
そして本作と合わせて3部作、これが完結編という位置づけなのだそうな。
どう考えたら3部作なのかよくわかりませんが、
まわりからちょっと鬱陶しがられているダメ主人公が世の中を救う3部作?
アホほど酒を飲んだ若かりし時代が懐かしくてたまらないゲイリーは、
当時は果たせなかった“パブ・クロール(=パブのハシゴ)”を完遂しようと、
しばらく会っていないあの頃の悪友たちに声をかける。
突然呼び出されたアンディ、スティーヴン、オリヴァー、ピーター。
みんなゲイリーとはちがって、そこそこ真面目に働き、結婚して子どもがいる者もいる。
ゲイリーのバカにはつきあえないと思いつつ、待ち合わせ場所に足が向いてしまう。
20年ぶりにやってきた故郷の町はイギリス郊外のニュートン・ヘイヴン。
ここでパブ12軒をハシゴ、5人で60パイントのビールを飲む。
ゲイリーはこれを何が何でもやり遂げるのだと主張する。
(ちなみにパイントは英と米で異なるそうで、英では1パイント= 0.56826125リットル、
60パイントならば約34リットルということか。)
こうしてアラフォー男たちはパブに足を踏み入れるが、
なんだか町全体を異様な雰囲気が覆っているような気がしてきて……。
一応SFアクションコメディですからね、途中からあり得ない方向へと話が進みます。
同トリオ作品をご覧になっている人なら想定内でしょうけれども。
しかし、想定外に持って行きたかったのか、終盤はかなりグダグダの感。
これ以上書くとネタバレですし、本作に関してはネタバレしてはつまらないので、
変な映画だなぁと思いながら観ることをオススメします。
“ホビット”シリーズのビルボ役、マーティン・フリーマンをこんな作品で観られるのは楽しいし、
彼の妹役を演じるロザムンド・パイク、私はかな~り好きです。
こんなヘンテコな映画を撮る監督なのに、
彼が挙げる2013年度のベストテンはわりと普通で余計に可笑しい。
興味のある方はウィキペディアに掲載されていますのでどうぞ。
監督の恋人、アナ・ケンドリックも面白い女優さんですよね。
グダグダだなぁと思いながら観ていたのですが、
ものすごく笑う女性客がいて、この人にかなり釣られました。
そのおかげで評価3割増しぐらいかも。
こういう楽しい雰囲気の中で観られるのも劇場の良さ。
なお、本作の公開記念として心斎橋の飲み屋12軒をハシゴするスタンプラリー開催中。
発売中の『映画秘宝』には町山智浩氏による『ワールズ・エンド』元ネタ大事典も。
どこもかしこも同じ店なんてつまらない。
なんでもスタバにされてたまるか。
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ,ニック・フロスト,パディ・コンシダイン,
マーティン・フリーマン,エディ・マーサン,ロザムンド・パイク他
シネ・リーブル梅田でハシゴの3本目。
エドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストのトリオによる作品。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)、『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007)、
そして本作と合わせて3部作、これが完結編という位置づけなのだそうな。
どう考えたら3部作なのかよくわかりませんが、
まわりからちょっと鬱陶しがられているダメ主人公が世の中を救う3部作?
アホほど酒を飲んだ若かりし時代が懐かしくてたまらないゲイリーは、
当時は果たせなかった“パブ・クロール(=パブのハシゴ)”を完遂しようと、
しばらく会っていないあの頃の悪友たちに声をかける。
突然呼び出されたアンディ、スティーヴン、オリヴァー、ピーター。
みんなゲイリーとはちがって、そこそこ真面目に働き、結婚して子どもがいる者もいる。
ゲイリーのバカにはつきあえないと思いつつ、待ち合わせ場所に足が向いてしまう。
20年ぶりにやってきた故郷の町はイギリス郊外のニュートン・ヘイヴン。
ここでパブ12軒をハシゴ、5人で60パイントのビールを飲む。
ゲイリーはこれを何が何でもやり遂げるのだと主張する。
(ちなみにパイントは英と米で異なるそうで、英では1パイント= 0.56826125リットル、
60パイントならば約34リットルということか。)
こうしてアラフォー男たちはパブに足を踏み入れるが、
なんだか町全体を異様な雰囲気が覆っているような気がしてきて……。
一応SFアクションコメディですからね、途中からあり得ない方向へと話が進みます。
同トリオ作品をご覧になっている人なら想定内でしょうけれども。
しかし、想定外に持って行きたかったのか、終盤はかなりグダグダの感。
これ以上書くとネタバレですし、本作に関してはネタバレしてはつまらないので、
変な映画だなぁと思いながら観ることをオススメします。
“ホビット”シリーズのビルボ役、マーティン・フリーマンをこんな作品で観られるのは楽しいし、
彼の妹役を演じるロザムンド・パイク、私はかな~り好きです。
こんなヘンテコな映画を撮る監督なのに、
彼が挙げる2013年度のベストテンはわりと普通で余計に可笑しい。
興味のある方はウィキペディアに掲載されていますのでどうぞ。
監督の恋人、アナ・ケンドリックも面白い女優さんですよね。
グダグダだなぁと思いながら観ていたのですが、
ものすごく笑う女性客がいて、この人にかなり釣られました。
そのおかげで評価3割増しぐらいかも。
こういう楽しい雰囲気の中で観られるのも劇場の良さ。
なお、本作の公開記念として心斎橋の飲み屋12軒をハシゴするスタンプラリー開催中。
発売中の『映画秘宝』には町山智浩氏による『ワールズ・エンド』元ネタ大事典も。
どこもかしこも同じ店なんてつまらない。
なんでもスタバにされてたまるか。