『スーパー!』(原題:Super)
監督:ジェームズ・ガン
出演:レイン・ウィルソン,エレン・ペイジ,リヴ・タイラー,
ケヴィン・ベーコン,ネイサン・フィリオン他
さて、やっとお盆休みに観た4本目について。
これはシネマート心斎橋にて『メタルヘッド』とハシゴ。
とりあえず再来週までは続映決定済みのようです。
シンプルすぎる邦題ですが、原題も“Super”。
ファミレスで来る日も来る日もハンバーガーのパテを焼く、
見た目まったくイケてない中年男フランク。
冴えない人生の中で、唯一自慢できることと言えば、
彼とは到底釣り合わないナイスバディの美女サラのハートを射止めたこと。
しかし、近頃なんだか彼女の様子がおかしい。
サラの留守中に彼女を訪ねてきたのは、
胸をはだけた色気むんむんのジョックという男。
不審に思いつつも、朝食の卵料理をジョックに振る舞うフランク。
それから数日後、サラが突然出て行ってしまう。
どうやらジョックは大物ドラッグディーラーで、
彼に入れあげたサラは、あっさりフランクを捨てた模様。
サラの居所を突き止めたフランクは、
彼女がクスリ漬けにされかけていることを知る。
最愛の妻を取り戻すため、フランクは悪と闘う決意をする。
コミック店で参考になりそうなヒーロー物を物色していると、
オタクな女性店員リビーがあれこれ教えてくれる。
コスチュームを身にまとい、手始めに街でひと暴れ。
事情を知ったリビーが相棒にしろと言いだし、
ふたりは“クリムゾンボルト&ポルティー”として、ジョック邸へ向かうのだが……。
『メタルヘッド』では父親役だったレイン・ウィルソンが主役。
ハシゴだったおかげで、役柄のギャップも楽しめました。
リビー役には『JUNO/ジュノ』(2007)のエレン・ペイジ。
『ローラーガールズ・ダイアリー』(2009)の女子高生役、
『インセプション』(2010)の大学生役など、
彼女の飄々とした雰囲気は意外にどんな役にもハマります。
愛しの妻にはリヴ・タイラー。相変わらず二の腕むちむち。(^^;
セクシーなジョック役にケヴィン・ベーコンは、ちょい年取りすぎ。
『ワイルドシングス』(1998)の「どうだ!俺のハダカは!」の頃が懐かしい。
そこそこ出演陣を知っていて、配役の妙も楽しめる人にオススメですが、
そうでなくても、きっとばかばかしさが嬉しくなる作品です。
『キック・アス』(2010)が気に入った人は、これも好きなはず。
けれど、こっちのほうがお下劣度はかなり上なので、あしからず。
お盆休みの4本は、真面目度、不真面目度に差はあれど、
どれも人生捨てたもんじゃない、なんとかなるさと思わせてくれる佳作でした。
監督:ジェームズ・ガン
出演:レイン・ウィルソン,エレン・ペイジ,リヴ・タイラー,
ケヴィン・ベーコン,ネイサン・フィリオン他
さて、やっとお盆休みに観た4本目について。
これはシネマート心斎橋にて『メタルヘッド』とハシゴ。
とりあえず再来週までは続映決定済みのようです。
シンプルすぎる邦題ですが、原題も“Super”。
ファミレスで来る日も来る日もハンバーガーのパテを焼く、
見た目まったくイケてない中年男フランク。
冴えない人生の中で、唯一自慢できることと言えば、
彼とは到底釣り合わないナイスバディの美女サラのハートを射止めたこと。
しかし、近頃なんだか彼女の様子がおかしい。
サラの留守中に彼女を訪ねてきたのは、
胸をはだけた色気むんむんのジョックという男。
不審に思いつつも、朝食の卵料理をジョックに振る舞うフランク。
それから数日後、サラが突然出て行ってしまう。
どうやらジョックは大物ドラッグディーラーで、
彼に入れあげたサラは、あっさりフランクを捨てた模様。
サラの居所を突き止めたフランクは、
彼女がクスリ漬けにされかけていることを知る。
最愛の妻を取り戻すため、フランクは悪と闘う決意をする。
コミック店で参考になりそうなヒーロー物を物色していると、
オタクな女性店員リビーがあれこれ教えてくれる。
コスチュームを身にまとい、手始めに街でひと暴れ。
事情を知ったリビーが相棒にしろと言いだし、
ふたりは“クリムゾンボルト&ポルティー”として、ジョック邸へ向かうのだが……。
『メタルヘッド』では父親役だったレイン・ウィルソンが主役。
ハシゴだったおかげで、役柄のギャップも楽しめました。
リビー役には『JUNO/ジュノ』(2007)のエレン・ペイジ。
『ローラーガールズ・ダイアリー』(2009)の女子高生役、
『インセプション』(2010)の大学生役など、
彼女の飄々とした雰囲気は意外にどんな役にもハマります。
愛しの妻にはリヴ・タイラー。相変わらず二の腕むちむち。(^^;
セクシーなジョック役にケヴィン・ベーコンは、ちょい年取りすぎ。
『ワイルドシングス』(1998)の「どうだ!俺のハダカは!」の頃が懐かしい。
そこそこ出演陣を知っていて、配役の妙も楽しめる人にオススメですが、
そうでなくても、きっとばかばかしさが嬉しくなる作品です。
『キック・アス』(2010)が気に入った人は、これも好きなはず。
けれど、こっちのほうがお下劣度はかなり上なので、あしからず。
お盆休みの4本は、真面目度、不真面目度に差はあれど、
どれも人生捨てたもんじゃない、なんとかなるさと思わせてくれる佳作でした。