夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『怒り』

2016年09月30日 | 映画(あ行)
『怒り』
監督:李相日
出演:渡辺謙,森山未來,松山ケンイチ,綾野剛,広瀬すず,佐久本宝,ピエール瀧,
   三浦貴大,高畑充希,原日出子,池脇千鶴,宮崎あおい,妻夫木聡他

秋分の日。前日はタイ人夫妻と天満橋で晩ごはん。
この日はおそらくダンナだけがご夫妻のお相手をすることになるだろうと、
私はかねてから映画ハシゴ4本の計画を立てていました。
ところが話の流れで私もおつきあいすることに。
秋分の日の深夜便で帰国予定のご夫妻は、ラーメンを食べてみたいとおっしゃる。
ラーメン、どこが美味しいか私ら知らんねんなぁ。
天満橋のシェフに尋ねたら、何軒か教えてくださいました。
そのうちの1軒、外国人ウケもよさそうな“一蘭”に決定。

で、4本ハシゴの夢は破れたけれど、せめて1本は観たいやん。
というわけで、谷町四丁目のホテルロビーで待ち合わせ前に、
TOHOシネマズ梅田にて、何が何でも観たかった本作を鑑賞。

吉田修一、かなり好きです。
ヘヴィーだけれど、やるせなさと共に一筋の光も感じる。そんな小説が多いから。
原作読了後に“ブクログ”にUPしたレビューはこちら
監督は同じく吉田修一原作の『悪人』(2010)の李相日
世間の評判はもっぱら妻夫木聡綾野剛の絡みのシーンだそうですが、
それも込みで(笑)、私はこの映画がめちゃめちゃ好きです。

八王子で起きた夫婦惨殺事件。風呂場には被害者の血による「怒」という文字。
直後に犯人は山神一也という男であることが判明するが、まんまと逃げられてしまう。
行方は杳として知れず、整形して逃亡生活を送っていると思われる。
捜査班の刑事・南條邦久(ピエール瀧)と北見壮介(三浦貴大)もやきもき。

1年後、千葉、東京、沖縄に素性の知れない3人の男が現れる。
いずれも身元不詳で山神と同年代、頬にほくろがあり、左利き。

千葉の港町に現れたのは田代哲也(松山ケンイチ)。
漁師の槇洋平(渡辺謙)は、家出して歌舞伎町にいた娘の愛子(宮崎あおい)を連れ戻す。
愛子が不在の間に町に住み着いたのが田代だった。
陰のある田代に愛子がしきりとかまう形で親しくなり、同棲したいと言い出す。

東京に現れたのは大西直人(綾野剛)。
ゲイの藤田優馬(妻夫木聡)はハッテン場となっているサウナで直人に出会う。
目的はただ一つのはずの場所に来ておいてシラケている直人を優馬は押し倒す。
激しく抵抗する直人だったが、事が終わると優馬についてくる。

沖縄の離島に現れたのは田中信吾(森山未來)。
ここへ引っ越してきたばかりの小宮山泉(広瀬すず)は、
同級生の知念辰哉(佐久本宝)に頼んで離れ小島へ舟を出してもらう。
ひとりで小島をうろついていると、廃墟の中から出てきたのが田中。

上下巻のボリュームの原作をどのように2時間余りにまとめたのかと思ったら、
李監督、巧い、あっぱれです。
原作で不要だったとは言えないけれど、たとえば優馬の兄夫婦とか、
男にだらしないせいでひとつ所に居られない泉の母親のことだとか、
映画化に際して無くても話を進められる人物や件(くだり)はバッサリあるいは簡単に。

配役を知ったときにビジュアルがちがいすぎると感じた愛子役の宮崎あおい。
原作では白痴美ではなくて白痴に思われた、ぽっちゃりを超えてデブの愛子。
それがなぜに宮﨑あおいかとビジュアル重視の映画に苦笑いしていましたが、
久々にステレオタイプでない彼女を見た気がします。絶妙。

そして冒頭でも書いたように、心が打ち震えたのは妻夫木聡。
この人の涙をこらえる姿、たまらん。
本作のためにしばらく一緒に暮らしてみたという妻夫木くんと綾野剛。
ほんまにカップルに見えます。

ほかのキャストもみんな上手い。それぞれビタッとハマっていました。
優馬の病床の母親役に原日出子、面倒見のいい愛子の従妹に池脇千鶴
優馬にあらぬ疑いを抱かせるきっかけとなる直人の密会相手役・高畑充希も、
出番は少ないながらも凜とした印象を残します。

いったい誰が山神なのか。犯人当てのミステリーを求める人にはおそらく物足りない。
だっていちばん怪しく見える人が犯人だし、
犯人がわかったところで動機は釈然とせず、ただのサイコパスと言ってもいい。
それよりも、彼ら3人と共に過ごす人々の心の動きを感じたい。

信じるべき人を信じられず、信じてはいけない人を信じてしまう。
「信じてくれてありがとう」。
坂本龍一の音楽も絶妙のタイミングで涙の後押し。
あ、思い出してもまた泣きそう。

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『レッドタートル ある島の物語』

2016年09月28日 | 映画(ら行)
『レッドタートル ある島の物語』(原題:La Tortue Rouge)
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット

天満橋でタイ人夫妻と晩ごはんの前に映画を2本ハシゴ。
前述の『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』に続いて、
同じくTOHOシネマズなんばにて。

日本/フランス/ベルギー作品。
オランダ出身のアニメーション作家マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが監督。
フランスの映画監督・脚本家であるパスカル・フェランが脚本を担当。
数々の宮崎駿作品でプロデューサーや脚本を務めたほか、
『火垂るの墓』(1988)や『かぐや姫の物語』(2013)ではメガホンを取った高畑勲が本作の製作に関わった、
スタジオジブリ思いきり絡みまくりの作品です。

無人島にたったひとりで漂着した男。
なんとか島を脱出しようと木を切って筏を完成させること3回。
いずれも海底から何者かに突き上げられて大破。
そいつの正体が大きな亀だと判明するが、対抗するすべはない。
筏がぶっ潰れるたびに沖から泳いで島に戻り、心身共にへとへと。

あるとき、目の前にあの亀が現れる。
自分をあざけるかのような亀に憎悪を募らせ、男は亀に殴りかかる。
砂浜に甲羅ごとひっくり返すと、もがく亀を何日も放置する。

やがて亀が力尽きたかに見えたとき、
なんとか亀を生き返らせようとするが、時すでに遅し。
後悔の念に駆られる男。

数日後、甲羅だけを残して亀の姿が消える。
代わりに男の前に美しい女が現れ……。

台詞は唸り声や叫び声以外にはひと言もなし。
詩的で非常に美しい映像ではありますが、
殺された亀が美女に生まれ変わって男と生涯を共にするという展開を
どう受け止めればいいのかわかりません。
鶴の恩返しではないし、赦しがテーマになっているのか。

眠くなっても不思議ではない作品なのに
ちっとも睡魔に襲われなかったのは、
やはり映像が美しくて退屈はしなかったからでしょう。
海、砂浜、森、空、すべてがこのうえなく美しい。
このなかにあっては台詞など無用のものだと思えます。
素人的意見ですが、目とか口とかがほとんど「・」のアニメーションなのに、
男と女と息子、それぞれの感情がきちんと伝わってくるのは凄い。
亀の気持ちだけがわからんかったということで。(^^;

大きなスクリーンで観たい作品です。

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『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

2016年09月26日 | 映画(は行)
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(原題:The BFG)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:マーク・ライランス,ルビー・バーンヒル,ペネロープ・ウィルトン,
   ジェマイン・クレメント,レベッカ・ホール,レイフ・スポール他

ダンナが出張中にお世話になっていたタイ人夫婦が新婚旅行のために来日。
秋分の日の前日に来阪して翌日の深夜便で帰国するというので、
一緒に晩ごはんをとることになり、タイのワインを天満橋へ持ち込み。
どの国の料理よりもタイフードをこよなく愛する彼らのため、
シェフがワインに合わせて激辛パスタをつくってくださいました。
自国の料理の辛さとはちょっと異なる辛さだったようですが、
それでもその辛さには客人も満足してくれた様子。いや~、マジで辛かった。(^o^)

さてこの日、別に休みを取らなくても十分に間に合う時間からの晩ごはんでしたが、
せっかく大阪市内へ出かけるならば、その前に映画を観たい。
午後休を取り、天満橋界隈ではもっとも安い谷町駐車場へ向かいました。
駐車場に到着したのが12:50、13:00に地下鉄谷町線に乗車。
谷町九丁目で千日前線に乗り換えて13:15になんば着。
TOHOシネマズなんばで13:30から上映開始の本作にすべり込み。

1990年に亡くなったイギリスの作家ロアルド・ダール。
児童文学も多く手がけ、映画化された作品も多い。
『ジャイアント・ピーチ』(1996)や『チャーリーとチョコレート工場』(2005)、
『ファンタスティック Mr. FOX』(2009)がそうですね。
宮崎駿がダールのファンだそうで、宮崎作品にはダールへのオマージュも見受けられます。

そのダールの1982年の作品“The BFG”を映画化したのはスティーヴン・スピルバーグ
アメリカ作品ながら、耳に心地よいイギリス英語が流れます。
心優しき巨人に扮するのは、同じくスピルバーグ監督作品の『ブリッジ・オブ・スパイ』で、
決して口を割らなかったスパイを演じたマーク・ライランスです。

ロンドンの孤児院に暮らす10歳の少女ソフィー。
不眠症の彼女は夜中に院内をうろうろ。
窓の外の気配に恐怖を感じながらも好奇心が優ってカーテンを開けたところ、
そこには体長が何メートルもある恐ろしげな巨人が。
悲鳴を上げたものの誰も気づかず、ソフィーは「巨人の国」へと連れ去られてしまう。

恐ろしく見えたその巨人“ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(BFG)”は
子どもたちに良い夢を吹き込むことを日課とする優しい巨人。
ソフィーとBFGは次第に心を通わせるようになる。
しかしBFGを除けば、巨人の国に暮らしているのは人を食う巨人ばかり。
体がいちばん小さいBFGはいつも彼らにいじめられている。

ある日、ほかの巨人たちが人間を食べに行こうとしているのを知ったBFGとソフィーは、
なんとかそれを阻止できないものかと頭をひねる。
秘策を思いついたふたりは、イギリス王妃に会いに行くのだが……。

BFGとソフィーがひたすら楽しく時を過ごすシーンが若干退屈で、一瞬睡魔が。
が、イギリス王妃に会いにいくところからはとても楽しい。
宮廷で歓待されるふたりの様子にはニッコリ。
BFGに用意された椅子とテーブル、料理と、それをたいらげるBFGの幸せそうなこと。
おしゃまなソフィーがとても可愛く、この新人子役ルビー・バーンヒルは今後も楽しみ。
王妃役のペネロープ・ウィルトンはおならをしても気品に溢れています(笑)。

勇気さえあれば、巨人も王妃も動かすことができる。世界も変わる。
お子さまにもどうぞ。

しかし、「みたく」に「言いまつがえる」、
松浦美奈さんって、だんだん戸田奈津子さん化してません?

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『ハドソン川の奇跡』

2016年09月24日 | 映画(は行)
『ハドソン川の奇跡』(原題:Sully)
監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス,アーロン・エッカート,ローラ・リニー,アンナ・ガン,
   オータム・リーサー,ホルト・マッキャラニー,マイク・オマリー他

試写会のチケットが当たったから、あげる」と友人から連絡あり。
え~、クリント・イーストウッドやで、トム・ハンクスやで、
当たったのに行かないなんて、なんともったいない。
その友人、当たったはいいけれど、会場が遠すぎて電車代のほうが高くつくらしい。
そしてその遠すぎる会場は、私の職場からは近すぎる109シネマズ大阪エキスポシティ。

109シネマズでの試写会は、先に当選はがきを座席指定券と交換しなければなりません。
当日の劇場オープン時から随時、座席指定券との交換を受け付け。
朝イチに行くのはもちろん無理だけど、エキスポシティなら昼休みに往復できる。
お昼のチャイムが鳴ると同時に飛び出して、エキスポシティへ。
前方端っこ席を取ろうと思ったら、おねえさんからエグゼクティブシートを勧められ。

この日は台風16号が襲来。
風雨が強くなりはじめた時間帯で、屋根なしの平面駐車場にはさすがに1台の駐車もなし。
が、建物内に入れば平日の昼間と思えないほどの混みっぷりで、人気の飲食店は長蛇の列。
やけに子ども連れが多いなぁと思ったら、そうか、今日は警報が出て休校。
危険だから外に出ないための休校ですよね、ホントは。(^^;

世界中の誰もが知っているとおぼしき実話が基
2009年のUSエアウェイズ1549便不時着水事故について、
世間が機長を英雄だと称えていた陰でこんなことが起きていたとは。

2009年1月15日、乗員乗客155人を乗せた旅客機USエアウェイズ1549便が、
ニューヨークのラガーディア空港を離陸。
直後にバードストライク(鳥が機体に衝突する事故)に遭い、全エンジンの機能を失う。

機長のサリーことチェズレイ・サレンバーガーは瞬時に思考をめぐらす。
ラガーディアへ引き返すことも考えるが、急速に高度を下げる機体はもちそうにない。
航空管制は近くのテターボロ空港への着陸を促すが、それも無理だろう。
目の前にあるハドソン川に不時着するよりほかないと決断したサリーは、
副機長のジェフ・スカイルズと共に、みごと機体を着水させる。
155人全員の命を守り抜いたサリーは、英雄として人々に迎えられる。

ところが、事故調査委員会に召喚されたサリーとジェフは、
ラガーディアに引き返す、もしくはテターボロの空港へ着陸すべきだったと言われる。
コンピュータのシミュレーションによればいずれも可能で、
サリーの誤った決断が乗客を危険にさらしただけなのではないかと厳しい追及を受け……。

サリーが追及されているとは知らない人々は、彼を英雄扱いしたままで、
滞在先のホテルばかりか妻子のいる自宅もマスコミに包囲されます。
テレビ番組などへの出演依頼も殺到し、しかし、笑えないサリー。
自分の判断は絶対に間違っていなかったと確信しているのに、
追及を受けるうちに悪夢に悩まされ、時として自信が揺らぐことも。

事故調査委員会の面々と来たら、腹の立つツラばかり。(^^;
フライト前の最後の飲酒はいつかとか、私生活生活に問題はなかったかとか、
ねぎらう様子などまるでなく、あら探しに必死。
そんな質問にいらだちを隠せないジェフに対して、
サリーは「それが彼らの仕事なんだから仕方ない」と言います。
多大なストレスを抱えながらも常に冷静。
けれども、いかに冷静な人間であっても、コンピュータとはちがう。
このような前代未聞の状況下になれば、
コンピュータのシミュレーションどおりには行かないということをどうやって証明するか。
ものすごく見応えがあります。

監督が異なればもっとド派手に英雄として崇めるだけの作品になったかもしれません。
クリント・イーストウッドさすがです。
それに応えた機長役のトム・ハンクスも、副機長役のアーロン・エッカートも。
演出も音楽も控えめで○。

IMAXでの試写会、めっちゃ良かったです。
友人に感謝。

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『超高速!参勤交代 リターンズ』

2016年09月23日 | 映画(た行)
『超高速!参勤交代 リターンズ』
監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介,深田恭子,伊原剛志,寺脇康文,上地雄輔,知念侑李,
   柄本時生,六角精児,市川猿之助,石橋蓮司,陣内孝則,西村雅彦他

109シネマズ箕面にて、前述の『スーサイド・スクワッド』とハシゴ。

前作『超高速!参勤交代』(2014)と監督と主要キャストは同じ。
世の中には前作を観なくてもわかる続編も存在しますが、
これに関しては前作を観てからでないとついていけないと思われます。

前作と同じく、八代将軍・徳川吉宗(市川猿之助)が治世する時代。
現在の福島県いわき市にある磐城国の湯長谷藩。
藩の金山を狙う幕府老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略に打ち勝ち、
無事に「参勤」を果たした藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)と、
家臣の相馬兼嗣(西村雅彦)、荒木源八郎(寺脇康文)、鈴木吉之丞(知念侑李)、
増田弘忠(柄本時生)、今村清右衛門(六角精児)たち。

藩から江戸への「参勤」を果たしたというものの、
江戸から藩への「交代」を終えて初めて完結する。
藩主の帰りを待ちわびる村の民たちのもとへ一刻も早くと、
息をつくのもほどほどに帰路へとついた政醇一行。
その道中、政醇とお咲(深田恭子)の結婚を祝おうと皆が盛り上がっていると、
湯長谷で一揆が起こったとの知らせが入る。

一揆が起きるなどとは信じられず、
自分は民の気持ちを少しもわかっていなかったのだろうかと落ち込む政醇。
一揆が起これば当然お上が現地に出向いて調べられ、
もしかするとお取り潰しになるかもしれぬ。
それだけは避けなければと、とにかく一行は急いで湯長谷へ向かう。

ところが行く先々で命を狙われるような出来事が。
実は一揆も何もかも、湯長谷藩への復讐に燃える信祝による陰謀。
信祝は、政醇一行の行く手に尾張柳生の忍者軍団を差し向け、
政醇らの命を奪おうとしたばかりか、将軍の座をモノにしようと画策しており……。

前作では通常のほぼ半分の日数で参勤せねばならないということで、
西村雅彦演じる兼嗣が知恵を絞る様子が可笑しかった。
今回も多少はそうした知恵が求められるものの、ほとんどが戦闘シーン。
チャンバラを堪能できるかわりに、知恵に唸るシーンは控えめ。

キャストはいわずもがなの楽しさで、上には書かなかったけれど、
前作に引き続いて出演している雲隠段蔵役の伊原剛志がしばしば笑わせてくれますし、
大岡忠相役の古田新太は顔だけで可笑しいのに大真面目。
特筆すべき格好良さは諸坂三太夫役の渡辺裕之で、ヨダレが出そうでした(笑)。
還暦でこの肉体、何!?

やっぱりいいですよね、こんな福島応援歌。

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