《わ》
『私は「うつ依存症」の女』(原題:Prozac Nation)
アメリカとドイツの合作。
エリザベス・ワーツェルの自伝小説をノルウェー出身の監督が映画化。
リジーは教育育熱心な母の望みどおり、ハーバード大に入学。
以前からうつ症状に悩まされているものの、
ライターを目指す彼女は、有名音楽雑誌から執筆を依頼され、
ルームメイトとも親しくなり、順調な学生生活をスタートしたかに見えた。
しかし、ふとしたことからルームメイトと不仲に。
さらには音信不通だった父親が突然彼女のもとを訪れて、情緒不安定に陥り……。
原題は“Prozac Nation”。
プロザックとは世界的に有名な抗うつ剤で、
情緒不安定な患者には、その程度を問わずに処方される薬のようです。
リジーもやはり処方され、服用している間は確かに気持ちが軽くなるけれど、
こんなの私じゃないと思うようになります。
誰でも彼でもプロザック。
それを皮肉って「プロザック国家」と彼女は呼びます。
この作品以外でも、情緒不安定な登場人物に
「プロザックを飲ませておけ」という台詞が出てきました。
今年亡くなった私の元上司は麻薬の研究者でもあり(怪しい仕事じゃないですよ(^^;)、
かつてこんなことを話してくれました。
「ドラッグってな、気分のいいときに使うとどんどんいいほうへ行くねんけど、
落ち込んでるときに気分を明るくしようと思って使うと
絶対あかんねん。どん底まで落ち込んで、死にたくなる」。
プロザックとドラッグを一緒にしてはいけないでしょうが、
この作品を観ていて、この元上司の言葉を思い出しました。
《を》《ん》
当然なし。
なんとか年内に終了しました。
本年もおつきあいいただき、深く感謝いたします。
どうもありがとうございました。
来年もがんばって、いっぱい映画を観たいと思います。
どうぞよいお年を!
『私は「うつ依存症」の女』(原題:Prozac Nation)
アメリカとドイツの合作。
エリザベス・ワーツェルの自伝小説をノルウェー出身の監督が映画化。
リジーは教育育熱心な母の望みどおり、ハーバード大に入学。
以前からうつ症状に悩まされているものの、
ライターを目指す彼女は、有名音楽雑誌から執筆を依頼され、
ルームメイトとも親しくなり、順調な学生生活をスタートしたかに見えた。
しかし、ふとしたことからルームメイトと不仲に。
さらには音信不通だった父親が突然彼女のもとを訪れて、情緒不安定に陥り……。
原題は“Prozac Nation”。
プロザックとは世界的に有名な抗うつ剤で、
情緒不安定な患者には、その程度を問わずに処方される薬のようです。
リジーもやはり処方され、服用している間は確かに気持ちが軽くなるけれど、
こんなの私じゃないと思うようになります。
誰でも彼でもプロザック。
それを皮肉って「プロザック国家」と彼女は呼びます。
この作品以外でも、情緒不安定な登場人物に
「プロザックを飲ませておけ」という台詞が出てきました。
今年亡くなった私の元上司は麻薬の研究者でもあり(怪しい仕事じゃないですよ(^^;)、
かつてこんなことを話してくれました。
「ドラッグってな、気分のいいときに使うとどんどんいいほうへ行くねんけど、
落ち込んでるときに気分を明るくしようと思って使うと
絶対あかんねん。どん底まで落ち込んで、死にたくなる」。
プロザックとドラッグを一緒にしてはいけないでしょうが、
この作品を観ていて、この元上司の言葉を思い出しました。
《を》《ん》
当然なし。
なんとか年内に終了しました。
本年もおつきあいいただき、深く感謝いたします。
どうもありがとうございました。
来年もがんばって、いっぱい映画を観たいと思います。
どうぞよいお年を!