『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(原題:Sicario: Day of the Soldado)
監督:ステファノ・ソッリマ
出演:ベニチオ・デル・トロ,ジョシュ・ブローリン,イザベラ・モナー,
マシュー・モディーン,イライジャ・ロドリゲス,キャサリン・キーナー他
前述の『エリック・クラプトン 12小節の人生』の後、
同じく大阪ステーションシティシネマにて。
なにせ『クラプトン』は7:50からの上映でしたから、本作の上映開始時間はまだ10:30。
こんな時間にすでに2本目を観られると思うと、なんて充実した日だと嬉しくなります。
『ボーダーライン』(2015)の続編。
前作の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴでしたが、本作の監督ステファノ・ソッリマは知らない人。
ウィキペディアの日本版にはまだ名前がありません。
しかし脚本はテイラー・シェリダンだし、出演陣も渋く豪華。
男臭さがウケるのか、予想以上に客が入っていました。
『クラプトン』もオッサンばかりだったけど、これもオッサンだらけ(笑)。
アメリカ・カンザス州カンザスシティの商業施設で、
子どもを含む多くの民間人を巻き込む自爆テロ発生。
アメリカ合衆国国土安全保障省は、犯人らを不法入国者と推測し、
メキシコの麻薬カルテルが彼らにテロ資金を提供していると仮定する。
大統領からカルテルの殲滅を命じられたCIAエージェントのマット・グレイヴァーは、
かつてカルテルに家族を殺されたコロンビアの元検察官アレハンドロ・ギリックをリクルート。
そのほか、信頼できる精鋭部隊を率いて極秘ミッションに取りかかる。
マットが考えたのは、カルテル同士の抗争を誘発させる手段。
巨大カルテル、レイエス家の娘イサベルを学校帰りに誘拐すると、
それを敵対するカルテルの仕業だと思い込ませるのだが……。
前作から3年経っていますから、話なんてほとんど忘れています。
観ているうちに少しずつ場面を思い出したものの、全部はとても思い出せない。
しかし何も知らなくても楽しめる作品です。
アレハンドロ役のベニチオ・デル・トロがとにかく切ない。
一時すごい中年太りで、もともと下ぶくれの顔がよりたるんだ印象でしたが、
どことなく引き締まり、渋い格好良さがあります。
イサベルを連れて国境へ向かうシーンは『レオン』(1994)のよう。
昔、このブログにも確か書いたことがある話。
メキシコに旅行した知人が、向こうの空港で「大阪は怖い」とメキシコ人が話しているのを聞いたとか。
これを観たら、どこが大阪怖いねん、メキシコの比やないやろとまたツッコミ入れたくなります。
幼い頃から犯罪に手を染め、やがて暗殺者になるかもしれない子どもたち。
生きるためにはそうするしかないのかと思ってしまう。
お金がなくても幸せだなんて、言えない。
で、続編あるんですね。いつになるか知らないけど、待ってます。
監督:ステファノ・ソッリマ
出演:ベニチオ・デル・トロ,ジョシュ・ブローリン,イザベラ・モナー,
マシュー・モディーン,イライジャ・ロドリゲス,キャサリン・キーナー他
前述の『エリック・クラプトン 12小節の人生』の後、
同じく大阪ステーションシティシネマにて。
なにせ『クラプトン』は7:50からの上映でしたから、本作の上映開始時間はまだ10:30。
こんな時間にすでに2本目を観られると思うと、なんて充実した日だと嬉しくなります。
『ボーダーライン』(2015)の続編。
前作の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴでしたが、本作の監督ステファノ・ソッリマは知らない人。
ウィキペディアの日本版にはまだ名前がありません。
しかし脚本はテイラー・シェリダンだし、出演陣も渋く豪華。
男臭さがウケるのか、予想以上に客が入っていました。
『クラプトン』もオッサンばかりだったけど、これもオッサンだらけ(笑)。
アメリカ・カンザス州カンザスシティの商業施設で、
子どもを含む多くの民間人を巻き込む自爆テロ発生。
アメリカ合衆国国土安全保障省は、犯人らを不法入国者と推測し、
メキシコの麻薬カルテルが彼らにテロ資金を提供していると仮定する。
大統領からカルテルの殲滅を命じられたCIAエージェントのマット・グレイヴァーは、
かつてカルテルに家族を殺されたコロンビアの元検察官アレハンドロ・ギリックをリクルート。
そのほか、信頼できる精鋭部隊を率いて極秘ミッションに取りかかる。
マットが考えたのは、カルテル同士の抗争を誘発させる手段。
巨大カルテル、レイエス家の娘イサベルを学校帰りに誘拐すると、
それを敵対するカルテルの仕業だと思い込ませるのだが……。
前作から3年経っていますから、話なんてほとんど忘れています。
観ているうちに少しずつ場面を思い出したものの、全部はとても思い出せない。
しかし何も知らなくても楽しめる作品です。
アレハンドロ役のベニチオ・デル・トロがとにかく切ない。
一時すごい中年太りで、もともと下ぶくれの顔がよりたるんだ印象でしたが、
どことなく引き締まり、渋い格好良さがあります。
イサベルを連れて国境へ向かうシーンは『レオン』(1994)のよう。
昔、このブログにも確か書いたことがある話。
メキシコに旅行した知人が、向こうの空港で「大阪は怖い」とメキシコ人が話しているのを聞いたとか。
これを観たら、どこが大阪怖いねん、メキシコの比やないやろとまたツッコミ入れたくなります。
幼い頃から犯罪に手を染め、やがて暗殺者になるかもしれない子どもたち。
生きるためにはそうするしかないのかと思ってしまう。
お金がなくても幸せだなんて、言えない。
で、続編あるんですね。いつになるか知らないけど、待ってます。