『マリリン 7日間の恋』(原題:My Week with Marilyn)
監督:サイモン・カーティス
出演:ミシェル・ウィリアムズ,ケネス・ブラナー,エディ・レッドメイン,
ドミニク・クーパー,ジュリア・オーモンド,ジュディ・デンチ他
どの店舗も常時長蛇の列ができているクリスピー・クリーム・ドーナツ。
大阪ステーションシティシネマに行くときに通るルクア大阪店も同じ。
一度くらい食べてみたいけれど、あの列に並ぶ気力は無し。
だもんで、一生行けないかもと思っていました。
休日の朝イチ、9:10の回を観る予定でステーションシティシネマに向かったら、
なんとクリスピー・クリーム・ドーナツ、がらがら。チャンス到来に目がキラリ。
コーヒーとドーナツ1個のモーニングセット、320円をテイクアウトしたら、
ドーナツの無料券2枚くれるわ、スタバもやっている当日2杯目のコーヒーは100円のレシートくれるわ。
……だけど、次に寄るときはどこもあの行列でしょ。寄れないやん。(;_;)
とりあえず休日に早起きした甲斐はあり、いそいそしながら“マリリン”。
言わずもがなのハリウッドのスーパースター、マリリン・モンロー。
セックスシンボルから演技派への脱皮を図る彼女は、
名優ローレンス・オリヴィエが監督を務める『王子と踊り子』(1957)への出演を決める。
本作は、その撮影の舞台裏を、第3助監督だったコリン・クラークが綴ったもの。
1956年、劇作家アーサー・ミラーと結婚したばかりのマリリン・モンローは、
『王子と踊り子』の撮影のためにロンドンへと降り立つ。
マリリンが信頼をおくポーラ・ストラスバーグを演技指導者として同行させるが、
その演技手法をローレンス・オリヴィエはことごとく否定。
どうしていいやらわからなくなったマリリンは、
気が滅入ると部屋に閉じこもり、決して時間どおりには現場に来ない。
そんなとき、マリリンの様子を見に走らされたのがコリン・クラーク。
名家に生まれたコリンは、親のつてでどこにでも就職できそうなものを、映画の世界への夢を捨てない。
助監督と言えば聞こえはいいが、要するに雑用係である通称サードの役目を喜んで引き受ける。
マリリンはコリンにだけは心を許したように見えて……。
これまで秘密にされてきたコリン・クラークの回顧録が基ということは、
真実かどうかを知るのは彼のみで、単なる妄想かもしれません。
けれど、仮にこれが妄想だとしても、非常にフェア。
なぜなら、本作から感じ取れるのはコリンの想いで、
マリリンが本気だったことを感じさせるシーンはないのです。
純情なコリンは、マリリンに騙されているかもと思ったか思わなかったか。
騙されていると思いたくはなかったでしょうが、
この女性になら騙されてもいいやとどこかで思っていたかもしれません。
また、マリリンにも騙すなんて気はさらさらなく、あれが彼女の素だったのでしょう。
すべてなかったことにと言いながら、
最後にはきっちりお別れに訪れて、忘れないでというマリリン。
ズルイよなぁと思いながら、爽やかな涙に包まれました。
初恋って、やっぱり甘くてつらいもの。
監督:サイモン・カーティス
出演:ミシェル・ウィリアムズ,ケネス・ブラナー,エディ・レッドメイン,
ドミニク・クーパー,ジュリア・オーモンド,ジュディ・デンチ他
どの店舗も常時長蛇の列ができているクリスピー・クリーム・ドーナツ。
大阪ステーションシティシネマに行くときに通るルクア大阪店も同じ。
一度くらい食べてみたいけれど、あの列に並ぶ気力は無し。
だもんで、一生行けないかもと思っていました。
休日の朝イチ、9:10の回を観る予定でステーションシティシネマに向かったら、
なんとクリスピー・クリーム・ドーナツ、がらがら。チャンス到来に目がキラリ。
コーヒーとドーナツ1個のモーニングセット、320円をテイクアウトしたら、
ドーナツの無料券2枚くれるわ、スタバもやっている当日2杯目のコーヒーは100円のレシートくれるわ。
……だけど、次に寄るときはどこもあの行列でしょ。寄れないやん。(;_;)
とりあえず休日に早起きした甲斐はあり、いそいそしながら“マリリン”。
言わずもがなのハリウッドのスーパースター、マリリン・モンロー。
セックスシンボルから演技派への脱皮を図る彼女は、
名優ローレンス・オリヴィエが監督を務める『王子と踊り子』(1957)への出演を決める。
本作は、その撮影の舞台裏を、第3助監督だったコリン・クラークが綴ったもの。
1956年、劇作家アーサー・ミラーと結婚したばかりのマリリン・モンローは、
『王子と踊り子』の撮影のためにロンドンへと降り立つ。
マリリンが信頼をおくポーラ・ストラスバーグを演技指導者として同行させるが、
その演技手法をローレンス・オリヴィエはことごとく否定。
どうしていいやらわからなくなったマリリンは、
気が滅入ると部屋に閉じこもり、決して時間どおりには現場に来ない。
そんなとき、マリリンの様子を見に走らされたのがコリン・クラーク。
名家に生まれたコリンは、親のつてでどこにでも就職できそうなものを、映画の世界への夢を捨てない。
助監督と言えば聞こえはいいが、要するに雑用係である通称サードの役目を喜んで引き受ける。
マリリンはコリンにだけは心を許したように見えて……。
これまで秘密にされてきたコリン・クラークの回顧録が基ということは、
真実かどうかを知るのは彼のみで、単なる妄想かもしれません。
けれど、仮にこれが妄想だとしても、非常にフェア。
なぜなら、本作から感じ取れるのはコリンの想いで、
マリリンが本気だったことを感じさせるシーンはないのです。
純情なコリンは、マリリンに騙されているかもと思ったか思わなかったか。
騙されていると思いたくはなかったでしょうが、
この女性になら騙されてもいいやとどこかで思っていたかもしれません。
また、マリリンにも騙すなんて気はさらさらなく、あれが彼女の素だったのでしょう。
すべてなかったことにと言いながら、
最後にはきっちりお別れに訪れて、忘れないでというマリリン。
ズルイよなぁと思いながら、爽やかな涙に包まれました。
初恋って、やっぱり甘くてつらいもの。