『あなたの旅立ち、綴ります』(原題:The Last Word)
監督:マーク・ペリントン
出演:シャーリー・マクレーン,アマンダ・セイフライド,アン・ヘッシュ,
トーマス・サドスキー,フィリップ・ベイカー・ホール他
次年度に繰り越しできない有休ラスト1日を先週金曜日に取りました。
まだダンナはタイへ出張中。羽を伸ばす私(笑)。
別に疎遠になる理由があったわけでもないのに
なぜか長らくお会いしていなかった姉さんと何年かぶりに遊ぶことに。
そやわ、このブログを始めるきっかけをつくってくれた姉さんやわ。
午後1時半にJR大阪駅近辺で待ち合わせ。
姉さんはものすごい方向音痴なんです。知り合いの中でダントツ一番なくらい。
しかもケータイを持たない私との待ち合わせでお互い緊張するする(笑)。
中央改札前のキオスクとクリームパン屋が並ぶとこならわかりますかと尋ねたら、
それならきっと行ける、大丈夫とのこと。
ちゃんと来はるかどうか心配やしと乗車予定の電車の時間まで確認、
早めに待ち合わせ場所へ行ったら、
な、なくなってるやん、「くりーむパンの八天堂」。
いやいや、慌てることなかれ、姉さんは中央改札から出てくるはず。
この前で張ってたら会えるやろうと思ったら、
向こうも不安で早めに到着、クリームパン屋ないやんと呆然だったらしい。
しかし「こういうときは動いたらあかん」とじっとしてくれはったおかげで、
不安げに辺りを見回しつつもじっとしてはる姉さん発見。無事会えました。
映画の選択も、巡るパン屋も、晩ごはんの店も任されておりました。
グランフロントの“THE CITY BAKERY”経由で新梅田シティへ。
私は御用達、姉さん初体験のシネ・リーブル梅田にて本作鑑賞。
ほとんどシネコンでしか映画を観ないという姉さんですが、
これならきっと気に入ってくれはるだろうと選んだ1本です。
あ、映画開始までに劇場売店で販売されているハイボール350ml缶を各々空けましたぁ。
広告業界で成功を収め、何不自由ない老後を送る80代のハリエット・ローラー。
ある日、新聞で複数の他人の立派な訃報記事に接して驚く。
故人が生前はどいつもこいつもたいした人物じゃなかったことをハリエットは知っている。
ならば自分が亡くなったときはどのように書かれるのだろう。
さっそくハリエットは馴染みの地元新聞社を訪ねると、
自分の訃報記事を書くように迫る。
生者の訃報を書くなど前代未聞だが、ハリエットは大口スポンサーだから断れない。
結局その仕事を押しつけられたのは若手女性記者のアン・シャーマン。
仕方なくアンがハリエットの知人に取材すると、評判は最悪。
ハリエットのことを褒める人など誰もいない。
それでもなんとか書き上げた訃報記事にハリエットは納得せず、
「最高の訃報記事」にするために自分を変えることにする。
アンはそんな自己チュー婆さんにつきあわされる羽目になり……。
嫌われ者の老婦人ハリエットにはシャーリー・マクレーン。
一見自信のある記者だけど、本当に書きたいものを書けずにいるアンにアマンダ・セイフライド。
王道ですが、笑いと涙のツボがきっちり押さえられています。
人間なんて、歳を取ってからそう変われるものじゃない。
根本のところは変わっていないわけですが、
それでも言葉ひとつ、相手次第で変われることもある。
嫌われていたと思っていても、根の部分をわかっていてくれていた人だっていた。
没後に評価される芸術家や音楽家も多くいますが、
できれば生前に理解されていたことを知りたいもの。
こんなふうに人生を終われたらいいなぁと思います。
さて、本作の鑑賞で心地良くなった後は歩く歩く。
新梅田シティから福島の“フードスケープ”を経由して
中之島ダイビル本館の“パリアッシュ”、肥後橋の“ラ・フルネ”へ。
そこからまた北浜まで歩いて、“BUON GRANDE ARIA”へ到着。
オープンの17時半から閉店時間まで、食べて飲みまくりました。
お店の皆様、長居してすみません。
こうして私の羽伸ばしすぎの日々が過ぎてゆくのでした。
監督:マーク・ペリントン
出演:シャーリー・マクレーン,アマンダ・セイフライド,アン・ヘッシュ,
トーマス・サドスキー,フィリップ・ベイカー・ホール他
次年度に繰り越しできない有休ラスト1日を先週金曜日に取りました。
まだダンナはタイへ出張中。羽を伸ばす私(笑)。
別に疎遠になる理由があったわけでもないのに
なぜか長らくお会いしていなかった姉さんと何年かぶりに遊ぶことに。
そやわ、このブログを始めるきっかけをつくってくれた姉さんやわ。
午後1時半にJR大阪駅近辺で待ち合わせ。
姉さんはものすごい方向音痴なんです。知り合いの中でダントツ一番なくらい。
しかもケータイを持たない私との待ち合わせでお互い緊張するする(笑)。
中央改札前のキオスクとクリームパン屋が並ぶとこならわかりますかと尋ねたら、
それならきっと行ける、大丈夫とのこと。
ちゃんと来はるかどうか心配やしと乗車予定の電車の時間まで確認、
早めに待ち合わせ場所へ行ったら、
な、なくなってるやん、「くりーむパンの八天堂」。
いやいや、慌てることなかれ、姉さんは中央改札から出てくるはず。
この前で張ってたら会えるやろうと思ったら、
向こうも不安で早めに到着、クリームパン屋ないやんと呆然だったらしい。
しかし「こういうときは動いたらあかん」とじっとしてくれはったおかげで、
不安げに辺りを見回しつつもじっとしてはる姉さん発見。無事会えました。
映画の選択も、巡るパン屋も、晩ごはんの店も任されておりました。
グランフロントの“THE CITY BAKERY”経由で新梅田シティへ。
私は御用達、姉さん初体験のシネ・リーブル梅田にて本作鑑賞。
ほとんどシネコンでしか映画を観ないという姉さんですが、
これならきっと気に入ってくれはるだろうと選んだ1本です。
あ、映画開始までに劇場売店で販売されているハイボール350ml缶を各々空けましたぁ。
広告業界で成功を収め、何不自由ない老後を送る80代のハリエット・ローラー。
ある日、新聞で複数の他人の立派な訃報記事に接して驚く。
故人が生前はどいつもこいつもたいした人物じゃなかったことをハリエットは知っている。
ならば自分が亡くなったときはどのように書かれるのだろう。
さっそくハリエットは馴染みの地元新聞社を訪ねると、
自分の訃報記事を書くように迫る。
生者の訃報を書くなど前代未聞だが、ハリエットは大口スポンサーだから断れない。
結局その仕事を押しつけられたのは若手女性記者のアン・シャーマン。
仕方なくアンがハリエットの知人に取材すると、評判は最悪。
ハリエットのことを褒める人など誰もいない。
それでもなんとか書き上げた訃報記事にハリエットは納得せず、
「最高の訃報記事」にするために自分を変えることにする。
アンはそんな自己チュー婆さんにつきあわされる羽目になり……。
嫌われ者の老婦人ハリエットにはシャーリー・マクレーン。
一見自信のある記者だけど、本当に書きたいものを書けずにいるアンにアマンダ・セイフライド。
王道ですが、笑いと涙のツボがきっちり押さえられています。
人間なんて、歳を取ってからそう変われるものじゃない。
根本のところは変わっていないわけですが、
それでも言葉ひとつ、相手次第で変われることもある。
嫌われていたと思っていても、根の部分をわかっていてくれていた人だっていた。
没後に評価される芸術家や音楽家も多くいますが、
できれば生前に理解されていたことを知りたいもの。
こんなふうに人生を終われたらいいなぁと思います。
さて、本作の鑑賞で心地良くなった後は歩く歩く。
新梅田シティから福島の“フードスケープ”を経由して
中之島ダイビル本館の“パリアッシュ”、肥後橋の“ラ・フルネ”へ。
そこからまた北浜まで歩いて、“BUON GRANDE ARIA”へ到着。
オープンの17時半から閉店時間まで、食べて飲みまくりました。
お店の皆様、長居してすみません。
こうして私の羽伸ばしすぎの日々が過ぎてゆくのでした。