夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『あなたの旅立ち、綴ります』

2018年03月31日 | 映画(あ行)
『あなたの旅立ち、綴ります』(原題:The Last Word)
監督:マーク・ペリントン
出演:シャーリー・マクレーン,アマンダ・セイフライド,アン・ヘッシュ,
   トーマス・サドスキー,フィリップ・ベイカー・ホール他

次年度に繰り越しできない有休ラスト1日を先週金曜日に取りました。
まだダンナはタイへ出張中。羽を伸ばす私(笑)。

別に疎遠になる理由があったわけでもないのに
なぜか長らくお会いしていなかった姉さんと何年かぶりに遊ぶことに。
そやわ、このブログを始めるきっかけをつくってくれた姉さんやわ。

午後1時半にJR大阪駅近辺で待ち合わせ。
姉さんはものすごい方向音痴なんです。知り合いの中でダントツ一番なくらい。
しかもケータイを持たない私との待ち合わせでお互い緊張するする(笑)。
中央改札前のキオスクとクリームパン屋が並ぶとこならわかりますかと尋ねたら、
それならきっと行ける、大丈夫とのこと。
ちゃんと来はるかどうか心配やしと乗車予定の電車の時間まで確認、
早めに待ち合わせ場所へ行ったら、
な、なくなってるやん、「くりーむパンの八天堂」。

いやいや、慌てることなかれ、姉さんは中央改札から出てくるはず。
この前で張ってたら会えるやろうと思ったら、
向こうも不安で早めに到着、クリームパン屋ないやんと呆然だったらしい。
しかし「こういうときは動いたらあかん」とじっとしてくれはったおかげで、
不安げに辺りを見回しつつもじっとしてはる姉さん発見。無事会えました。

映画の選択も、巡るパン屋も、晩ごはんの店も任されておりました。
グランフロントの“THE CITY BAKERY”経由で新梅田シティへ。
私は御用達、姉さん初体験のシネ・リーブル梅田にて本作鑑賞。
ほとんどシネコンでしか映画を観ないという姉さんですが、
これならきっと気に入ってくれはるだろうと選んだ1本です。
あ、映画開始までに劇場売店で販売されているハイボール350ml缶を各々空けましたぁ。

広告業界で成功を収め、何不自由ない老後を送る80代のハリエット・ローラー。
ある日、新聞で複数の他人の立派な訃報記事に接して驚く。
故人が生前はどいつもこいつもたいした人物じゃなかったことをハリエットは知っている。
ならば自分が亡くなったときはどのように書かれるのだろう。

さっそくハリエットは馴染みの地元新聞社を訪ねると、
自分の訃報記事を書くように迫る。
生者の訃報を書くなど前代未聞だが、ハリエットは大口スポンサーだから断れない。
結局その仕事を押しつけられたのは若手女性記者のアン・シャーマン。

仕方なくアンがハリエットの知人に取材すると、評判は最悪。
ハリエットのことを褒める人など誰もいない。
それでもなんとか書き上げた訃報記事にハリエットは納得せず、
「最高の訃報記事」にするために自分を変えることにする。
アンはそんな自己チュー婆さんにつきあわされる羽目になり……。

嫌われ者の老婦人ハリエットにはシャーリー・マクレーン
一見自信のある記者だけど、本当に書きたいものを書けずにいるアンにアマンダ・セイフライド
王道ですが、笑いと涙のツボがきっちり押さえられています。

人間なんて、歳を取ってからそう変われるものじゃない。
根本のところは変わっていないわけですが、
それでも言葉ひとつ、相手次第で変われることもある。
嫌われていたと思っていても、根の部分をわかっていてくれていた人だっていた。
没後に評価される芸術家や音楽家も多くいますが、
できれば生前に理解されていたことを知りたいもの。
こんなふうに人生を終われたらいいなぁと思います。

さて、本作の鑑賞で心地良くなった後は歩く歩く。
新梅田シティから福島の“フードスケープ”を経由して
中之島ダイビル本館の“パリアッシュ”、肥後橋の“ラ・フルネ”へ。
そこからまた北浜まで歩いて、“BUON GRANDE ARIA”へ到着。
オープンの17時半から閉店時間まで、食べて飲みまくりました。
お店の皆様、長居してすみません。

こうして私の羽伸ばしすぎの日々が過ぎてゆくのでした。

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『ボス・ベイビー』〈字幕版〉

2018年03月30日 | 映画(は行)
『ボス・ベイビー』(原題:The Boss Baby)
監督:トム・マクグラス
声の出演:アレック・ボールドウィン,マイルズ・バクシ,ジミー・キンメル,
     リサ・クドロー,スティーヴ・ブシェミ,トビー・マグワイア他

春分の日、これはオンライン予約受付開始と同時に席を押さえていました。
どこの劇場も吹替版のみの上映で、字幕版を上映しているのは関西ではTOHOシネマズ梅田だけかも。
しかも字幕版の上映は1日2回のみ、正午過ぎとレイトショーと。
予約時点では、この日の昼間は出町座まで行く気満々。
翌日仕事なのにツライなぁと思いながらレイトショーを予約したのでした。

『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の後、2時間の空き時間。
ナビオの階下でコーヒーを飲みながら本を読もうと某珈琲店へ。
入り口で喫煙の有無を聞かれたから、案内されたのは禁煙席のはずが、
その20分後に入ってきた数席向こうの客が「灰皿をください」と言っている。
「はい、すぐにお持ちします」って、何よそれ。
仕方ない、煙が流れてくる前に席を立ち、
会計をしながら何気ないふりで「ここってどちらが禁煙席なんですか」と尋ねたら、
「基本的には分煙なのですが、時間帯によっていろいろで」。
はぁ?ほなら入店時に聞く意味ないやん。
念のために言っておきますが、私、別に嫌煙家ではないです。
ないですが、最初に聞かれたからには禁煙席に座っているつもりだったわけで、
なのに煙もうもうの席は嫌です(笑)。

そんなこんなで、某珈琲店で2時間潰すはずが叶わず、
劇場ロビーで1時間40分、本を読んで過ごしましたぁ。

とっても楽しみにしていた作品です。
ムロツヨシの吹替版も気になるけれど、洋画はとりあえず字幕で観なくては。
吹替版を観るのは次の機会に。

原作の存在は鑑賞後に知りました。
マーラ・フレイジーのベストセラー絵本『あかちゃん社長がやってきた』の映画化だそうで。
ほんとですね。赤ちゃんって社長並み、いや、それ以上の力を発揮するのかも。

7歳のティム、ひとりっ子。
世間ではきょうだいがいるほうが楽しいようなことを言うけれど、
パパとママの愛情を独占できるひとりっ子ほど楽しいものはない。
3人家族、これ最強。

ところがある日、弟がやってくる。
その赤ちゃんはタクシーで、黒いスーツに身を包み、
ネクタイを締めて、ブリーフケースまで携えて。

そいつが来てからというもの、パパもママもティムのことはそっちのけ。
毎晩のお約束だった3冊の絵本と5回のハグも忘れ去られ、
毎日毎日赤ちゃんにかまってばかり。

しかしティムは見てしまった、聞いてしまったのだ。
赤ちゃんがオッサンの声でしゃべるところを。
ヤツはパパとママの前では無垢な赤ちゃん、
陰では近所の赤ちゃんたちを仕切るボス。
ヤツは赤ちゃんの姿を借りた中間管理職の会社員で、
やり遂げるべき重要な任務があるらしい。

本性を暴いてパパとママに知らせたいが、証拠集めがなかなかうまく運ばない。
任務を無事完了すれば会社に戻るというヤツに、ティムは協力することにして……。

日本語版吹替担当のムロツヨシに対し、ハリウッド版はアレック・ボールドウィン
愛らしい赤ちゃんの声をあんな毛むくじゃらのオッサンが担当するなんておぞましい(笑)。
めっちゃ楽しかったです。

まだまだパパとママの愛情を独り占めしたい年頃の子が、
生まれたばかりの赤ちゃんに対抗意識を燃やし、いろんな妄想で頭の中がいっぱい。
愛らしい赤ちゃんの中身が本当はオッサンだったなんて、楽しすぎる。

ボス・ベイビーの任務完了のためにつきあううちに、
少しずつお互いを思い合う気持ちが芽生えます。
実際のきょうだいもそんなものかもしれません。

字幕版を観たら、次は吹替版を観なくては。

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『トゥームレイダー ファースト・ミッション』

2018年03月29日 | 映画(た行)
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(原題:Tomb Raider)
監督:ローアル・ユートハウグ
出演:アリシア・ヴィカンダー,ドミニク・ウェスト,ウォルトン・ゴギンズ,
   ダニエル・ウー,クリスティン・スコット・トーマス他

春分の日、本当は朝から出町柳まで行くつもりでした。
ところが前日の食事会で飲みまくって撃沈。
出町座で『バーフバリ 王の凱旋』を観るためには、
7時半には家を出なければならなかったのです。
大人気の『バーフバリ』、上映開始は昼過ぎでも、
席を確保したかったら出町座の営業開始時間には到着していないと。

あぁやっぱり起きられへんかったなぁと凹みながらゆっくりと起床。
しかし『バーフバリ』の公式サイトを覗いたら、
なんとシネ・リーブル梅田でもかかることが決定している〜。
なんぼダンナの出張中でしたい放題だからと言って
京都で晩ごはんの予定もないのに出町柳まで行かなくてよかった。
そんなわけで、『バーフバリ』には並ぶ必要がなくなり、
近日中にシネ・リーブルに予約することにしたのでした。

で、この日はダラダラしていたら昼過ぎになってしまったけれど、
せっかくの水曜日、レディースデーだからやはり映画を。
風も強いから歩くのが面倒になって、車で梅田へ。
TOHOシネマズ梅田で2本だけ。

アンジェリーナ・ジョリー主演で初めて映画化されたのが2001年。
2003年に続編が公開されてから15年も経ったなんて。
彼女の後を継いだのはアリシア・ヴィカンダー
監督はノルウェー出身、これがハリウッド・デビューとなるローアル・ユートハウグ。

ロンドンに暮らすララは、トレーニングジムで体を鍛えてはいるがその費用を滞納、
バイク・メッセンジャーのバイトで稼ごうとするものの、金銭的に苦しい毎日。

しかし実は彼女は資産家リチャード・クロフト卿の娘。
冒険家でもある父親が7年前に失踪し、彼女が書類に署名さえすれば、
父親は死亡したものとみなされて、遺産をすべて相続できる。
父親の死を認めたくなくてひとりで生活してきたが、
いよいよ現実を見なければ仕方なくなり、ララは署名することに。

その過程で、ララはリチャードが残したメッセージを発見。
神話上の絶海の孤島、そこに行けば父親の行き先を知る手がかりがあるかもしれない。
そう考えたララは、父親を知るであろう男を探しに香港へ。
その息子ルー・レンを捜し当てると、彼の船で大海原へ乗り出すのだが……。

基となっている世界的人気を誇るゲームシリーズを知らないので、
それとどれぐらいリンクしているのかわかりません。
ただ、こうハリウッド色が濃い映画の中で、卑弥呼がどうたらと言われても。
日本のどこかの孤島の話だなんて言われても、
スクリーンに映し出される景色はおよそ日本らしくありませんし。

ゆえにハリウッド映画にいきなり登場した卑弥呼、みたいな印象があり、
最初は何がどうなっているのかわからない。
でも、この手の話はわからなくてもついていけますからね。
ようわからんけどまぁええやと思っているうちにツツーッと進み。

話自体に深みはないし、新しい話でもありません。
それを求めるのもどうかという気がします。
知的な美人が演じる、男顔負けの強いヒロイン。
彼女がいてくれればそれでいいんだと思います。

続編は想像できる範囲内で陰謀が展開されそう。当然観ます。

そうそう、ルー・レン役のダニエル・ウー
ダニエル・ウーといえば『美少年の恋』(1998)。
香港って、下着といえば白のブリーフなんだと私の目を点にさせた作品です。
あのダニエル・ウーも40過ぎたのか。オッサンになったなぁと感慨深い。

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『北の桜守』

2018年03月28日 | 映画(か行)
『北の桜守』
監督:滝田洋二郎
出演:吉永小百合,堺雅人,篠原涼子,岸部一徳,高島礼子,永島敏行,笑福亭鶴瓶,
   中村雅俊,安田顕,野間口徹,毎熊克哉,螢雪次朗,阿部寛,佐藤浩市他

久しぶりにダンナがタイへ出張。
その初日が109シネマズの「ポイント会員感謝の日」だったので、
迷っていた本作を1,100円で観るべし。箕面にて。

お得な日だというのに、客は私を含めてたった3人。
あとの2人はいずれも熟年層の男性で、おそらくサユリスト。
さぁ、映画はどうでしょう。
私は冒頭の5分で帰りたくなりました。耐えたけど。(--;

太平洋戦争末期の1945(昭和20)年5月、南樺太に暮らす江連(えづれ)一家。
てつ(吉永小百合)が丹精込めて育てた庭の桜が見事に咲いた。
夫の徳次郎(阿部寛)からねぎらわれ、息子たちと共に喜ぶ。

しかし8月、樺太にソ連軍が侵攻。
樺太にとどまる徳次郎と別れを惜しみ再会を約束して、
てつと息子たちは北海道行きのフェリーに乗り込む。

時は変わり、1971(昭和46)年。
15年前にてつのもとを離れ、渡米した次男の修二郎(堺雅人)は成功を収め、
ミネソタ直伝のハンバーガーを販売する会社の日本社長に就任。
取締役として妻の真理(篠原涼子)を据え、第一号店をオープンする。

そんな折り、網走の役所から連絡が入る。
てつが住んでいる仮設住宅がもうじき取り壊されるとのこと。
母の様子を見に行った修二郎は久々の再会を果たす。

てつが一人暮らしを始めてからというもの、
元駐在の山岡和夫(岸部一徳)などが何かと気にかけてくれてはいるようだが、
時折おかしなことを口走るてつをそこへ置いて帰るわけにもいかない。
修二郎はてつを引き取り、不満げな真理を説き伏せて一緒に暮らし始めるのだが……。

どうして開始後5分で帰りたくなったからって、
だって、吉永小百合と阿部寛が夫婦という設定ですよ?
『北のカナリアたち』(2012)で仲村トオルの恋人役という設定にもドン引きしたのを思い出す。
そらね、73歳とは思えないほど綺麗です。
そして73歳そのままの設定なら、20歳下の男性と結婚するのもなくはないかも。
でも、70過ぎた人が小学生の母親の年齢の役って、どう考えても変でしょ。
吉永小百合の年齢を皆が知っているからこそ、こんな設定には無理がある。

ほかの配役は子役と大人役を別の人が演じわけ、
てつが世話になる菅原信治役の佐藤浩市なども老けメイクを施しているのに、
吉永小百合はどの年齢の設定でも変わらず。違和感バリバリ。

失笑してしまったのは、息子を連れて歩くてつを見かけた男が、
「いい女だ。やっちまおう」というシーン。
70過ぎの女性をつかまえてその台詞。変態かよ。
ある意味、松嶋菜々子に向かって「おばさん臭いんだもん」と言わせるのより凄いと思う(笑)。

作品中の演劇シーンも意味があるとは思えず。
舞台演出をケラリーノ・サンドロヴィッチって、ケラさんの無駄遣い。

どうも吉永小百合を起用するとなると、
監督も演出家も脚本家も舞い上がってしまう傾向にあるような。
役者陣にしたって、芸達者な人たちの学芸会みたいになっています。
私としては、小百合さん自ら「こんな設定はおかしいと思います」と言ってほしいんですけどね。
全国民が年齢を知るほどの大女優だからこそ、年齢に応じた役で勝負してほしい。
これじゃ「私って若く見えるでしょ」と言いたいだけの映画になってしまう。

言い過ぎたかしらん。すみません。(^^;
しかし普通の役者を使って普通に仕上げたら、
もうちょっとは良い作品になっただろうと思わずにはいられません。
ま、しゃあないか。だって吉永小百合だもの。

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『ちはやふる―結び―』

2018年03月27日 | 映画(た行)
『ちはやふる―結び―』
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず,野村周平,新田真剣佑,上白石萌音,矢本悠馬,森永悠希,
   清水尋也,優希美青,清原果耶,松岡茉優,賀来賢人,松田美由紀,國村隼他

先週日曜日の朝、TOHOシネマズ伊丹にて。

前作の『ちはやふる―上の句―』(2016)、『ちはやふる―下の句―』(2016)から2年近く経っていて、
てっきりその2本で終わりなのだと思っていました。
そんないかにも続編がありそうな終わり方でしたっけ?

で、自分で過去に書いた記事を再読して思い出す。
そうか、上の句と下の句のヒットに気を良くしてこれもつくったのか。
続編いらんやんという作品も多いなか、これは続編あると知って嬉しかった。
ただただ楽しいでしょ。大好きやで〜。

都立瑞沢高校の綾瀬千早(広瀬すず)と真島太一(野村周平)。
幼なじみの綿谷新(新田真剣佑)も他校でかるたを再開。
千早がまた3人でかるたができる日を心待ちにしていると、
新から好きだと告げられてびっくり。
嬉しさで胸がいっぱいになるが、返事は保留したまま。

新入生入学式の日を迎え、今年こそ新入部員を獲得したい。
かるた部の西田優征(矢本悠馬)、大江奏(上白石萌音)、駒野勉(森永悠希)が作戦を協議、
イケメンの太一と美人の千早をクラブ紹介に立たせたところ、
思惑以上に見学者がドッと押し寄せる。

なのに、見学者のうちのひとり、筑波秋博(佐野勇斗)が体験を希望。
彼はかるた経験者らしく、千早に挑戦的態度を取る。
火のついた千早も本気で臨んだものだから、
その「正気の沙汰ではない」かるたの光景に新入生一同ビビってしまう。
結局入部したのは秋博と、太一に一目惚れした花野菫(優希美青)のみ。
とにもかくにも新入部員が来てくれたことにひと安心。
千早たちは高校生活最後の全国大会出場を目指し、練習を開始する。

ところがある日を境に太一の様子がおかしくなる。
かるた部部長を務めながら成績は学年トップだった彼が、勉強も手につかない様子。
太一は名人戦で師匠(國村隼)を負かした周防久志(賀来賢人)のもとを訪ねるのだが……。

これで完結してしまうのが寂しくなるほど、今回も楽しかった。
私はどうやら野村周平くんがかなりお気に入りのようで、
彼が画面に映るとどうもデレデレしてしまいます。
これって私が常日頃から嫌いだと言っている「オバハンの妄想」ではないのか。(^^;
いや、別に妄想しているわけではないですからね。
ただ見ているとニヤケてしまうだけで。(^o^;

部員それぞれのキャラがすごくいいんですよね。
肉まんくんこと西田くん、かなちゃんこと大江さん、机くんこと駒野くん。
そして今回初登場、最初は嫌な奴だった新入部員ふたりも。
瑞沢高校のライバル、北央高校の元部長・須藤くん(清水尋也)もイイ。
クイーン(松岡茉優)も相変わらずオモロイし。

そして今回いちばんカッコよかったのは賀来賢人。
いいなぁ、榮倉奈々、こんな人が旦那さんでと本気で思いました(笑)。
野村くんと賀来くんといえば『森山中教習所』(2015)のコンビをまた見られたのも嬉しくて。

もう一度、青春時代を過ごしたくなります。

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