ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

チャリティ朗読コンサート「地雷ではなく花をください」

2015-04-30 10:38:27 | 日常
           

友人からチケット購入を頼まれて、NPO難民を助ける会主催のチャリティ朗読コンサート「地雷ではなく花をください」を夫と一緒に見に行って来ました。

萩原麻未さんのピアノ、プラハの音楽家・プラジャーク弦楽四重奏団の弦楽四重奏、池松博さんのコントラバス演奏、宮沢りえさんの朗読、駐日大使夫人や幼稚園母の会のお母さん達や子供達の合唱と、盛り沢山のプログラムです。

        

久し振りに行ったサントリーホール。アークヒルズビルはカフェやワインバーのようなモダンな店舗が沢山入っていて、興味をそそられます。天気が良いせいか、カラヤン広場もお洒落な人たちで賑わっています。サントリーホールもそんな雰囲気に調和した佇まい。うん十年前、勤めていた会社のオフィスが六本木にあった時は、昼休みなどこの辺りをウロウロしていたのだけれど、当時と比べて洗練度がワンランクアップしたような気もします。(私が数ランクダウンしたのかもしれませんが。)

コンサートホールは広々と明るく品があって、良い感じ。チケット入手が遅かったので、なんと舞台裏上方から覗き込むような席でしたが、それはそれで中々面白かったです。

最初は萩原さんとプラジャーク弦楽四重奏団演奏の「ショパンのピアノ協奏曲第一番」。穏やかで静かな演奏に、気持ちよくウツラウツラ。休憩を挟んで、プラジャーク弦楽四重奏団の「ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第14番より 第一楽章」。楽しそうな演奏振りに好感が持てました。

宮沢りえさんの朗読「地雷ではなく花をください」。合唱する人たちが青や緑やオレンジ色の傘を持って舞台を虹色に彩った演出に驚いてしまいました。りえちゃんはほっそりスマートな女性。声はテレビで聞いた印象どおり。朗読はまあまあ、かな。

次は合唱による「サニーのお願い 地雷ではなく花をください」。りえちゃんの朗読と同じ言葉を歌詞にした歌で、合唱団の歌声は美しかったし、優しい祈りにも似た歌詞は尊いと思ったけれど、同じメッセージを二度聞くのは、私には重過ぎました。

全体として善意に満ちたコンサート。正直いうと、私の気分(趣味)とはちょっと違ったのだけれど、気がつけば気持ちが穏やかになっていて、夕べはグッスリ熟睡できました。今の政治は、今の社会は、、などとイライラしがちな日々を過ごしている身にとっては、一服の清涼剤ではありました。(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする