
ボジョレ・ヌーヴォー解禁日の11月19日に、例年どおり茗荷屋さんからお勧めの「ドメーヌ・シャサーヌ」が届きました。今年も出来が良くて、特にこの銘柄はヌーヴォーと思えないコクがあるという評価。(ヌーヴォーと思えないコクを求めるのなら、ヌーヴォーに拘らなければ良い、と思わなくもありませんが。)

19日は出かけてしまったので、昨日ボトルを開けることになりました。昨日も夫は出かけたのですが、仲間と飲まずに家でヌーヴォーを楽しむというので、ご期待に沿うべく、気合を入れて料理を作りました。
メインは鶏腿肉のブレゼ・シャラント風。今月の「毎日夫人」にたまたま載っていた料理で、鶏腿肉をコニャックをベースにしたマリネ液に1時間以上漬け込んだ後、フライパンで焼いて、その後マリネ液と共に鍋に移して水を加え、炒めたベーコン、ペコロスと、甘栗を入れて、20分ほど煮込むというもの。シャラントはフランス西部の地方の名でコニャックの産地。だからコニャックをたっぷり使うのだそうです。ちょっと普通では食べられない個性的でパンチの効いた、楽しい美味しさに仕上がりました。
後は簡単にホタテ・アスパラ・シュガートマト・スプラウトのサラダ、マスカルポーネ・レーズンのトッピング、オリーブ、鰊の海鮮漬け、そしてワインとは関係なく最近はまっている栃尾あげ(最初のビールの友として)。
美味しくて楽しくて、ワインも進み、話も弾み、結局ボトル1本を開けてしまいました。肝心のワインの味と香りは、、、メイン料理のコニャックの香りに負けて、余り印象がないままだった、、、。う~む、ちょっと失敗!(三女)
