昨日、四女と映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見に、新宿ピカデリーに行ってきました。
この映画は、20世紀が生んだ“伝説のバンド「クイーン」”の楽曲を、リードヴォーカル「フレディ・マーキュリー」の生き様と共に、たっぷり聞かせてくれる、ミュージックエンターテインメントです。
「We are the champions」や「We will rock you」他、多くの人に知られ、多くの人に今も愛される数々の名曲を世に送り出したフレディの溢れる才能は、誰もが認めるところ。
一方で彼は人種差別やゲイに対する偏見、家族との葛藤、彼の才能を利用する人たちの裏切り、仲間との諍いと別離に苦しみ、毎日毎晩派手に騒ぎながら心は孤独感でボロボロ、というスーパースターが陥りがちな罠に落ちていきます。
1991年にエイズにより45歳の若さで命を落としたフレディですが、命の終わりが迫っていることを感じた彼は、何物にも代えられないファミリー「クイーン」に戻り、1985年に行われた史上最大級のチャリティ・イベント「ライブ・エイド」に仲間と共に参加。素晴らしい演奏を繰り広げ、会場を熱狂させます。
映画の最後に流れるこの時の演奏風景は圧巻で感動的、映画館で見ている私たちも、心を揺さぶられました。
実は私たち姉妹は、クイーンの楽曲への思い入れに比重があって、フレディの生涯のストーリーより、クイーンの音楽と演奏風景をもっと長く、もっとじっくり味わいたかった、というのが本当のところですが、それでも、映画鑑賞後も感動が心の中に居座り、気が付いたら一晩中この映画の余韻に浸っていました。
クイーン・ファンの人、ロック・ファンの人、音楽ファンの人、必見です。・・・といっても、東京地域では、ひとまず今日で上映は終わりみたいですが、、。(三女)