
10月25日~26日、久々に伊豆に行ってきました。2月に河津桜を見に行って以来ですから、8か月振りです。
10月25日。10:34品川発の「こだま717号」で熱海へ行き、熱海で伊豆急下田行きに乗り換えて、11:55伊東着。
今回は、駅前の通りを入ってすぐ左側にある「自家製麺の店」と表示のある、ラーメンもお蕎麦も丼物もある町の「お食事処」に入ってみました。

数あるメニューの中から、私はチャーシュー麺、夫はワンタンメンを注文。普段昼は家で食べている私はお店のラーメン系を食べるのは2月の河津以来。麺もスープもチャーシューもとても美味しくて、とても満足しました!



昼食後は、せっかくの素晴らしい秋晴れなので、タクシーで一碧湖に立ち寄ってから我が家に向かうことにしました。
コロナの影響なのか、昔時々入っていた一碧湖畔の「手打ち庵」は閉店していましたが、湖の周辺には若者や中高年の観光客が数組訪れていて、全体の雰囲気は余り変わっていません。カルガモが寛ぐ静かな湖を眺めながら深い緑の中を15分ほど散歩して、何だか気分がスッキリしました。

2時過ぎに我が家着。ずっと空けていたのでどんな状態になっているか心配でしたが、家の中も外も特に問題は無くホッ。庭は柚子や柿や栗の実が残る秋景色になっていました。

家の中の空気を入れ替え、一休みした後、「伊豆高原の湯」に行くために、16:14富戸駅発の電車で伊豆高原駅に行きました。家から富戸駅に向かう途中の坂道で、夕暮れの海の彼方に美しい大島の姿が見えました。

伊豆高原駅近くの「高原の湯」。今までずっと利用していた「簡保の宿」は来年春まで休館となっているため、急遽探し出した立ち寄り温泉です。
男女それぞれに4つの露天風呂と大風呂、気泡風呂などを備えた大きな温泉施設で、若い人を中心に観光客が大勢訪れているようなので、ちょっと心配もありましたが、入り口には消毒液が設置され、券売所には検温システムが導入され、従業員さんが頻繁に拭き掃除をしている等、きちんとコロナ対策はされているようでした。



入浴後、伊豆高原駅からタクシーで「あきしろ」へ。営業を続けているか少々不安でしたが、いつもと変わらない雰囲気で私たちを迎え入れてくれました。嬉しい~!!
ビールで乾杯後、頼んだ料理は、いつものようにイブリガッコ、なた漬け、鰰一夜干し、お刺身盛り合わせ(鮪赤身、蛸、ウスバハギ)、新しい味として長芋とんぶりと煮ヤリイカ、最後はいつもどおりきりたんぽ鍋。

お酒は、天の戸(ひやおろし)、栗林、やまとしずく(ひやおろし)、福小町・ほっ、そして、女将お勧めの一白水成(袋吊り)。袋吊りとは、『お酒を搾り出す工程で、槽を使わず、醪を入れた布袋を吊るして圧力をかけずに自然に落ちたお酒だけを集める方法。より純粋な味を引き立てる』ということですが、今回たまたま手に入ったというこのお酒、本当にしみじみと美味しい味わいでした。あ~幸せ!!
コロナ禍で私たちも我慢の日々を重ねて、ようやく再訪できた好きなお店が、頑張って営業を続け、今までと変わらない居心地の良さと、今までと変わらない美味しい料理とお酒を用意して待っていてくれたことに、「心から有難う!」の気持ちでいっぱいでした。



10月26日。この日も快晴。朝食と掃除を済ませ、10:37富戸発、10:57伊東着の電車で伊東へ行き、オレンジビーチでしばらくのんびり過ごしました。やっぱり海は良いな~!気持ちが晴れ晴れします。



ゆったりと海岸散歩を楽しんだ後、11時半過ぎに「美よし鮨」に入店。いつものようにビールと地魚握りを注文しました。ビールと共に出てきた突き出しのイカゲソと胡瓜の和え物が美味しい。
そうこうする内に、小アジ干物、鯵・若布・胡瓜の酢の物、胡瓜とキャベツのぬか漬けなども出てくるので、止む無く冷酒(玉の光)も頼むことに、、、。
メインの地魚握りは、手前左から、ナンヨウカイワリ、アコウダイ、鯵、生シラス、後ろがカンパチ、ウスバハギ、キントキダイ、ホウライヒメジ。久し振りの伊豆の地魚も、期待通りの美味しさでした。これにお椀と、追加注文した卵焼きで、大満足のうちに、昼食は終了。
13:05伊東発、14:42品川着の伊豆急踊り子8号で、半分居眠りしながら東京に戻りました。全てが順調に進み、思い描いていた以上に満足感の大きい、楽しい伊豆の旅でした。(三女)
