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稲取「文化公園」のつるし雛
1月の連休頃から「そろそろ爪木崎の水仙が咲く頃だから見に行きたいね」と言っていたのですが、ずっと寒々しい天気が続き見送ってきました。この土・日は、長期予報で寒いながらも晴天ということだったので、ようやく実行することを決め、四女を誘って伊豆へ行って来ました。今回の主な目的は爪木崎の水仙と稲取のつるし雛を見ることです。
28日。、朝は快晴だったのが、出発頃から雲が出始め「あれ?」と思いつつ天気予報の言うとおり晴天になるものと信じ、期待に胸を膨らませて一路伊豆へ。ほぼプランどおり12時半にお蕎麦の「多賀」に到着。すごい混みようで、寒い中20分ほど外で待たされ、注文から品が出るまでに又長いこと待たされと、多少不満はあったものの、桜海老天せいろの美味しさに納得。でも予定より昼食に時間がかかってしまい、我が家に到着したのは3時ごろ。
少し遅くなってしまったし予想より天気が悪いので、爪木崎は明日にしようと決めて、稲取に行ってみることにしました。稲取では今6カ所ほどの施設がつるし雛の展示会場になっています。もっと時間があれば、徒歩でいくつかの展示会場を回るのも楽しそうですが、稲取に着いたのは4時少し前だったので、とりあえず最も見応えがあると紹介されている「むかい庵」に直行。
「むかい庵」は小さな平屋の会場ですが、中に入るとパッと華やかな雛飾りが目に飛び込んできます。お雛様のお顔は私達が子供の頃SV家で飾っていたタイプが多く、お道具も昔見た覚えのあるようなものが殆どです。その懐かしい雛飾りの周りをこの地独特のつるし雛が取り囲む様は、なんとも豪華で愛らしく、しばし見とれてしまいます。
「むかい庵」で「文化公園」との共通券を買ったので、「むかい庵」のつるし飾りを堪能した後は、急ぎ「文化公園」に向かいました。こちらも展示内容はほぼ同じ。最初の感動がやや薄れ、時間が押していたこともあって、「あ~なるほどね」と言った感じで、写真を何枚か撮って会場を後にしました。
駆け足ながら「つるし雛」見物を無事済ませ、そのまま伊豆高原の「かんぽの宿」へ。冷えた身体に暖かい温泉が心地よく沁み渡りました。温泉の後は、「鮓まる」さんのお寿司。前回のことがあるので、電話で営業していることを確かめて行きました。客は私達だけでしたが、品揃えは豊富で、めばち鮪・しめ鯖・コハダ・赤貝のお造り、サザエの壷焼き、イカゲソのつまみから始まって、イカ・鮪・赤貝・ほっき貝・ぼたん海老、鯵などの握りを堪能。久々に魚とお寿司を堪能し、明日への期待を胸に眠りにつきました。
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我が家の庭で遊ぶリス達
29日。朝から曇り空。「寒いわね~」と言いながら四女と外を眺めると、庭でリス達が数匹木から木へ上手に飛び移りながら追いかけっこをしていました。「なんて可愛い!」と四女が写真をパチリ。その後朝食の準備をしている間に、前日にお寿司屋さんの駐車場に置いてきた車を取りにいってきた夫が戻り、「雪が降っている」との報告。驚いて庭を見ると、いつの間にか芝生に薄っすら雪が積っていました。これでは爪木崎の海岸は寒すぎるし、車が通行止めにでもなったらニッチもサッチもいかなくなるので、涙を呑んで爪木崎行きは中止にし、できるだけ早く帰ろうということになりました。
9時半に出発。我が家から国道に出るのに、今までは広めの道を通っていたのに、車が小さくなったからと狭い道を走っていると、なんと!この辺りでよく垣根に使われている溶岩石のはみ出したところに乗り上げて、ガガガとすさまじい音がしました。幸い車体に傷がついた様子はなく、しばらくそのまま走っていたら、川奈の辺りに差し掛かったところでタイヤが擦れる音がし始め、停めてみるとタイヤが見事にパンクしていました。
夫と私は「え~と、どうしたら良いんだろう」と一瞬呆然としましたが、冷静な四女のアドバイスに従って、JAFに連絡。30分ほどして来たJAFのおじさんにスペア・タイヤに交換して貰った後、最寄のタイヤ館に行きタイヤを購入、交換してもらって一件落着。いやはや、また予定外の支出となってしまいましたが、まあ車に疵もつかなかったし、良しとしましょう。それにしても落着いた四女が居てくれて、精神的にとても助かりました。
思いがけず伊東界隈で時間を食ってお昼近くになっていたので、「太田水産」で昼食に。夫は金目鯛の煮付け定食、四女と私は「お勧め定食(お刺身と金目の煮付けがついている)」と熱燗1本。土・日で1ヵ月分位の魚を食べた感じになりました。その後雪は止み、天気は良くなってきましたが、ハプニングで時間を取られたし、「鈴廣」でお土産を買った以外どこへも寄らず、海と遠くの山々を眺めながら真っ直ぐに帰路に着きました。
爪木崎に多少心残りがあったのですが、「鮓まる」さんが「今年は塩害で全滅って聞いたような気がする」と言っていたので、家に戻ってインターネットで調べたら、本当に「去年9月の台風の影響で塩害のため全滅」ということでした。だから結論から言うと、行かなくて正解だったんですね。いやはや、9月の台風の時、日本に居なかったとは言え、認識不足でした。(三女)
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