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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

風薫る五月!

2015-05-06 17:26:33 | 日常
           

今、我が家のツツジが満開です。ご近所より少し遅め。朝、居間のガラス窓にピンクのシルエットが映るのがなんとも嬉しい光景です。外からみるとこの通り!

           

連休中は人が集まるところは避けようと、この2日間、家でのんびり過ごしていましたが、余りにも気持ちの良い天気が続くので、少し外の空気を味わいたくなり、お昼を食べ方々自由ヶ丘まで散歩しました。途中のお宅の薔薇が綺麗!

           

今日はいつもとルートを変えて、東工大の横の小道を通っていきました。歩道とサイクリング道しかなく、従って車は通らず、緑を一杯浴びながらの散歩は快適です。

           

自由ヶ丘に到着。「ニ八庵さらしん」で生ビールと蚕豆で乾杯!久々の「さらしん」の生ビールは美味しい。更に獺祭も頼んで、お蕎麦(私は小海老冷麺、夫は天ぷらそば)と共に楽しみました。

ただそれだけのことなのだけれど、「ゴールデンウィーク最後に相応しい時間だったね」と2人で納得。楽しさって、すごく身近にもあるんですね。(三女)
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5.3憲法集会@横浜みなとみらい・臨港パーク

2015-05-04 11:22:16 | 日常
           

昨日5月3日は憲法記念日です。例年この日は日比谷公会堂・日比谷公園で憲法集会がありましたが、今年は大きな会場を使って東京周辺のいくつかの集まりをひとつにまとめようという主催者の意向で、横浜みなとみらい・臨港パークでの開催となりました。

        

今回の催しは、臨港パークに設置された舞台を使ってのプレコンサート、呼び掛け人の発言や政党挨拶、リレートークと、発信者とそれを聞く聴衆という形式で、集会後のパレード(デモ)はありません。

それに物足りなさを感じる人のために、集会前に「5・3憲法集会に行こうよパレード」も企画されていたので、友人と共にそちらから参加することにしました。

9時半京急線「神奈川駅」に集合。スタート地点の神奈川公園に行きました。10時にパレード出発。朝早いのに、結構な人数(300~400人)が参加し、「戦争反対」「辺野古基地NO」「脱原発」のテーマ別のグループに分かれて、コールをしながら、臨港パークに向かって30分ほど歩きました。(私たちは、「戦争反対」グループに参加。)

初めて来た街ですが、高層ビルが立ち並び、ゴミひとつない清潔な町並みは、驚くほど綺麗だけれど、スーパーもコンビにも商店も見当たらず、人間の温もりが余り感じられません。私たちのコールを届けるべき住人の姿も見られないし、「暮らすにはどうかな~」などと暢気な感想を話しながら、初夏の風に吹かれてのパレードでした。

           

集会の開始は12時半ですが、パレード組は11時前に会場に到着。早い者勝ち、ということで、舞台正面の大きな木の陰に陣取りました。

        

開始時間が近付くにつれ、人々がどんどん集まってきます。いつものように私たち世代も多いですが、学生や子供連れの若い世代も大勢参加していて、時々「迷子のお知らせ」が放送されたりしていました。やはり若い人たちの中に「戦争に参加する可能性」は自分たちの問題として、本気の危機感を抱く人が増えているということでしょうか。

プレコンサートでは、坂本九のお嬢さん大島花子さんの歌が、胸に沁みて良かったです。メインステージは大江健三郎さん、樋口陽一さん澤地久枝さん、雨宮処凛さん、香山リカさん、落合恵子さんとお馴染のメンバー。皆さん真剣で本気のメッセージで、頭が下がりますが、正直もう少し新しい何かがないと、今の閉塞状況は変えられないのではないかな。

トップの写真(今日の東京新聞から拝借)のように3万人が集まったのは壮観で、それなりに成功だったと思いますが、問題はこれからどうすれば良いのか。それを皆で考えていかなくげはいけませんよね。ふう、、。(三女)
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平成中村座「陽春大歌舞伎」

2015-05-02 11:20:42 | 日常
           

5月1日、次女と2人で浅草寺境内・仮設劇場で開催中の「平成中村座・陽春大歌舞伎」を見てきました。

演目は、
1.双蝶々曲輪日記(角力場)
2.勧進帳
3.魚屋宗五郎

中村勘九郎、中村七之助、中村橋之助、中村獅童など、スター役者がずらり。演目といい、役者といい、なんとも華やかで楽しそう。

           

でも私たちの本当のお目当ては、お小姓役の少年。今年1月、浅草セントラルホテルで行われたディナーショウで、サプライズで日本舞踊を披露した、次女のコーラスグループの元ピアノ伴奏者の長男さんです。

        

10時に雷門で待ち合わせ。外国人観光客で大賑わいの仲見世を通り抜けて、まずは浅草寺と浅間神社をお参り。10時半に浅草寺境内の仮設劇場に入り、中の売店でお弁当を調達。売店付近はお客でごった返していて、人気の高さが伺えました。

        

場内はご覧のとおり、北斎の絵に描かれているような設えになっています。一階前方は座布団席、後方は椅子席。2階の左右はベンチ型の椅子席で、私たちは、左側一列目の後方の席でした。いわゆる「高みの見物」席ですね。2階正面には、「お大尽席」というのが4席あって、ゆったり大きな座布団にふんぞり返って(笑)座るようになっています。これらを含め、場内は満席でした。

        

最初の演目が終ったところで、30分の休憩。正真正銘の「幕の内弁当」を楽しみました。

相撲取りが主役の最初の演目の間に横綱の白鵬関が観客として入ってきて、歌舞伎役者に負けない人気ぶり。休憩時間に出入りする度に客席から拍手が送られていました。

演目はどれも分かり易くて面白く、役者さんたちも若々しく元気で魅力的。お小姓役の少年は可愛く美しい立ち居振る舞いで良かったし、劇場も普通では味わえない江戸下町の雰囲気と、とても楽しく満足度が高かったのですが、残念なことがひとつ。

初夏の陽気でエアコンのない場内が暑すぎたせいか、私の左隣(舞台に対して前隣)のお婆さんが体調を悪くして、1幕、2幕の間中冷や汗を流し、身体を前のめりにしてウツラウツラし続けて、私と舞台の間に常にお婆さんの頭があるという、悲しい状況となっていたことです。見かねて、2幕目が終ったところで、次女が同行していた娘さんらしい人に声を掛けて、お婆さんの左隣に座っていた娘さんとお婆さんの席を替えてもらいました。そうしたら、3幕目はそのお婆さん、シャキっとしていたんですよね~。やれやれ。

とにもかくにも、歌舞伎はやっぱり面白い。仮設小屋のせいか、お客もカジュアルな格好で来ていて、歌舞伎は本来は庶民の娯楽という雰囲気を楽しめました。歌舞伎見物の後は、屋台みたいなお店がズラリ並んでいる通りで、適当なお店に入って生ビールで乾杯。劇場の暑さに乾いた喉を潤しました。(三女)
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ボッティチェリとルネッサンス展@Bunkamura

2015-05-01 18:21:17 | 日常
           

4月30日、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ボッティチェリとルネッサンス展」を見てきました。

豊かさを誇るイタリア・ルネッサンス時代。ボッティチェリは、メディチ家の絶大な信頼を得て、華やかさで優美な作品を次々に生み出します。描かれている題材は聖書の世界だけれど、実はもうひとつのテーマは「富=お金」。今回は、豊かさを謳歌する金融業・商業の人々が求める「美」と、「贅沢」を苦々しく思うローマ法王庁が度々出した「ぜいたく禁止令」の拮抗する力のせめぎあいが、ボッティチェリらルネッサンスの画家たちの作品にも微妙に影響を与えていたことを示す展示になっていました。

        

それにしても、ボッティチェリの描く「聖母子」のバランスがよく、美しく、本当に素敵。背景に描かれている糸杉やバラや白百合に込められた宗教上の意味もあいまって、華やかで、繊細で、聡明さを併せ持つボッティチェリという画家が、時代の寵児となったのも頷けます。

連休の間の平日のせいか、それ程混んでいなくて、展示作品はそれ程多くありませんが、ルネッサンスという時代の面白さや、ボッティチェリの魅力を十分味わうことができました。(三女)
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