昨日はオーチャードホールで上演されたオペラ「魔笛」を見てきました。
去年の夏ウィーンでモーツアルト・コンサートを聴きに行った時、プログラムの中に、「魔笛」の中のパパゲーノのアリア「俺は鳥刺し」とパパゲーノとパパゲーナのデュエット「パ、パ、パ」があって、とても楽しかったので、一度オペラとして観てみたいと思っていました。
あらすじ:
『山の中で、タミーノ王子が大蛇に襲われているところを助けてくれた三人の女性は、夜の女王に仕える侍女だった。タミーノ王子は、夜の女王の娘パミーナ姫が、邪悪な魔法使いザラストロに捕らえられていることを知り、さっそく取り戻しに出掛ける。三人の侍女は、タミーノ王子に魔法の笛を与え、彼のお供をする鳥刺しのパパゲーノには、魔法の鈴を与えて送り出す。
ザラストロの神殿に到着したタミーノ王子は、ザラストロが邪悪な魔法使いではなく、高僧であることを知る。彼は、パミーナ姫と結ばれるために、ザラストロの試練を受けることを決意する。 パミーナ姫は、愛するタミーノ王子が、口をきいてくれないことを嘆き自殺をはかるが、三人の童子に彼の変わらぬ愛を告げられ、共に火と水の試練に挑む。
一方、恋に憧れるパパゲーノは、魔法の鈴のおかげで難を逃れ、パパゲーナと言う可愛い恋人を得ることができた。
ザラストロへの復讐に燃える夜の女王は、三人の侍女を従え、ザラストロの宮殿に乗り込もうとするが、電鳴と共に地獄に落ち、世界は平和で満たされる。』(「1分間で読むオペラストーリー」より)
誰が良い人で誰が悪人か分かり辛かくて混乱したり、全体のトーンが思った以上に重かったり、パパゲーノもイメージしていたほど陽気ではなかったりで、ちょっと期待とは違った舞台でした。
また一番の売りだった夜の女王役のエカテリーナ・レキーナさんが体調不良で来日せず、代役の人の声が苦しそうだったのが残念でした。
一方、バミーナ役のユキコ・キンジョウさんは声が美しく声量もあって見た目も華やかで素敵でした。そして、全員が登場したフィナーレはさすがに色彩豊かで美しく、オペラの豪華さを堪能させてくれました。(写真は新聞広告とパンフレットから)
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ところで、オペラの前に、新宿・京王デパートの「旭鮨」で月命日の集いをしました。参加は長女夫婦、次女、四女と私の5人。夫も参加の予定でしたが、膝が関節炎になりかかっていて痛いということで急遽欠席(オペラもパス)となりました。
松茸入り茶碗蒸しに釣られて秋のランチセットを注文。お酒も、菊正宗のひやおろしを頼んで、「次があるから余り飲めない」などと言いながら、美味しくいただいてしまいました。
ばらちらしも握りもとても美味しかったです!(そんなわけで、オペラの前半は正直夢見心地?でした。)(三女)