ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

オペラ「アイーダ」@METライブビューイング

2018-11-05 09:34:14 | 日常
            

昨日四女と新宿ピカデリーにオペラ「アイーダ」のMETライブビューイングを見に行ってきました。(映像はHPから)

これは、私たちがニューヨークで見た10月6日上演時に撮影されたものですが、舞台全編は勿論、休憩時間を使って、演出家の解説、舞台裏の様子、出演者のインタビューなどが、挿入されていて、このオペラへの理解が深まり、魅力が十分伝わるような構成になっています。

現代技術を駆使した壮大な舞台装置、古代エジプトの雰囲気を守ったオーソドックスな演出、大勢の出演者が織りなす音楽的、視覚的ダイナミズム。こうして見てみると、舞台の豪華さ、美しさに改めて感動します。

          

ヒーロー、ヒロインのアップが見られるのは、生で舞台を見るのとは又違った味わいです。

アイーダ役のアンナ・ネトレプコ、ラダメス役のアレクサンドルス・アントネンコ、アムネリス役のアニータ・ラチヴェリシュヴィリなども、大写しで見ると、夫々に堂々たる体形で、なるほどこのガタイによってこれだけ豊かな声量が生まれ、優雅さを感じさせる所作と相まって、一人ひとりが芸術作品として完成されているのだと、実感しました。

舞台が始まる前や休憩時の客席の様子や、上演終了後の熱気に包まれた観客のスタンディングオベーションの様子が映し出されるのを見ると、当日の感動がよみがえって、あの中に私たちも居合わせていたのだという幸運を、しみじみ噛みしめました。(私たちの姿もチラッと映っているような気が、、。)

ニューヨークの舞台、神奈川県民ホールの舞台、そして今回のライブビューイングと、一か月の間に3回「アイーダ」を観て、「アイーダ」の魅力を堪能しただけでなく、オペラそのものの魅力にも目覚めたような気がします。来年もオペラを観にニューヨークに行きたいな、さすがに、ちょっと無理かな。

          

映画を見た後は、映画館近くのイタリアンの店で、白ワインを飲みながらドライ無花果とパストラミのサラダ、パスタ、ピッツァで遅めのランチをしました。オペラに白ワインは良く合う!(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月命日の集い@秋の白州

2018-11-02 16:23:48 | 日常
            

10月31日~11月1日、白州の四女宅で月命日の集いをしました。

今回の参加者は、四女、次女、三女夫婦の4名です。次男はヴェトナム赴任で日本を離れ、長女夫婦は直前にYさん(長女の夫)の足の甲が腫れて車が運転できないということで欠席。このところずっと7名が集って賑やかに盛り上がっていたので、何だか少し寂しい感じです。

それでも白州の美しい秋は、穏やかに爽やかに私たちを迎えてくれました。

10月31日はハロウィン。四女宅の玄関前も何となくハロウィン仕様です。

  

お昼は1時に富士見町のそば処「おっこと亭」に予約を入れてくれたということで、その前に八ヶ岳高原ライン~鉢巻道路の紅葉・黄葉を見ながらしばらくドライブ。様々な色合いに染まった木々の美しいこと!

途中工事中や通行止めの箇所が多く、9月の台風の爪痕の大きさを感じさせられましたが、幸い木々の紅葉の美しさは健在でした。

  

紅葉を1時間程楽しんで、その足で「おっこと亭」へ。お店の庭の真っ赤なモミジが見事です。

四女と私たち夫婦はきのこ蕎麦、次女は盛り蕎麦、そして天ぷらを2皿頼んで4人で分け合いました。新蕎麦も季節の野菜の天ぷらも美味。信州の味を堪能しました。(きのこはもう少し沢山乗っていても良かったかな。)

       

食後は八ヶ岳の風景を見に八ヶ岳農場に行きました。緑の牧草、黄葉した木々の向こうに見える初冠雪で白く染まった八ヶ岳の山々は期待通りの美しさでした。

  

直売場にはハロウィン用のカボチャが売られ、牧場では牛がのんびり寛いでていました。

          

四女宅に戻って小休止した後、蔦の湯温泉で入浴。その後は、四女宅で月命日兼10月生まれの四女と私の大誕生パーティです。

四女が用意してくれていた鯛の昆布締めカルパッチョ風、カボチャのタルト、デーツ(ドライ・ナツメヤシ)、新鮮野菜、私が持参したチーズ(サンネクテール、ミモレット、マンステール)、オリーブ、ハロウィンクッキー(アメリカ土産)、そして四女作成のポトフという、彩りも美しく美味しそうなご馳走がずらりと並びました。乾杯!!美味し~い!シャンパンもワインも進む~!

おしゃべりも一段落したところで「サムソンとデリラ」のCDを掛けたら、木造りで吹き抜けのある音響効果抜群の建物のお陰で、一層豪華で豊かなディナータイムになりました。何とも幸せ。これぞ至福のひと時、ですね。

+++

  

11月1日。この日も快晴。庭の秋桜が青空に生えます。菊の花も朝日を浴びて気持ちよさそう。

SV家から移し替えた無花果の木が立派に育って、今年はいくつも実を付けて、ハクビシン除けセンサーのお陰もあって、人間が食べられるまでに成長しました。

          

朝ごはんは、その無花果と柿とブドウの盛り合わせ、食パン、昨日の残りのポトフ、そしてポテトサラダ。味の濃いインカの目覚めのポテトサラダが特に美味しかったです。

  

朝食後、ヴィレッジ白州に行ってみることにしました。途中の道は細くてガタガタで運転手さんは大変。

時々林の間から富士山が見える箇所があるのですが、肉眼ではしっかり綺麗に見えても、写真にすると木が邪魔していたり雲がかかっていたりで、思うような絵柄にはなりません。

そんな状況で2~30分走ってヴィレッジ白州に到着。木々が紅葉した小高い丘と青い空が池に映って趣があります。池の周辺を少し歩くと、ススキと池と木々の、奥行きのある素晴らしい景色が現れました。

池の周りにはコテージが数棟あって、行楽シーズンには泊りがけでカヌーや釣りを楽しみにくる人たちも居るみたいですが、シーズンオフのせいかこの日は私たち以外誰もいなくて、静けさに包まれた空間でした。

            

今回の集いの最後のイベントは、八ヶ岳アウトレットの「おっぽに亭こっこ 」でのランチ。久し振りの卵かけご飯と野菜たっぷりの味噌汁、美味しかったです。

            

美しい紅葉と澄んだ青空、気持ちの良い温泉、美味しい食べ物と飲み物、気の置けないおしゃべり、良い音楽、と文句なしの素敵な二日間を満喫し、中央道では富士山を眺めながらの快適な走りで、2時半ごろに東京の我が家に帰りつきました。

あ~楽しかった!次回は是非長女ご夫妻もご一緒に!(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする