親戚から鮮やかな黄緑色をした蕗の薹を沢山いただきました。
早速、天麩羅に。
独特のえぐ味に春を感じました。
この蕗の薹の事を我が家では「ふきぼこ」と呼んでいます。
長野県方言辞典で調べてみましたら、
北信では「ふきったま」、
東信では「ふきったま」、「ふきんと」、「ふきんとー」、「ふきぼぼ」
南信では「ふきっと」、「ふきんぼー」、「ふきんじ」、「ふきんと」
中信では「ふきぼこ」、「ふきぼぼ」、「ふきんと」
等を使っているようです。
我が家で使っている「ふきぼこ」は「ふき」と「ぼこ」の合成語で、「ふき」は「蕗」、「ぼこ」は「赤ん坊、こども、小児、幼児」の意味があります。
うまい合成語ですね。
文化の香りも高いですね。
おまけにえぐ味とは。
幼少の頃、親戚に遊びに行った際従兄と一緒にこのふきぼこ探しに行ったものです。
こんなに寒くても ちゃんと出るときには出てくるんだと その律義さに嬉しくなりました♪
もう少し沢山出てきて 大きくなったのとり混ぜた頃には ふき味噌にするのも楽しみです
野焼きの終わった土手に 浅緑のぽつぽつがないかと わき見運転注意!な時期になりました(笑)
先日地区の農業用用水路の掃除があっていって来たのですが、田圃の畔にふきぼこが沢山出ていました。
他の方の田の畔ですので採る事は出来ませんでしたが、春を感じました。
私も運転しながらあっちきょろきょろ、こっちきょろきょろとblogにのせる写真を探しています。
わき見運転、注意しないといけないと反省です。
この蕗の薹のほろ苦さ、なんとも言えませんね!
これぞ大人の味と言った感じです。土筆、蕗の薹、タラッペこれが無くては春が無くてイキナリ夏を迎えるようなものです。
脇見運転だけはしないで下さいね!
私もたくさん頂いて、全て天ぷらにしました。
あのほろ苦い味は春の味ですよね。
美味しかったです。
タラッペはタラの芽でしょうか。
ここ数年、知人や親せきの方からタラの芽と同じウコギ科のコシアブラをいただき天麩羅にして食べています。
地区によっては見向きもされないもののようですが、最近はタラの芽より美味しいと評判です。
少し残っていたものを翌日に食べたのですが、揚げたての物よりも更に独特のえぐみを感ずる事ができました。
醤油や塩をつけずに食べるのが一番美味しいかもしれません。