Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

遭遇:長寿の理由

2007-04-02 13:30:21 | NOIR(A.コッカー)





  よその庭の花など見ながらタラタラ歩くわたし。
 近頃のNOIRはリードが張ると歩調を緩めたり
 立ち止まったりしてくれることが出来るようになってきた。


 ― あれ?ずんずん引っ張る!

 と思ったら顔見知りさん発見。

 ― でも、いつものように柵の中じゃないよ。

 NOIRも気付いて、遠巻きに座り込んでしまった。
      「コノ、小心者め。」


           animal6



 このコは、可愛いお顔だけれど実はかなりのご老体だ。

 17年前、引っ越してきた時、窓の外を茶色い犬がリードを
引いたままいったりきたりしていた。
 事情を知らない私は、さぁ大変とばかりに食べ物で誘って
保護しようとしたけれどつかまらない。
飼い主らしい家を訪ねて、知らせに行った。

「お宅のコが、歩いていました。」
「はぁ。ええ?」怪訝な表情の飼い主さん。
「あの。連れて来れないので、飼い主さんに来ていただけたらと・・・。」
「ああ。・・・そういうことですか。わかりました。」憮然。

 しばらくして、連れ帰ったけれど、放して散歩をさせているのだと
後日になって、別の人から教えられた。
当然、糞尿も犬任せの放置。。。
ヒドイ飼い方をする。犬もかわいそうだ。と思っていた。

 近頃は、そんな散歩は年のせいかしていない様子。
今でも足腰しゃんとして元気な様子をみると、若いとき自分ペースで
走り回っていたのが、よかったのかもしれないとふと、感じた。
犬にとってはストレスの少ない幸せな待遇だったのかもしれない。





コメント (8)
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