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ふと、思い出した。
子供の頃、本の選択基準はいかに文字の合間にステキな
挿絵のページが多く入っているか否かにかかっていた。
その基準を今持ち出してみるなら、該当はただ一冊。
『狐になった・・・』。
挿絵がとてもいい。
版画で文章の味わいにも合っている。
今はあれこれ濫読。
私が漁る本棚は『英米文学』で純文学もサスペンスも
新しいのも古いのも結構入り混じって並べられている。
なので、この並びになった。
私が読みたいものは『人生&老い方』。
子供の頃から5年・10年先を考えて、
思い通りにいかない「今」から目を背けていた。
30歳までは、それで支障なかった。
大概はいい方向に進んでいって
年月と共に自分を解放していくことが出来た。
ところが今又、未知の靄のかかった世界の
入り口に立って、いつの間にか足に重しでも付いて
いるような気分。
いままでのことがすべていいことも悪いことも
価値のない事に感じたり、時折実際以上に
これから先は何もできなくなっていくような
気持ちになってしまう。
私たちより年上の方の世代はタフな方が多いから
笑われて、叱られそうだけれど。。。
老いるという事は、辛く寂しく惨めな部分がだんだん
ポロポロ、どうしても出てきてしまう。
若い人と肩を並べて生きるのはたいへんなのだ。
気を張ってガンバっていないとずぶずぶと
沈んでしまう。
若い人は、時折とても残酷にまぶしい。
短編集『最後の一壜』の中の表題作に出てくる
富豪なんて・・・涙ぐましくがんばっている。
その冷酷さ迄、哀れで可愛く感じてしまうほど。
『秋の四重奏』の読後感はしばらく心に
残るだろう。