『源氏物語千年紀in湖都大津プレイベント 石山寺秋月祭』
http://www.ishiyamadera.or.jp/shugetsusai.html
源氏物語が確認されて来年が1000年の節目の年。
『源氏物語誕生の地 石山寺』としては
まず今年、プレイベントとして多彩なイベントが
予定されているようです。
9/22から9/25までは『石山寺 秋月祭』
9/23は本堂で夕方から上原まりの琵琶の演奏が
聞けるとあって楽しみに出かけました。
数時間前から生憎の横ぶりの激しい雨。
本堂の催しは予定通りとはいうものの、3000個のろうそくの炎で
切り絵を照らすライトアップは入山時にはほとんど消えていました。
第一部 小山乃里子+上原まり
『トークと琵琶『源氏物語』の演奏』
『源氏物語』からはじまり、縁の深い宝塚歌劇団に
関する話が長かったのは、私には残念でした。
上原まりという人は平家物語にしろ、源氏物語
にしろ、演者として当然な範囲を超えて造詣が
深いと耳にしていました。じっさい、トークの
端々にも『源氏物語』の女性像や源氏を噛み砕いて
面白おかしく話していらっしゃいましたが、
楽しみにしていたその部分のお話しが少なく
感じました。
演奏も短く、朗読が入って琵琶に聞き入る間が
余りなかったのもとても残念でした。
通常の拝観料だけで、聞けるのですから文句いったら
罰が当たりそうですが。。。
第二部 天狗
京滋でよく活躍されているグループのようです。
ケーナをはじめフォークロア的な楽器も使って
音楽の苦手な私でも最初のオリジナルの曲など
ついCDを衝動買いしてしまいそうでした。
いえ。手ぶらで帰りましたけど。
お金を出すとなると、私はアヤブ・オガダを
買い足すほうがいいなー、とか。。。オケチです。
ずうずうしい感想を胸に抱きながら本堂を出ると
雨が上がっていて・・・
コンサートの間に、ろうそくに火が入っていました。
きれい。。。
近頃は、祭り提灯も電気が多いですけど・・・
やはり、本物の優しいろうそくの炎の持つ力は
真似出来ないように思います。
じーーん。。。