「ちょっと、おくさーん♪」 ― チョイ。チョイ。
こてっちゃんのおとーさんの手まねきに誘い込まれる。
「これ、知ってる?料理できる?」
「ししとう?」
「ちがうー。万願寺とうがらしぃ。」
こてっちゃんのおとーさんは、おとーさんだけど女言葉だ。
「すきなだけもってって。はい、ふくろ。」
駐車場奥の畑で朝摘んだというのが山盛りある。
遠慮がちな私の控えめな入れ方に、じれったくなって
結局、大きな山のほとんどをごっそりと詰めてくれた。
「私は料理しないしねぇ。 おくさん、できるわよね?」
「あ。調べます。インターネットで。」
どきっ。一部を惣菜にしてお返ししたいけど。。。
(あ~~~。料理がじょうずに出来たらな~~~。)
↓ この間、ずっと私にピトッしていたこの方
自宅付近ではノーリードのこてっちゃん。