JR京都駅の空中経路から見た、京都タワーです。
青空が見えているのに、雲は多いし流れが速い。
・・・不安げな空は、心象風景気味。
特別、なにか起こったわけでもなく、
楽しいスケジュールが続いているのに
なんだか心がざわつきがち。
11/21 誕生日の日。
それでも、気分を奮い起こして、
自分の誕生日プレゼントのブーツ探しと、
ジェイアール京都伊勢7F隣接の美術館「えき」KYOTOの
『ベルギー王立図書館所蔵
ブリューゲル版画の世界』へ
オットさんと出かけることに。
展覧会図録表紙とチケット
11/23迄
ブリューゲルの展覧会は、滋賀県美でも一度観ていますが
版画に絞って、同時代の他の画家の描いた同じ主題の
作品とも比較して見られる今回の展覧会は
出展数も多く、大変見ごたえがありました。
反面、細かい作品をあれだけ密にならべられ
見る側も、全ての作品の前で、好きなだけ
立ち止まっているヒトが多くては、逆に
多くの人が公平に作品最前列で見ることも
できなくなってしまいます。
大きな美術館の平日の常設展のように
心ゆくまでの鑑賞は、せっかくのチャンスと
言っても、少し我慢して恩恵を分かち合った
ほうがいいのに・・・と思ってしまいました。
そうそう、いじわるばあさんついでに
ここで、書かせてもらうと、
額のガラスを薀蓄を傾けながら
ぺたぺた、人差し指で触っていた
美大生らしき女の子。。。
これっ!

あなたの
指紋が鑑賞の妨げにならないように
ふき取ってくれている方がいるんだよ。
◇ ◇ ◇
私以上に、ブリューゲルとか、ボスとか、
その辺が好きなオットさんは、
(
その辺・・・つまり、卵や魚に手足がついているような ・・・)
そういう絵が少ないのが大変、残念そうでした。
私のほうは、ブーツはとうとう決まらなかったのですが
何時になく、オットさんが不機嫌な顔をすることなく
試着にもずっとつきあってくれて、お誕生日のスペシャル気分。
空中経路では、思いがけず無料で
面白い展示も見られました。
JR京都駅空中経路パネル展
『幕末を活きた人物伝』から
12/20迄
こんなテーマの展示でも、ついきもの姿に目が釘付けになる私って・・・。