1/2
『マウリッツハイツ美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』
神戸市立博物館に行って来ました。
年末に保険会社の担当さんからチケットをいただいたんですけど
開期9/29(土)―1/6(日)で
いただいたのは年末。。。
どーせなら、
もう少し、はやく下さい。
三賀日だから、空いているだろうなんて思っていましたが
雪のちらつく中、建物の側面までチケット購入のための列。
「もう少し、はやく下さい」なんて、罰当たりを反省。感謝。
チケットを見せて、すぐ館内に入れましたが、やはり中に列。
でも、ここはエントランスや常設室を通り抜けながら
写真撮影可(フラッシュ使用禁)なので、
飽きることなし。
こんなのや、
こんなの(トムセン邸の原寸復元展示)も、
・・・もっと、ゆっくり観たいくらい興味深い。
□ □ □
今回、目玉は何といってもフェルメール『真珠の耳飾の少女』。
色・かたちがみずみずしい。
こういう普遍的な美を描けるって、本当にすごい。
数少ないフェルメール作品のなかでも特にすてきだと思う作品。
国宝級の作品としてなかなか海外に出ないのが
今回は、マウリッツハイス美術館が改修工事に入るため
実現した海外出品だそうです。
以前、兵庫県立美術館で『恋文』を観ましたが
あの時はレンブラントは『青年期の自画像』が出品されていました。
今回は、最晩年の『自画像』。
人生の中で絶頂期も辛苦も味わった晩年の大家の自画像は、
青年期の自画像にない表情の奥からにじみ出るものがありました。
それは、これから老齢期を迎える私には
なにか心にチクチク堪えるものでした。
・
・
・
<エントランス風景。写真を撮ってる人がいっぱい。>