疏水沿いに歩いていた道を道なりに進み、143号線を右へ。
しばらく歩くと赤レンガの「 ねじりまんぽ 」が見えます。
ねじりまんぽ=陽気発処
これはいったいどう結う意味?という疑問はとけませんが、
ねじり・・・に関しては、トンネル内のレンガが、
上部の盛土に直交して積まれているため、それに沿って
他のレンガが螺旋状に並べられているところからきているようです。
左上画像参照。
そこをくぐり進めば南禅寺があり、
上に登ると、道からは見えずらい
「 蹴上インクライン 」があります。
蹴上インクライン :
全長582mの世界最長の傾斜鉄道(インクライン)の跡。
大津からの疏水と京都との水面の高低差の大きい部分、
線路を引き、線路上の台車に運搬船の舟ごと乗せて中継しました。
うわっ。あがって驚いた人出。
予想していた雰囲気・風情が・・・ナイ。
でも、かわりにドレスのカップルや
あでやかなきもの姿の
お嬢さん・・・
絵になるなぁ。
線路の上を歩くのはなんとなく楽しいし、
インクラインは、そのままゴールの
「 琵琶湖疏水記念館 」
・・・の地階につながっているので、
建物の全景と南禅寺舟溜りを
ツーショットで撮るにも好都合。
そのまま進んでもいいと思いましたが・・・
いったんふつうの道にもどってゴールへ。
記念館では、今日歩いた琵琶湖疏水に関して学習。
特徴ある水門の扁額や、インクラインの端に
あったはずの台車と三十国船の復元模型など・・・
おしい見落とし・撮り漏れに気がついて、
残念な思いもありましたが・・・
屋外展示の水車の前で
「いやー、満足です。」
・・・と、嬉しそうな笑顔のI氏。
なんだか、・・・つられる。
疏水をたどるウォーキングという今回テーマとしては
もう一歩遠回りをして
南禅寺水路格 を見てほしかったという思いも
拭いきれない私でしたが・・・
私自身としては、一人なら、終生ここまで
興味を持つことは、なかった疏水のことを学べて
発案者のI氏と
声を掛けてくださったH夫妻のおかげで、
大変有意義な一日でした。
翌日足は、変形するんじゃないかと思うぐらい
つっぱりましたけど・・・
回復しつつあります。
ショッピングモールを歩くだけで
膝の痛みがぶり返し、力が入らなかった頃が嘘のよう。。。
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