JAZZ最中

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感想の変遷 ALIVE / Hiromi THE TRIO PROJECT

2014-06-21 10:34:24 | 聞いてますCDおすすめ


このアルバム、5月21日リリースでしたが、私当日にTで買いました。都内イベント参加券つきとなっていましたが、忙しくていけません、というかそれには行く気がない。ただ聞いたのはもうすこし後落ち着いてから、それからしばらくして記事にかいてアップしたと思いこんでいたら、なんと下書きのままになっていました。
今年記事にしたBESTアルバムなんてことをしていますから、記事にアップしておかないと、参加権がないということで、だけど古い記事では申し訳ないということで書き直ししています。

発売されてからほぼ1ヶ月、このアルバムに対しての感じ方って幾つかの段階で変わってきましたから、今のなってはそんな話。
私が買ったのはDVDの付いたアルバムで、その時期は落ち着かない時期だったので、最初にDVDだけみて、アルバムはゆっくりしてからと思いました。
それでDVD、これが良かった、おお、また今年のNo1かと思ったのが第一印象DVD編です。

それからしばらくたって本篇をきくと、印象は一寸違った、全体的にはパーソナルというか日常的な題材のアルバムとなっているようなソフトな感じを受けました。であらあらと戸惑っていたのだ第二期でした。

それで、そろそろ記事にしようと思っていると、セティングを間違えて1曲目をリピートで3、4回続けて聞きました。2週間ぐらいまえですがその時書いたのが以下の記事文でした。

「この一曲でいいとは、言い過ぎですぎですが、ここにすべてが詰まっています。
 この演奏をするから、2曲目、4ビートのグループ・サウンドが喜びになるのでしょう。
 4曲目O・ピーターソンがいかに上原に影響をあたえたことか、その影はうすまりません。
 5曲目、3人のミュージシャンが音楽をつくっているという、当たり前のことが、一番のことのように感じます。」

ということで、かなり好印象で解った気になった第三印象でした。でのこれをアップしたつもりになっていましたから入れ込み度は一寸疑りたくなって本日第4印象ということで最終結論です。

最初に印象がちょっと薄く感じたのは、3作目の興奮の期待のし過ぎだったかと思います。でたしかのこの1曲目、このプロジェクトのすべてが詰まっているという印象は変わりませんが、落ち着きも感じるのです。
聞き返せば2曲目4ビートにのったピアノは良いし、3曲ピアノのフレーズを聴けば、すでに挑戦者ではなくなった看板スターの存在があるのです。
このアルバム、このプロジェクト前2作の上に出来上がった安定した完成品というのが最後の印象になりました。


ALIVE / Hiromi THE TRIO PROJECT

上原ひろみ (p)
アンソニー・ジャクソン (b)
サイモン・フィリップス (ds)
2014年2月5~7日ニューヨーク、アヴァター・スタジオにて録音

1.Alive
2.Wanderer
3.Dreamer
4.Seeker
5.Player
6.Warrior
7.Firefly
8.Spirit
9.Life Goes On
コメント
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