JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

激烈な体験 LIVE AT THE MONTREAL JAZZ FESTIVAL / ASTOR PIAZZOLLA

2014-11-06 20:42:06 | 聞いてますCDおすすめ


レンタル屋さんでピアソラのところを見ていたら、知らなかったCDがあるので借りてみました。
1984年のアルバム、ピアソラがG・バートンと共演したアルバム「NEW TANGO」は1989年、モントルー・ジャズ・フェスティバルの模様でしたが、こちらは自分の編成Gでモンタレー・ジャズ・フェスティバルに出演した時の模様です。

結論から書いておくと、これが凄い演奏、激しいの最上級がなんだか知らないけれど、見た人には激烈な印象を残しただろうと思います。
いままで、知らなかったけれどこうゆうのをひろえて、ノー天気が救われました。
モンタレーへに出演ですから、聴衆は基本的にJAZZ聞き、まさにそれにぴったりとはまった凄いえんそうです。

普通に始まるTANGOが続くのは数十秒、その舞台は聴衆におされて、疾風のように走り出すのです。メンバーは結構同じ人たちですが、Pablo Zieglerなんかまるでジャズ・ピアニスト、その後の自分のアルバムはたいしたことないのに、ピアソラのもとで弾くとすごくいい。
2曲目、3曲目と“天使の死”と“天使の復活”とスピードはおちない、4曲目、16分を超える演奏、ピアソラたちの疾風は終盤まるで、アブストラクト・ジャズにようになって、激烈な体験をあたえたことが、歓声で解ります。
5曲目こんなに激しい“アディオスノニーノ”は聴いたことがありません。
アンコールなのでしょうか、たたみかけるような“ブエノスアイレスの秋”でアルバムはおわります。

ジャズ・バンドのような激しい演奏に激烈な生体験をした人々はうらやましい限りですが、CDでも聞けてよかった。
ってもっといいのが、この演奏、フル58分でネット上で見ることができるようですから(まだ内容は見ていない)少しでも激烈な体験をしてみてください。


IVE AT THE MONTREAL JAZZ FESTIVAL / ASTOR PIAZZOLLA

Astor Piazzolla bandoneon
Pablo Ziegler piano
Fernando Suarez Paz violin
Oscar Lopez Ruiz electric guitar
Hector Console doble bass

1.Lunfardo
2.Muerte Del Angel
3.Resurreccion Del Angel
4.Tristeza De Un Doble A
5.Adios Nonino
6.Chin Chin
7.Otono Porteno (from The Four Seasons of Buenos Aires)
コメント
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