
TINGVALL TRIOの新しいアルバムを手に入れるのにだいぶ時間がかかってしまった。デヴュー時からずっと追いかけて7枚目同じレーベル、メンバーでジャケ中にすべてのアルバムの写真がのっていた。このアルバム全部を持って来日ライブに生きたかったけれど、今年一番の外しにしてしまいました。

2006年にまるで知らない状態でであって感じたのが「揺らぎ」
SKAGERRAK / MARTIN TINGVALL 「バルト海の揺らぎ」
この感覚はその後のアルバムでも感じでいました。
NORR 「3分26秒後の揺らぎ」
VAGEN 「バルト海の揺らぎ 再び」
この3つのアルバムを通じて感じていたのは、このトリオ3人が相互に反応しあって、微妙に変化しあうことでそれを「揺らぎ」と感じていたようです。

この3人7作をコンスタントに出して、絶大な人気グループになってきたわけでここにきて若干の変化を感じます。
もちろんデヴューから変わっていくのは当たり前で、纏まりの良さと自信が演奏に大きく反映してきたようです。曲を短めに、より広い範囲の人々に受けるようなポップ性が強くなった気がします。
もちろんこれだけの人気をしていこうとするのですから当たり前の変化ですし、メンバー間のインタープレーによる揺らぎもなくなったわけではありません。若干その度合いが変化したという感じで、このグループを強く支持することには何の変りもありません。
ポップ性が好みの方はこのアルバムから入るのもとても良いとおもいます。
7枚のアルバムを通すと「TINGVALL TRIO IN CONCER」が一番全貌を表している様に思います。
CIRKLAR / TINGVALL TRIO
Piano – Martin Tingvall
Double Bass – Omar Rodriguez Calvo
Drums – Jürgen Spiegel
Mastered By – Stefano Amerio
1. Bumerang
2. Vulkanen
3. Bland Molnen
4. Skansk Blues
5. Cirklar
6. Sjuan
7. Det Gr?na Hotellet
8. Tidlos
9. Psalm
10. Karusellen
11. Elis Visa
12. Labyrint (Bonus Track)