JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

A&Mのライヴと思うことも出来る smokin' in seattle / wynton kelly trio wes montogomery

2021-04-13 08:57:20 | 聞いてますCDいいと思う


このごろ、ウエス後期のA&Mの作品をよく聞く。オケバックでのオクターブ演奏が、良いメロディのポップとあって気楽なのかもしれない。それだけれどもウエスの「California Dreaming」を持っていなかったので買って楽しんでいる。1966年9月の録音で、発売当時は友人が買ったからスルーした。
ショップに行って棚をみていたらウエスの知らないアルバムがあったので聞きたくなった。
ウイントン・ケリーのトリオに客演する形のライブ録音のようで、全10曲のうちウエスは6曲の演奏になっている。1966年の録音でウイントン・ケリーには申訳ないけれど、ケリーはこのぐらいの演奏だけど、実はベースがRon McClure問うのもこれが欲しくなった理由です。
チャールス・ロイドが日本に来たときベースはセシル・マクビーからマックルーアに変わっていて、凄くカッコよかったのでベースファンになったような気がする。チャールス・ロイドのバンドに加わったのが1966年でその前がウイントン・ケリーのバンドだったということだ。ケリーのアルバム「Full View」とロイドの「Love in」はともに1967年の録音で、このアルバムが1966年だから、マックルーアの最初の録音じゃないだろうかと思う。というのがうれしくなった。
もう一つ面白いのが、ウエスのオクターブ奏法がメロディアスにながれて、とてもモダンだけれど、それもそのはず、あのカルフォルニアが1966年の9月録音で、こっちが4月、フレージングが後期のウエスになっていてクリード・テーラーのライブを聞いているようで面白い。ケリーの演奏が4曲じゃなくて2曲ぐらいだったら、もっとこのアルバムは堪能できたにとは思ってはまずいか。



Smokin' in Saeattle / Wynton Kelly trio Wes Montgomery

Wes Montgomery (guitar)*
Wynton Kelly (piano)
Ron McClure (bass)
Jimmy Cobb (drums)
1966年4月14日、4月21日ワシントン州シアトルのクラブ:the Penthouse

1. There Is No Greater Love (7:56) 
2. Not a Tear (6:29) 
3. Jingles (4:31)* 
4. What's New (4:51)* 
5. Blues in F (2:44)* 
6. Sir John (8:10) 
7. If You Could See Me Now (5:54) 
8. West Coast Blues (3:56)* 
9. O Morro Não Tem Vez (6:15)* 
10. Oleo (2:08)*

コメント (2)
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