AM聞いていて、いいピアノだとおもっていくつか聞いて選んだのがこちら、最新のひとつ前の作品だけれどべーすもいいのでこちらにした。アート・ひらはあらは目にもいいと思ったけれど買ってはいなかった。
1曲目これもいくつかのアルバムでいいと思ったテナーのドニー・マキャスリンが
2曲目はピアノトリオでロシアのベーシスト、ボリス・コズロフがいいアルコ・ソロを聞かせる。
3曲目は再びマキャスリンが入って、やはりメインで吹きこむ。もちろんヒラハラもソロをとるけれど、テナーをうまい具合に活かすピアノ。
4曲目はピアノ・トリオで美しいバラッド。
このアルバム、マキャスリンが入ったカルテットとピアノ・トリオが交互に演奏される。そのどちらもそれぞれの良さがある。テナーが入ればテナーの歌が楽しいし、ピアノ・トリオでは落ち着いたピアノの上手さに聞き入る。熱量の違いが面白い具合に並ぶ。
そして最後にマキャスリンはテナーからアルト・フルートに持ち替える。こちらは美しい音色とメロディー、交互の異なる色が最後に溶けあったような、これ意識的だと思う。
VERDANT VALLY / ART HIRAHARA
Art Hirahara - piano, organ 6
Donny McCaslin - tenor saxophone #1, 3, 5, 7,9, alto flute #11
Boris Kozlov - bass
Rudy Royston - drums, percussion
2022年作品
1. Zero Hour (A. Hirahara)
2. Verdant Valley (A. Hirahara)
3. The Shadowist (A. Hirahara)
4. Truth Called Love (A. Hirahara)
5. Symbiosis (A. Hirahara)
6. Sphere Of The Muses (A. Hirahara)
7. Escherian Steps (A. Hirahara)
8. Lost (W. Shorter)
9. Danza Por Arte (B. Kozlov)
10. Ships Passing (A. Hirahara)
11. I Used To Love Her (R. Royston)