熱帯mで音楽を聴いていることが多い。おすすめなどの表示があり、そこから選んだ一枚。
アリルド。アンデルセンは結構いろいろ参加しているアルバムはあるけれど、リーダー作にはほとんどいない。
で、今回聞き始めると、かっこいい、このギタリストかっこいい。スタイルちょっと古いけれど、これ現在の演奏と言いても違和感はない。これは持っていてもと注文。届いたのがこちらのアルバム。
まずかっこ良いなといもったギタリストがこちら。
なんとも若造だけど、これがビル・フリゼールだった。
彼はパット・メセニーの紹介で1982年にECMのポール・モチアンのアルバムに参加、1983年にソロ・アルバムでデヴューしている。このアルバムは1981年8月だからこれがビル・フリのごく最初のアルバムじゃないだろうか。
現在よく知っている、ビル・フリとはまるで違うアプローチで、だから解らないのだけれど、これが何とも心地よい。若さを感じるということかもしれない。
全編通じて面白いのがこれ。
だけどもう一人おもしろいのがこちら。
それがジョン・テーラー、こちらも若々しいけれどその才能をしっかりインプロに出している、6曲目にソロなどその後の人気を裏付けるだろう。ドラムスはアルフォン、ムザーン、これも緊張度の高いメンバーになっていると思う。
1曲目、ムザーンのタイトの音で始まって、ベースがエレベみたいなラインを作る。アリャと感じる,これが1981年かもしれない、。ギターのラインにドラムスがベースをつ作ると、これリズム部隊のライヴという感じ、ムザーンのドラムスが切れ切れの1981年の感じ。
フェスの演奏で、スタジオ録音とはちがう、粗削りながら自由の雰囲気がそのままでて、最近のECMにはない、(持ちこみかも)自由な雰囲気、(古いのを今きいたから)気持ちく感じる。
古いアルバムなので曲紹介は別にしても、古いという理由で知らない人は多いような気がする。どっかで探して聞くと、ビル。フリのおもしろさとか、アンデルセンの若いころ、テーラーの若々しさも感じて楽しいと思う。
Molde Concert / Arild Andersen
Arild Andersen Double-Bass
Bill Frisell Guitar
John Taylor Piano
Alphonse Mouzon Drum
August 1981, Molde Jazz Festival