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1965年のコルトレーン 4

2025-02-01 20:14:20 | 聞いてますCDおすすめ
1965年5月26日に録音された”Dear Lord"という演奏は1970年にリリースされたアルバム「TRANSITION」の2曲目として入っている。しっとりとしたバラッドで、素晴らしい演奏なのでここにも入ったのだろう。それ以外の曲は1965年6月10日の録音になっている。2曲目では、ロイ・ヘインズがドラムスを叩いているが、ほかの2曲(3曲目は5曲からなる組曲)エルヴィン・ジョーンズが復帰している。
1曲目の”Transition"は咆哮度合いの増しているトレーンにエルヴィンなどが必死に合わせに行っているし、マッコイはある程度自分のペースをたもつという、ある意味緊張を含んだ演奏となっている。
3曲目の組曲は 21分20秒からなり、前年の「至上の愛」の続編として録音されたとおもわれる。それを考えると、このアルバムはかなり聴きごたえのあるアルバムといえる。

この日これ以外に3曲の録音がされるが”Welcome”という曲は、1967年2月にリリースされたアルバム「Kulu Se Mama」に収録され、あと2曲”untitled 90314"と"THE LAST BLUES"は1998年にリリースされる「LIVING SPACE 」に収録される。



TRANSITION

John Coltrane – tenor saxophone
McCoy Tyner – piano
Jimmy Garrison – double bass
Elvin Jones – drums

"Transition" – 15:31
"Dear Lord" – 5:32
"Suite" (Prayer and Meditation: Day, Peace and After, Prayer and Meditation: Evening, Affirmation, Prayer and Meditation: 4 A.M.) – 21:20

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