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今年になって出会ったピアニストで一番吃驚したのがグイリム・シムコックじゃないかと思う。
2月10日に“装丁のしっかりした”という記事で「BLUES VIGNTTE」を、翌11日には“ピアニスト狩り、失礼”で「Good days at Schloss Elmau」を取り上げました。
ピアノソロだったりのアルバムで、上手いのだけどjamになったらどんな感じだろうと、おもっていたら、プロデュースも務めて、興味深い組み合わせでアルバムを出してくれました。
気がつかないままに通り越しそうになりましたが、blog仲間の音楽狂さんが取り上げてくれて、知りました。netでなんと1,000円もしない値段で手に入れました。
1曲目、ピアノとギターのユニゾンのテーマは、バックのリズムも加わってとても緊張感ある出だしです。スワローのベースは最近フワッとした感じになっていますが、ここではとても締まったハードな感じ、エッジの効いたピアノとドラムスの影響と思う。
3曲目、シムコックがこのメンバーのなかで存在感充分、ゆったりした曲も、シャープな曲も弾きこなす、この3作目でUKで一番前に人じゃないかと思います。
ギターのマイく・ウォーカーという人のソロ、いろんな面がみえて、ここではプログレのバラッド・プレーという感じ。
4曲目、タイトな汀間は生で演奏したら映える感じです。
6曲目ギターがとても美しいテーマを弾きますが、曲名は“Gwil’s Song”だそうで、交友のをgentleというのではないでしょうか。
日ごろgentlemanじゃないとなじられているけれど、急速にimpossibleじゃなくてpossibleなgentlemanになる必要がでてきました。
親切で思いやりのあるジェントルマン、生まれの良さは今更どうしようもありませんが、付け焼刃でもいいから少し気をつかわないと。
「Excuse Me ma'am.」
私どうした訳かエレベーターに一番に乗ってしまいます。 イカン
レストランで手をひらひらして人を呼びそうです。 イカン
「Solly ma'am.」
gentlemanに見えるようにカッコは整えましたが、もう少し身につけなければ。
「Hei,ma'am」
空想していたらアルバムからはなれてしまいましたが私、アルバムのスワローよりかはましな表情でいけそうです。
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表情はともかく、メンバーの纏まり具合がとても良く、なおシムコックの実力がはっきりと認識できたアルバムでした。この時期、彼らも別の大陸をツアー中のようです。
THE IMPOSSIBLE GENTLEMEN
Gwilym Simcock (p)
Mike Walker (g)
Steve Swallow (b)
Adam Nussbaum (ds)
1.Laughlines
2.Clockmaker
3.When You Hold Her
4.You Won’t Be Around To See It
5.Wallenda’s Last Stand
6.Gwil’s Song
7.Play The Game
8.Sure Would Baby
Gwilym Simcockは、SGS Group, Inc. でも、なかなか味のあるピアノを弾いています。機会があれば、一度聴いてみてください。他に「Perception」も御奨めです。
では、また。
こういうアルバムが結構人知れずリリースされていながら,破格の安値で手に入り,かつ内容もよければ何の文句も出ないですよね。
予想を上回るナイスなアルバムでした。TBさせて頂きます。
このアルバム、こんなに安いという事で気楽にかえて、そこには驚くべきmとまりがあるという良品でした。
シムコックこれから世界を飛び回りそうです。
Mstyyさんもシムコック注目のようですね。
私は今年聞いておどろきましたが、ワイドの競演でどうかなとなりました。
その危惧をはっきりと否定する開演、また驚きました。
SGSってよさそうですね。出逢ったら拾います。
このアルバム安く買えて内容もGOODでした。
わたしも音楽狂さんの記事をみて入手しました。
本当にこの頃CD安いですね。このアルバムそのパフォーマンスとひかくして、信じられません。
今日ショップで値引きをふくめてメルドーの新しいアルバム1,450円でかってきました。
これも驚きです。