JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

もっとやって BROUGHT BACK LIVE FROM PJ'S / EDDIE CANO

2007-04-05 22:03:25 | 聞いてますCDおすすめ
なんとも変な題になって島しましたが、私が言っているのではありません。アルバムの中で聴衆の女性が何度もあおる掛け声です。
blogにトラックバックをいただくことがありますが、突然存じ上げないところからもいただきます。するとそこにもお邪魔するようになり、そちらで見つけて拾ったアルバムです。
ピアノとベースのはっきりしたリズムにオーディエンスの掛け声で始まるアルバムにラムゼイ・ルイスの“ジ・イン・クラウド”がありましたが、のりはそれ以上。
凄い勢いで曲が進んでいきます。
2曲目“ラ・バンバ”は歌手がいますが、どれが歌手やら、3曲目のコンガの効いた曲でもどこまでがプレーヤーでどこからが聴衆なのかわかりません。
4曲目“ミラ・コモンズ”VOCALを客が煽る煽る、誰が歌っているか判らない。「もっとやれ、もっとやれ」「ガハハハ」となんとも下品で最高です。
ライブ録音の音質などまるで気にならない、コンガの音が生生しく臨場感があります。ピアノは持っているテクニックを十二分に披露しているのを5曲目オリジナル“I CANT CRY ANY MORE”で感じます。
カルフォルニア州にあるクラブ“P.J'S”でのライブ、ピアニストのエディ・カロはここのレギュラーピアニスト、ということで知り尽くした客が楽しんでいるのです。
6曲目“マンデー・マンデー”7曲目“ルイ・ルイ”8曲目“グァンタラメラ”とお決まりの流れなのでしょう。
この場所に日本人の私がいても浮いてしまうかも知れませんが、いやいやきっと飛び跳ねていますね。そんな、いなかったことに嫉妬を感じてしまいます。
9曲目でちょっと落ち着かせたあとのオリジナル“I'LL NEVER FORGET YOU”などJAZZの曲としてもホレス・シルバーあたりがホーンを入れた演奏でも凄くなりそうな曲です。
11曲目もオリジナル、美しい旋律でうっとりするともう最後の曲。
“ジョージアなんかに絶対に帰らない”という曲で、でも決してこの曲で終わったわけがない。
エンディングの状況にいたかった。

  BROUGHT BACK LIVE FROM PJ'S / EDDIE CANO & HIS QUINTET

EDDIE CANO piano
DAVID TRONCOSO bass
EDDIE RALAMANTES drums
FRANK GUUTIERREZ percussion
MAX GARDUNO congas
Eddie Talamantes vocal on 2

1 SLIP,SLIP
2 LA BAMBA
3 WACK WACK
4 MIRA COMO ES
5 LOUIE LOUIE
6 GUANTANAMERA
7 BROWN & BLUE
8 I'LL NEVER FORGET YOU
9 DON'T EVER CHANGE
10 EL PITO(I'll Never Go Back To Georgia)

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