リチャード・ガリアーノは今でも結構作品を発表していて、凄いと思う。最近はもういいかなと控えているけれど、古い作品をみたらチェロとデュオしているアルバムがあるので、これは買ってみた。
1992年の古いアルバムで、チェロの、JEAN-CHARES CAPONという人とのデュオとなっている。
ガリアーノの場合、多くのアルバムを作っているが、その重心をタンゴにするのか、クラシック、もしくはジャズと変えているので今回はどのようなアルバムだろうか。
チェロとのデュオということで期待したものの、1992年の作品。最近のジャズでチェロが使われると、結構クラシック系の音とメロディーに寄った使われ方がおおくて、それが好みになっている。でも最初のころのジャズ・チェロは、ベースと同じ扱いで、リズム楽器の感がある。
このアルバムのチェロは、残念ながらベースの置き換え感があって、ちょっと好みとはちがった。
当時なくなったマイルスに向けて”GOOD BYE MILES”なんて曲をいれたり、ジャズベースの構成はそれなりにで、その後のバラッド”NEIGERIE”のチェロ・ソロなどは今でも新鮮に響く。
とここまで書いて曲名などをしらべていたら、なんとこの自分で記事にしていた。手元になかったので当時売ってしまって忘れ去っていたのだろう。ということで2度目の記事じゃとおもったけれど、チェロを演っている、いま新たに聞いたことで良いか。
まぬけだったので、整理のためにガリアーノを並べてみようか。
BLUES SUR SEINE / Richard Galliano
Richard Galliano (Artiste)
Jean-Charles Capon (Violoncelle)
1. Blues Sur Seine
2. For My Lady
3. Pied Dans le Caniveau
4. Waltz for Debby
5. Laura et Astor
6. Kitou
7. Forains
8. Tears
9. Good Bye Miles
10. Neigerie
11. Fou Rire
12. Bateau Mouche
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます