ブートレク入手の道が一つあって、これは聴きたいというのだけ手に入れる。それが今回のアルバムだった。2023年にベルギーのブリュッセルでのフェスティバルに参加したフレッド・ハーシュのトリオの演奏。
持っているアルバムで一番新しい演奏はECMから出たソロ「Silent Listening」で、2023年3月の演奏だから6月のこれが一番新しくなる。
ストリングス・カルテットとの共演だけどトリオで演奏しているのは2021年8月24,25日にNYで録音された「BREATH BY BREATH」がある。
ピアノ・トリオだけとしては2017年11月24日に、これもベルギーのブリュッセルのスタジオで録音された「LIVE IN EUROPE」がある。
ですから、こんどのアルバムはトリオの演奏のとしては6年ぶりになる。
メンバーはDrew Gress - bass 、Joey Baron - drumsだから慣れ親しんだチーム。特筆すべきは音のバランスの良さで、STEREO SOUNDBOARD RECORDINGとなっている。
で聞き出すと1曲目は、前アルバムとおなじモンクの” We See”これで調子を上げていくのかなとおもいつつ、聴いているとどうもおかしい。前のアルバムとの比較をしたいのに、演奏されている曲がアレアレ、ずっとおんなじじゃないか。
まてまて、ソロの順番も同じ、出方も同じ、アンリャこれは同じ演奏じゃないか。
ウーム、どうやらこれは騙された。「LIVW IN EUROPE」は発売された2018年に買っているから、こんどのアルバムが2023年のはずがない。
これがネットに出ていたもの、もちろん現在は削除されていた。
それにしても演奏者をDrew Gress - bass 、Joey Baron - drumsとして、演奏風景まで写真にしているのが凄い。
2017年に演奏していたERIC McPHERSON drums とJohn Hebert bassの二人には大変失礼なことになる。
私も思ったアルバムではないものに支払いをしたから被害者だが、これはある意味おいしい。(実はフィッシングで数十万円の詐欺にあっているからこれぐらいは笑っていられる、1,380円)
でも一応騙されたので、発送元に質問の連絡をいれて、どういうことか問い合わせた。(ただでおかないなんてことは言わない、ミュージシャンに大変失礼なことですといった。)
さてどのようなことだったのか回答はくるか、回答期限をとってどうなることやら、そのことは1週間後に。
発売元からなお詫びと、代金の返金っ続きしたというメールが来た。
どうやら仕入れをしたみたいで、仕入れ先に問い合わせをして2023年の演奏のアルバムはなくて、破棄してほしいとのことだった。
まあ、こんなとだろうけど、皆さんご注意のほど。
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