
ボボ・ステンソンと同も相性が合っていなかった。それにアンデルス・ヨルミンとはもっとあっていなかったからどうもECMのアルバム記事にできていない。でも大変評判がよいので拾ったのは去年の12月、それ以後多くのアルバムが記事になった後、地下の棚にいくにずっとこのアルバムは机の上に残っている。
記事にしないけれど、結構何度も聞いていて、聞くたびに良いとおもっていたら、これは良いにだんだんと成長してきたアルバムです。
だいたいステンソンにしてもヨルミンにしても、白夜というか薄明りというか、グレーにおおわれたようでうまく入り込むことがこれまでなかったのだから(アルバムは結構持っている)この変化はうれしい。
1曲目しっとりとした淡い色彩があってアレッと思っているとこの色彩が日覆うごとに美しく感じ出したのです。
2曲目は少しスパニッシュが入った感じで3曲目はアルコが和笛のような美しい音色、とんで5曲目もスパニシュウのようなこの3曲Indigo(青藍)の変形でフリーインプロヴィゼーションですが、落ち着いた演奏です。
4曲目のピアノの出だしが美しく、ヨルミンのベースとそっとと絡まって、これ良いです、今までのステンソンでは感じなかった温かさです。
7曲目トラディショナルなような曲はピアノのラインが透明で美しい。
9曲目のピアノのフレーズ、なんだかキースのソロに通じる感じです。
11曲目は一寸スタンダードのような落ち着いた味わい。
最後は讃美歌か教会音楽のような荘厳さで終わります。
演奏自体が変わるわけないので、ここまで感じるのに4か月はこちらに問題があるわけで、年間ベスト10に考えてもいいくらいと翌年になってかんがえているのだから困ったものです。
でもだれもベストにはあげていなかったからそれくらいか、今となってはおそいけれど、現役ピアニストの検討ピアニストに参加してもらおうと思う。
INDICUM / BOBO STENSON
Bobo Stenson (piano),
Anders Jormin (double-bass),
Jon Fält (drums)
1. Your Story (Bill Evans)
2. Indikon
3. Indicum
4. Ermutigung
5. Indigo
6. December
7. La Peregrinacion
8. Event VI (George Russell)
9. Ave Maria
10. Tit er jeg glad
11. Sol
12. Ubi Caritas
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