日本のミュージシャンのCDで良いものに触れれば、当然実際に聴いてみたくなります。思い込みが強くなって勝手にCD-Rをコピーしてライヴにお邪魔しました。
昨日は無事家に帰り着きまして、今日そのおさらいをしています。パスタでワインを飲みながら(逆でしょうか)外山さんのアルバム1曲目が休みの午後に大変合うのであります。
写真は我が家で一番好きな情景、外のアメリカハナミズキが障子に映るのですが、5月に葉が揺れるのを見ながらいただくワインはたまりません。(2月なので予習です)アルバム“Songs of Lilac”を聴きながら、一番いい時間なのです。
さて昨日のライヴですが、3回のステージが演じたれました。昨日は外山さん、関口さんと挨拶をし、面がわれてしまいましたのでどう書いたらと悩みますが、ちょっと辛口で行きます。
1st
1 I Sish I Knew
スタンダードから始まり1曲目乱れがありません。ピアノのタッチはCDより強い感じ、関口さんのベースのピッチが良く、CDで充分聴き取れなっかたのは、私がが悪かったからでしょう。広い音域を使った展開を聴かせますが、それが4ビートをしっかり踏まえたものなので、大変心地よいものです。
2 Bateaux-Mouche
アルバムでも感じたようにドラムスが欲しくなる軽快な曲で、右手のメロディーラインが素晴らしい。
3 Before Dawm
ベースのラインがピアノにからんだ美しい曲ですが、ピアノの左手の強さと、リズムののりにちょっと不足を感じました。
4 Somewhere in Time
5 Long ago and Far away
スタンダードの演奏です。自分の曲では、もちろん作者の曲想を思いをこめて演奏できます。他人の曲では演奏に自己主張や個性が強くないと、ラウンジを聞いているようになってしまいます。
ライヴに行って聴く聴衆は、ただ良い曲をきれいに演奏してくれれば良いという人もいるでしょうが、私はすこし違います。
その曲の向こうにある、歓びや、悲しさや、慈しみをミュージシャンがどう感じるかを聴きとりたいのです。そういう意味で、美しく聴かされることより、曲に対しての緊張感が好きです。
ベースソロ中のピアノの合いの手は、慣れがあるのか、クラシックの伴奏のようで緊張感が足りないように思いました。一音をどう出すかを聴きたいのです。
2nd
1 Under the Lilac Tree
2 Amazing grace~If I Shoud Lose You
1stから2ndの出だしでちょっとjazzアクセントというかいまいちのりが足りないと感じているのは、聴く人の精神状態にもよおるにでしょうが、2ndでお暇しようかと考え始めていました。ところが2曲目の後半から落ち着いたJAZZフィーリングがぐっと増して来ました。外山さん、ここに来て落ち着いたのでないでしょうか。
3 Ray of Hope
ここでのピアノソロは素晴らしい、そうなると続くベースソロもより素晴らしく聴こえてきます。
4 スタンダードで曲名ブルーセットといったかどうか聞き取れなかった
5 遠くを
このセット途中から急に落ち着いた雰囲気のJAZZになった感じで、最後までいることにしました。
3rd
1 29
オリジナル、美しい響きで始まりアルバムで受けた印象より まとまっていた感じをうけました。
2 Snowingtown
新曲、北海道の雪を思い浮かべて作った曲だそうでハーモニーが美しい彼女らしい曲。コンポーザーとしての力を感じました。
ベースは新曲だからかまだこなれてない感じ。関口さんも感じたと思う。
3 スタンダード 曲名聞き逃し
4 Nostalgia
CDの美しい世界が生でより深くプレーされています。右手のメロディラインラインが素晴らしい。ただ、左手のバッキングの強さ、和音の作り方、左手でのメロディなどもう少し多くしないと、演奏に広がっていかない様に気になりました。
もちろん今日CDを改めて聞きながら、いいなーと思いながらの、生意気な戯言です。
5 イパネマの娘
最後の方で入らしたオジサングループのアンコールリクエスト。
すいませんこの曲ではアンコール演奏長引かないで、助かりました。無事電車に間に合って家に帰りました。帰り支度し始めたので真剣に聞いていません。ごめんなさい。
演奏中の写真は取ったのですが(2枚だけ)よくなっかたので載せられません。折角OKもらっていたのにざんねんです。ごめんなさい。一生懸命とっていた人がいたので探せばそちらで見ることが出来るでしょう。
またまた、生意気な事をかいてしまいました。これからのご発展を期待できるお二人でした。
音楽を演奏する人が好きなので、一人よがりな事を書いてしまいます。
おゆるいし下さい。