JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

おまけ What's Going On / MARVIN GAYE

2007-02-08 21:38:11 | 聞いてますCDいいと思う
昨日レンタルで、私の好きな心地よい音声を聴きました。懐かしい女性ボーカリストディオンヌ・ワーウィックです。懐かしい歌声を聴こうとしたら、JAZZでないもう一つの歌声も聴きたくなりました。LPを持っているのですが、CDRにおとして車でも聴けるようにします。それがR&Bのマービン・ゲイ“What's Going On”です。アルバムの曲は、当時の社会に対しての、批判的メッセージ色が強いものでした。このタイトル曲の邦題は“愛のゆくえ”、何とも恥ずかしいような、私もblogの記事の題を色々考えますが、こうゆうの、楽だなー。
とはいっても歌声は大好き、デオンヌとデュオしていたジョニー・マティスと2人が懐かしの歌声です。
学生の頃大ヒットアルバムでしたが、人の声とメロディーで聞くものの心を動かす事(それがリアルタイムで感じる)凄いと思いました。
当時これでディスコ(なんというか解らないクラブとは言っていなかったような気がする)で踊っていた人達(私は全然関係なかった)が一番懐かしいと思う。

モータウンのスーパースターと思いますが、あまり深く思いいれはありません。このアルバムが大好きだということです。この曲、JAZZマンもやっていますしね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胸を焦がして LOVE SONGS / DIONNE WARWICK

2007-02-07 22:17:40 | 聞いてますCDいいと思う
昨年出たジャズ批評NO.134“私の1枚のジャズ・レコード”は私のblog仲間の方たちも書いています。この時にはまだ知り合いではありませんでしたが、紹介でジャズ批評の営業担当、花村さんと知り合いました。その方の書かれた記事が77ページ“悲恋、40年”という何とも切ない心に残る記事でした。
お読みになっていない方のために内容をすこし書きますと、(花村様には大変失礼いたします。)花村氏が女性ヴォーカルで秘めた恋人と決めた人は「木村芳子」。花村氏にとって何よりも心地よい声音の持ち主。40年も前の出会いです。その後、たぶんただ一枚のアルバムをだし、それが、彼の大好きな1枚。「木村芳子」はその後アメリカに渡ったとか、行方を捜す花村氏に届いた風の便りは彼女が癌で亡くなったとかの・・・「悲恋40年」
昨年も押し迫って、なんと花村さんからこのアルバムのCDRをいただきました。素晴らしい声音で何度も聴きました。
ちょっとハスキーな心に残る声音、このアルバムのことは全て花村さんのもの、とても語るわけには行きません。
何とも艶のあるアルバムで、JAZZ喫茶の年上の女性に心寄せた人などには、ぴったり、お持ちで無いなら、絶対普通では手に入りませんから、花村さんにおねだりしても良いと思うアルバムです。

私も何よりも心地よい声の持ち主がいます。JAZZシンガーでありません。いただいたアルバムの木村芳子にも声質が似ています。そしてその声の持ち主をおもいだしたのは、アルバムの中の曲バート・バカラックの“ALFIE"を最初に歌った歌手だからです。
その歌手とは、ディオン・ワーウィック、ちょっとハスキーで高い音域での声が澄んでくる大好きな人です。声を聞くと私も何となく胸の内が・・・。そう彼女も40年前に登場していた人でした。
かといってCDは持っていないし、LPはゆくえ不明です。それならばレンタルで
と探してみると、1枚しかありません。そんなばかなと思いながらでもこれがLOVE SONG集で心地よい。バニー・マニロウやホイットニー、カシーフ、ジョニー・マティスなどとのデュエットがあり、最後の曲はコールポーターの“WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?では実力わかります。遠く昔をおもう様に、胸を焦がすのでした。

LOVE SONGS / DIONNE WARWICK

1 Heartbraker
2 after you
3 I'ii never Love this way again
4 How many times can say goodbye (WITH Luter Vandross)
5 No night so Long
6 Will you srill Love me tomorrow
7 Love power (WITH Jeffrey Oborne)
8 Reservations for two (WITH Kashif)
9 Run to me (WITH Barry Manilow)
10 You are my Love
12 Love will find a way (WITH Whitney Houston)
13 Friends in Love (WITH Johnny Mathis)
14 Never Gonna Let you go
15 Love at second sight
16 What is this thing called Love?




  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しいお宅におじゃまして OVERNIGHT / ROBERT BALZAR

2007-02-06 20:39:13 | 聞いてますCDいいと思う
昨年出たアルバムを振り返って聴きたいと思うものを拾ってきました。ジャケットの印象でブラジルの軽いピアノと思っていたのですが、幾つか良さそうな記事を読んで聴きたくなりました。
チェコのベーシストがリーダーのアルバムです。
1曲目“On Green Dolphin Street”はきちんとした美しい玄関におじゃまして,
正しい言葉使いで挨拶するような感じです。
2~4曲はリーダーのオリジナル、2曲目はクラシカルな響きの美しいピアノメロディ、ピアニストも実力ありです。ベースソロもピッチのしっかりしたさわやかさがあります。3曲目、美しいピアノで始まりボッサのリズムですが、リズムがテーマに勝ってしまって印象はいまいちです。
4曲目は美しいピアノのイントロから入りテーマメロディも奇麗な曲。ベースソロも雰囲気を引き継いで、うまくまとまった、優しい気分になる良い響きでした。
5曲目はコルトレーンの“Moment's Notice”でピアノでコルトレーンをうまく弾いています。6曲目、8曲目はキースを思わせるゴスペル、フォーク調の曲で好きです。
最後にベースソロがつきますが、トリオ演奏で充分美しさと巧さは解るので特になくても満足。
オリジナルがクラシカルな美しさを持ち、尚かつ軽いタッチもありと、美しいお宅を案内されて、良いお住まいですねと感心したような感じです。

  OVERNIGHT / ROBERT BALZAR

Robert Balzar bass
Stainslav Macha piano
Jiri Slavicek drums

1 On Green Dolphin Street
2 Lady Behind The Window
3 La Tendresse
4 Always
5 Moment's Notice
6 Night
7 East Of The Sun
8 Ben-In-Jam
9 For Your Sound No.2

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この曲が聴きたい 10  NATUR BOY / John Coltrain

2007-02-05 20:23:15 | この曲が聴きたい
JAZZを聴いてくると、幾人かのミュージシャンにどれくらい入れ込んだかで、その人のJAZZスタイルが想像できるような気がします。
私がジャズを聴き始めたころの、そんな基準みたいな人の一人が、J・コルトレーンでした。J・コルトレーンはジャズ喫茶に行けば必ずかかっていました。LPからCDにオーディオを変えた後に、どうしても聴きたく探したアルバムと曲がこれです。“至上の愛”ではなくて1965年、Village Gateで録音されたコルトレーンの1曲です。





タイナーとエルビンのおなじみのハーモニーとリズムにのって吹きまくるコルトレーン。出だしの美しいメロディーは祈りの様で、その祈りの同調を求められているようです。段々と熱を帯びるとソロ、同調を求めている様から、彼一人の祈りに変わり無我状態に聞こえます。それが続くと曲の終わり頃には、コルトレーンの音が静寂と平安のように変わるのでした。
ただCDで聴くとちょっと昔と違うようで、このごろLPも聴けるようにしましたので、聞いてみました。LPは音が柔らかく感じます。昔親しんだからでしょう。LPは終わりの拍手をきっています。収録時間ってたいへんなのですね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外山安樹子 関口宗之 Live at L-5 in 池袋

2007-02-04 11:41:18 | サポート中、ライブ
日本のミュージシャンのCDで良いものに触れれば、当然実際に聴いてみたくなります。思い込みが強くなって勝手にCD-Rをコピーしてライヴにお邪魔しました。
昨日は無事家に帰り着きまして、今日そのおさらいをしています。パスタでワインを飲みながら(逆でしょうか)外山さんのアルバム1曲目が休みの午後に大変合うのであります。
写真は我が家で一番好きな情景、外のアメリカハナミズキが障子に映るのですが、5月に葉が揺れるのを見ながらいただくワインはたまりません。(2月なので予習です)アルバム“Songs of Lilac”を聴きながら、一番いい時間なのです。




さて昨日のライヴですが、3回のステージが演じたれました。昨日は外山さん、関口さんと挨拶をし、面がわれてしまいましたのでどう書いたらと悩みますが、ちょっと辛口で行きます。





1st

1 I Sish I Knew

スタンダードから始まり1曲目乱れがありません。ピアノのタッチはCDより強い感じ、関口さんのベースのピッチが良く、CDで充分聴き取れなっかたのは、私がが悪かったからでしょう。広い音域を使った展開を聴かせますが、それが4ビートをしっかり踏まえたものなので、大変心地よいものです。

 2 Bateaux-Mouche

アルバムでも感じたようにドラムスが欲しくなる軽快な曲で、右手のメロディーラインが素晴らしい。

 3 Before Dawm

ベースのラインがピアノにからんだ美しい曲ですが、ピアノの左手の強さと、リズムののりにちょっと不足を感じました。

 4 Somewhere in Time


 5 Long ago and Far away

スタンダードの演奏です。自分の曲では、もちろん作者の曲想を思いをこめて演奏できます。他人の曲では演奏に自己主張や個性が強くないと、ラウンジを聞いているようになってしまいます。
ライヴに行って聴く聴衆は、ただ良い曲をきれいに演奏してくれれば良いという人もいるでしょうが、私はすこし違います。
その曲の向こうにある、歓びや、悲しさや、慈しみをミュージシャンがどう感じるかを聴きとりたいのです。そういう意味で、美しく聴かされることより、曲に対しての緊張感が好きです。
ベースソロ中のピアノの合いの手は、慣れがあるのか、クラシックの伴奏のようで緊張感が足りないように思いました。一音をどう出すかを聴きたいのです。

2nd

 1 Under the Lilac Tree
 2 Amazing grace~If I Shoud Lose You

1stから2ndの出だしでちょっとjazzアクセントというかいまいちのりが足りないと感じているのは、聴く人の精神状態にもよおるにでしょうが、2ndでお暇しようかと考え始めていました。ところが2曲目の後半から落ち着いたJAZZフィーリングがぐっと増して来ました。外山さん、ここに来て落ち着いたのでないでしょうか。

 3 Ray of Hope

ここでのピアノソロは素晴らしい、そうなると続くベースソロもより素晴らしく聴こえてきます。

 4 スタンダードで曲名ブルーセットといったかどうか聞き取れなかった
 
 5 遠くを

このセット途中から急に落ち着いた雰囲気のJAZZになった感じで、最後までいることにしました。

3rd

1 29

オリジナル、美しい響きで始まりアルバムで受けた印象より まとまっていた感じをうけました。

 2 Snowingtown

新曲、北海道の雪を思い浮かべて作った曲だそうでハーモニーが美しい彼女らしい曲。コンポーザーとしての力を感じました。
ベースは新曲だからかまだこなれてない感じ。関口さんも感じたと思う。

 3 スタンダード 曲名聞き逃し

 4 Nostalgia

CDの美しい世界が生でより深くプレーされています。右手のメロディラインラインが素晴らしい。ただ、左手のバッキングの強さ、和音の作り方、左手でのメロディなどもう少し多くしないと、演奏に広がっていかない様に気になりました。
もちろん今日CDを改めて聞きながら、いいなーと思いながらの、生意気な戯言です。

 5 イパネマの娘

最後の方で入らしたオジサングループのアンコールリクエスト。
すいませんこの曲ではアンコール演奏長引かないで、助かりました。無事電車に間に合って家に帰りました。帰り支度し始めたので真剣に聞いていません。ごめんなさい。





演奏中の写真は取ったのですが(2枚だけ)よくなっかたので載せられません。折角OKもらっていたのにざんねんです。ごめんなさい。一生懸命とっていた人がいたので探せばそちらで見ることが出来るでしょう。

またまた、生意気な事をかいてしまいました。これからのご発展を期待できるお二人でした。
音楽を演奏する人が好きなので、一人よがりな事を書いてしまいます。
おゆるいし下さい。









コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 “好きです”  Song of Lilac / Akiko Toyama

2007-02-03 12:25:25 | 聞いてますCDいいと思う
このようにblogを続けていると、私の好みがわかる人がいて、これでmonakaは落ちるだろうと想像が付くみたいです。まして、そのアルバムが親しい人の演奏であれば、聴いてみなさいとご推薦いただく事になります。blog仲間のsuzuckさんが、リンクされているピアニストの外山安樹子さんとベーシストの関口宗之さんのデュオアルバムを推薦されました。外山さんのホームページで試聴も出きるので、聴いたところ、良いので早速手に入れました。
SUZUCKさんからは感想もとの事なので、そんな聴き方になってしまいました。
(いつものことか。)
曲を作ることが、大好きな方で、一つ一つの曲から、作者の気持ちが伝わってきます。初めに思い浮かんだのは、私の大好きなアレクサンドロ・ガラティのアルバム“All Alone”でした。そのことは後にして、すばらしいそれぞれの曲に感じた事を書きたいのですが、この記事もご当人の目に触れるかもしれません。何を的はずれな事をと思われるでしょうが、ただのJAZZ好きの戯言と思ってください。
そして結論から書いておきますと“好きです”。基本的に良いと思うので、そこは省略して、特に良いと思うところと、私なりの望みを多めに書きます。
1曲目“Ray of Hope”は美しいメロディで始まるすばらしい曲です。ベースの音が私とあわない事が一番心配でしたが、それもありません。私としてはこの曲もっとスローテンポでオーバーに弾いても良いと思うのですが、さっぱりした方なのでしょうか。
2曲目“Under the Lilac Tree”の出だしが1曲目と近すぎて、1曲目の余韻をもう少し楽しみたく感じます。途中のベースパターンはいまいち、ピアノと同じようにどんどん刻まなくても良いような気がします。
3曲目“Nostalgia”は出だしのメロディが印象的な曲。ハーモニーがとても奇麗な流れで、メロディの音が重なっていくところが大変美しい、インリズムでのソロがよどみなく奇麗です。
4曲目“29”はちょっと難しくなりすぎたみたい、小品的に軽く聴きたかった。
5曲目“Befpre Dawn”はすてきにジャージー、ベースラインが曲にあって楽しい曲です。
6曲目の“Bateaux-Mouche”も軽やかな演奏で、ドラムスが欲しく感じます。ベースソロも確かなピッチですばらしいソロです。
7曲目“遠くを”は優雅な響きの曲です。この優雅さをもっと強調したほうが良いと思うのですが、ちょっとピアノ弾きすぎて色々混ざってしまった感じです。
8曲目“Somewhere in Time”は作曲者の優しさが伝わってくるメロディ。最初の曲でもそうですが、感性豊かな曲なので、私の場合はもう少し感情移入しても良いのではと思いました。ちょっと性急なところを感じます。
色々書きましたがこれは、あくまで私が感じた感想です。ずいぶん勝手な事を書きました。

1曲目の出だしから、感じがにているので私が思い浮かべたのが、ガラティの好きなアルバムです。
私の応援しているピアニスト、ハクエイ・キムにこのアルバムのCD-Rを上げました。最初ミスして1曲目しか入っていないものでしたが、ハクエイからとても良いので、全曲をとリクエストを受けたアルバムです。
1曲目のタイム感覚、2曲目の余韻の重なり、私は大好きです。ガラティが好きなように、ハクエイが好きなように、外山さんのピアノも同じものを大切にしているように感じます。そんなことでさしでがましいのですが、ピアニスト外山さんにも、ハクエイとガラティを聴いてもらいたくなりました。
ハクエイも外山さんと同じ、ふるさとは北海道ですし。
引っ込み思案な私ですが(自分で言うかな)ことJAZZになると、偶然であったハクエイに声をかけたり、ガラティの演奏できる場所を探したり、という事は・・・・

Songs of Lilac / AKIKO TOYAMA

Akiko Toyama piano
Muneyuki Sekiguti bass

1 Ray of Hope
2 Under the Lilac Tree
3 Nostalgia
4 29
5 Before Dawn
6 Bateaux-Mouche
7 遠くに
8 somewhere vin Time ~いつかどこかで



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この年3枚も  JUJU / WAYNE SHORTER

2007-02-01 21:20:16 | 聞いてますCDおすすめ
ウェイン・ショーターの曲をピアノ・トリオで聴いてたら、“Night Dreamer”“Speake No Evil”からの曲が多いので、古いものを聴きたくなりました。ちょうどLPで持っていたので聴きました。
この2枚と同じく、1964年録音のアルバムです。この年ブルーノートには3枚もリーダー作を録音したんですね。J・コルトレーンが“クレッセント”を録音した同じ年にM・タイナーとE・ジョーンズを使ってコルトレーンミュージックに対するショーターの回答みたいに感じるアルバムです。
ショーターのいつもの少し思索するようなソロと違って、はっきり方向を決めた力強い演奏が好きです。
“JUJU”に続く“DELUGE”も良い曲です。全てショーターのオリジナルでコンポーザーとしての才能に感服します。
“Yes or No”J・コルトレーンの影響を受けながら、グルービーにサウンドをまとめているすごい曲です。
このサウンド、マイルスのところに行かなかったら、どうなっていたでしょうか。

JUJU / WAYNE SHORTER

WAYNE SHORTER ts
McCOY TYNER piano
REGINALD WORLMAN bass
ELVIN JONES drums

1 JUJU
2 DELUGE
3 HOUSE OF JADE

1 MAHJONG
2 YES OR NO
3 TWELVE MORE BARS TO GO
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする