JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この曲が聴きたい 11 Take Five Grover Washington,Jr 

2007-02-18 20:13:29 | 聞いてますCDおすすめ
以前にこの曲が聴きたいでTake Fiveを記事にしました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/e/baeb7da7ef1c0302a3b2b355df6c1540

大好きな曲でポール・デスモンドのアルトはいつ聴いても新鮮です。デスモンドがなくなってあの感じの後継者はだれと考えることがあります。以前私は、タイム感覚とフレージングでグローバー・ワシントン、Jrがその人と思っていました。
そのグローバーもなくなって久しく、寂しい限りです。
ポール。デスモンドの事を思うグローバーのこの演奏、副題に(Take Another Five)とつけている1曲です。
大ヒット曲をカバーする時は、大きくアレンジを変える場合が多いような気がします。しかしこのグローバーの演奏は、デスモンドの演奏をしっかりふまえたアレンジで、とても好感が持てます。もちろんコーラスが入ったりするのですが、リズムとか、ドラムの入り方など、しっかりTime Outの演奏をとらえています。
デスモンドが1959年に録音してから33年後、この演奏は本当にAnotherなTake Fiveです。
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コロッケのゆくえ  Moonlit Desert / Kenny Drew

2007-02-17 22:37:37 | 聞いてますCDいいと思う




昨晩は奥さんは、ご両親の看護とかで大変なお友達を慰問するといって生まれ育った地域へ出かけて行きました。その子は私たちの大学の同期生で“いつも、いつも~ ”って歌って大ヒットした女の子です。そこから奥さんは実家に帰り、今日はしばらく住んだ町に当時の友人のお見舞いに行くそうです。
と言う事で昨晩は一人でTVデナー(豚しゃぶ鍋)をしまして(つまんないですね)時間はあるし、地下にもぐるしかない。
ケニー・ドリューの晩年は相方はNHOPでしたが、このトリオいつからか聴かなくなりました。木全プロデューサーは素晴らしい方と思いますが、どこら辺から聞かなくなったのかな。
そんなことを1982年のムーン・デザートを聴きながら考えています。このアルバムケニーのピアノ・トリオにデンマーク王立室内楽団のオケが絡む企画性の強いアルバムです。
このアルバムの前作“ララバイ”は大好きなアルバムでしたから、次がこれでその後企画が強くなっていき、緊張感が薄れて言ったように思いますのでこの後ぐらいです。
このアルバム“月の砂漠”もちろん有名な童謡をNHOPがストレートに弾いてくれている事が日本人として大変うれしく、そのあとのこの曲でのウォーキングベースとピアノソロがJAZZって素晴らしい表現だとうれしくなるものです。
本日も一人なのでTVランチしてから(これは結構楽しい、ワインがあるから)しばらくすると、サッカー青年も食べるといっていたので、久しぶりに夕食の準備も始めなければいけません。




家では結構評判の良いコロッケを作る事にしました。
見た目は一緒だけど、普通のコロッケより肉を10倍にして、ナツメグの香りを充分つけておいて、ジャガイモはつぶしすぎずに、みずみずしくというのを作ることにしました。







4時半にサッカー青年がハンバーグ弁当を買って帰ってきまして、昼飯といって食べて寝ました。奥さんはいつ帰ってくるか解りません。場合によってはもう一泊ね。
私のコロッケはどこに行くのでしょうか。

マアゆっくりすりかと言う事で、先日ネットで購入した激安ワインを一本あけながら続ける事にしました。



結局奥さんは8時ごろに帰ってくることのなりましたので、寝ている子もあわせて夕食になりました。



ゆっくりといただきましたが、アリャリャ、ケニー・ドリューには失礼してしまいました。






MOONLID DESERT / KENNY DREW

 Kenny Drew piano
Niels-Henning Orsted Pedersen bass
Ed Thigpen drums
with Royal Danish Chenber Orchesstra

1 Moonlit Desert
2 Solveig's Song
3 Kay-Dee
4 Stardusut

1 Roselil
2 Prelude to a Kiss
3 Blues Wail
4 Star Crossed Lovers




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ずっと君といたい  FOREVER YOU / ULF WAKENIUS

2007-02-16 20:42:51 | 聞いてますCDおすすめ
スウェーデンからノルウェーへ行ったと思ったら、またスウェーデンに戻りました。
まるでトラディショナルを聴くようなゆったりしたメロディで始まるこのアルバム、ギターのWAKENIUSがCARTEN DAHL,LAS DANIELSSON,MORTIN LUNDと一緒に愛をの気持ちを伝えるアルバム。
  「ずっと君といたい」
1曲目は初めにふさわしいゆったりとした、アルバムのイントロになるラースの曲。
2曲目は哀愁メロディのワケニウスの“ブエノスアイレス”
3曲目がトラッド、といってもスウェーデンでなく韓国の“アリラン”、この曲、前もヨーロッパの演奏で聴いた気がするけれど、人気曲なのでしょうか。
4曲目はワケニウスのアコーステックの音とメロディが堪能出きるソロ。
そして5曲目はラースの“Suffering”でうれしくなります。“Libera Me”で好きですが、こちらの方が先だったんですね。ベースソロで始まってベースとギターのユニゾン、純粋な気持ちと、それに寄り添うやさしい気持ちが絡み合って、スウッと落ちて行くようです。
すると6曲目ワケニウスの曲は静かな気持ちの中で語りかけているのです。
  「ずっと君といたい」
愛くるしい幼子や、純粋な愛犬を、相手は訳もわからないだろうけど、ギュと抱きしめて「ずっと君といたい」といいたくなるような曲です。
私は子供も大きくなり、そんなことは考えも及びませんし、もう一人対象になる人がいますが、休みの日に私が家にいるのはうっとうしう様ですから、これも言えずに想像するのみです。
1曲目がforlever you 6曲目がyou will Always Be Around そして8曲目がメセニーのAlweys And Forever そんな言葉が一杯のアルバムでした。
すこし寂しいですがこのアルバムに言いましょう。
  「ずっと 君といたい。」

  FOREVER YOU / ULF WAKENIUS

ULF WAKENIUS acoustic guitar
KARSTEN DAHL acoustic piano
LARS DANIELSSON acousutic bass piano ,cello
MORTEN LUND drums ,percussion

1 Forever You
2 buenos Aires
3 Arirang
4 All The Things You Are
5 Suffering
6 You Will Always Be Around
7 Bibor No Azora
8 Always And Forever
9 Skylark



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思い出を綴って NORWEGIAN SONG / DAG ARNESEN

2007-02-15 21:04:29 | 聞いてますCDいいと思う
以前に記事にしたノルウェーのピアニストDAG ARENESENの新しいアルバムが出ました。欲しいのでわざわざそれ目的でいって拾ってきました。メンバーは前作と同じ、TERJE GEWELTは好きなベーシストです。
ここのところ、北欧のトラディショナルを続けて聴きましたが、このアルバムはなんと昨日のSWEDISHから隣の国NORWEGIANの歌を集めたものでした。音楽聴いていると,この様に呼ばれるみたいな,あれ不思議ということが良くあります。
スウェーデンとノルウェーとのトラッドの違いがどうのなどは解りませんが、昨日はコルネットの音色でストレートに歌うので、牧歌的な感じでした。
こちらは曲を自由に操れるピアノなので特にトラッドは意識に登りません。
このノルウェーソング11曲中、8曲がトラッドです。
1曲目、語りかけるように始まるピアノは、柔らかいタッチで前作同様です。 2曲目もやさしいタッチで前のアルバムが蘇ります。
3曲目、5曲目はジャージーな感じでトラッドを感じさせませんが、アルバムにメリハリを与えます。
6曲目、7曲目はピアノのメロディが美しい曲。8曲目はピアノソロ、10曲目はドラムスの刻むはっきりしたリズムに乗ったジャージーなメロディーの曲です。
ベースソロなども途中にありますが、ドラムスも含め、ピアノの前には出しゃばりません。あくまでピアノが紡ぐ音楽を見事にサポートしていて、それが不満に感じません。
ARNESENのやさしいタッチのピアノが、それでいて奇麗なだけでない内面の思いと個性が伝わってきます。前作を記事にしたとき、年寄りみたいなことを書きましたが、このアルバムでは、結構はっきりした主張で、確か57才。自国のトラッドを使って、ノルウェーの思いと、自分の思い出を綴っているようです。

NORWEGIAN SONG / DAG ARNESEN

DAG ARNESEN piano
TERJE GEWELT bass
PAL THOWSEN drums

1 By The Rondane Mountains
2 Oh,Ole,Ole,I Loved You Dearly
3 Margit Hjukse
4 Arietta
5 I See Your Shadow Yonder
6 Aagot's Mountain Song
7 Havar Hedde
8 Gjendine's Lullaby
9 Norergian Valley Song
10 Falkvor Lamansson
11 The Chalet Girl's Sunday
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遡ってきました VERY SWEDISH / SWEET JAZZ TRIO

2007-02-14 21:19:39 | 聞いてますCDいいと思う
昨日は私の誕生日でありました。blogのお仲間よりコメントもいただきありがとうございました。
気分的にも落ち込むことがあり、どうでもいいよといっていましたが、それもいかんと、奥さんよりのプレゼントのブルーのセーターを着て、お寿司でもと出かけました。駅でいくつ目かの二子玉川のおすし屋さんが休みでガックリしました。近くの焼き鳥屋さんで食事をしました。鳥の白子というのを始めていただきました。親指大のソラマメ見たいのをポン酢でいただきましたが、さっぱりしたものでした。そのあと近くのバーでマティーニと名物のアイリッシュコーヒーをいただきかえりました。家に帰ると、息子よりワインのプレゼントをもらいました。稼ぎ始めた息子1と、就職活動中の息子2からです。息子1がついたおかげで、ワインの格もあがってシャトー・マルゴーでありました。絶対自分では買わないものですが、いつあけるか楽しみです。そんなワインをいただきながら聴きたいアルバムです。




以前“秋の準備”と言う事でSWEET JAZZ TRIOの“”がとても良いアルバムでした。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060909
このグループはこれ1枚だけしかもっていなかったので、その後中古屋さんで見つけた2004年発売の“VERY PERSONAL”を拾いました。オリジナルがとてもいい感じで“Full moon in Nara”という曲がとても良いと思います。北欧のトラディショナル見たいな曲です。







今回SWEET JAZZ TRIOの新しいアルバムが発売になりました。前作と同じようにスタンダードを演奏したもので、買おうかと思ってショップにいったのですが、急遽変更してしまいました。“VERY PERSONAL”と同じようにVERYのついた2001年のアルバム“VERY SWEDISH”のほうが欲しくなったのです。
北欧のトラディショナルの演奏はほとんど良いものです。そのトラディショナルへの思いが続いていての変更です。
コルネットとギターとベースの変則トリオでスウェーデンのとトラッドを演奏する、悪いはずがありません。
トラッドが7曲、スウェーデンのそれ以外の曲が8曲のアルバムです。トラッドでない曲も良いものが多いのですが、トラッドのほうが断然マッチしています。
1曲目はトラッドですが、有名な“ディア・オールド・ストックホルム”として知られる曲、すんなりと世界に入っていけます。
それ以外は知らないトラッドですが、知らない事がとても気持ち良いこと、メロディを楽しめます。
5曲目、悲しいフリューゲルのフレーズをやさしく慰めるようなギターのライン、涙が出ます。
トラッドの長くそこで生きてきた人々の悲しみや慈しみを織り込みながら、変わってきたメロディの素晴らしさ。シンプルで有り、まっすぐに心に語りかけてきます。
スェーデンの奏者が自分の国で歌い継がれた歌を演るので、それは心以前DNAに刻みこまれたものが、自然と一番無理のないメロディラインを作ってくれます。
新しい方に行かないで、遡ったこの拾い方、私としては結構納得しています。


VERY SWEDISH / SWEET JAZZ TRIO

LASSE TORNQVIST cornet
MATS LARSSON guitar
HANS BACKENROTH bass

1 Act Varmeland du skona
2 Life can be so Sweet
3 Byssan Lull
4 Va da du
5 Jag vwt en dejlig rosa
6 Elvan
7 Danny's Dream
8 Det gatfulla folket
9 Underbart ar kort
10 Vem kan segla forutan vind
11 Sodermalm
12 Somligiga gar i trasiga skor
13 Jill
14 Kristallen den fina
15 Elin i hagen


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検索でよばれました A WINDOW TOWARDS BEING / LARS JANSSON

2007-02-13 23:22:36 | 聞いてますCDいいと思う
以前からLARS JANSSONはblog仲間では大変評価の高いピアニストです。そして評判の高いアルバムとしては“hope”や“Invisible Frends”などがあります。このアルバムは、そこまでではありませんが素晴らしいアルバムです。
1991年録音で、かなり古いアルバムです。
LARS JANSSON は美しいメロディのなかに、力強い主張を表現するピアニストです。透明感のあるメロディでやさしくかたりかけてくるのですが、はっきりとしたラインは男性的で、力とか勇気のような強さを分け与えてくれます。

心が疲れた時など、聴きたくなる演奏です。今日これを聴いていて、感想を書いていました。最近のLARS、新しいの出さないのかなと思いながらLARSで検索していたら、急遽今日この記事をUPすることにしました。理由は後で。

1曲目は、多くの曲の中でも素晴らしい曲だと思うもの。
5曲目はエキゾチックなリズムにゆったりしたオーボエのメロディが流れます。それと対比的にヤンセンのピアノはシャープなピアノソロがエッジがたっています。
6曲目がらと変わった美しく語りかけるようなピアノに答えるダニエルソンのベースの美しいカンヴァセーション。
10曲目ベースとピアノのユニゾンのテーマが美しい曲で、ヤンソンのピアノが澄んだ心の動きを表す様な曲です。
11曲目素敵なメロディがリズムに乗ってやさしさと、強さが一緒に感じられる曲です。
12曲目はオーボエの短いメロディ、13曲目も高い音域のオーボエとプログラムを使ったアルバムの最後を飾るような曲です。
ジャヶの版画みていると、右手が2本、彼らは両手とも利き手っていうこと?

さてなぜ今日かというとLarsで検索していて、11件目にお仲間に行き会いました。Suzuckさんの10月25日の記事です。
http://plaza.rakuten.co.jp/mysecretroom/diary/200610250000/

この日が誕生日だそうで、ヤンセンのアルバムお聴きとか。
本日私もヤンセンを聴いていましたが、別にうれしくでは全然ありませんが、私、今日が誕生日。
なんかまた呼ばれた様で、記事UPすることにしたのでした。



   A WINDOW TOWARDS BEING / LARS JANSSON

LARS JANSSON piano
Lars dANIELSSON bass
Anders Kjelllberg drums
Brynjar Hoff oboe

1 More human
2 I see better with my eyes closed
3 To the Little man
4 A window towards beings
5 The eyesof consciouseness
6 Consolation
7 Marionette
8 The man with the cucumber
9 True gace
10 The inner room
11 To the mohers in Brazil
12 Ma
13 Atlantico

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ESTにいけなっかったけどSWEDISH FOLK / N LANDGREN, E SVENSSON

2007-02-12 20:23:24 | 聞いてますCDいいと思う
1月13日のE.S.Tのコンサートは行けませんでしたが、行った奥さんが、北欧の白夜のような、照明と音がとても良かったと言っていました。
それでこのアルバム、スウェーデンのトラデショナルを、トロンボーンのNILS LANDGRENとピアノのESBJORN SVENSSONがデュオしているアルバムです。
ヤン・ラングレンやN・ペデルセンのアルバムで、北欧のトラッドとあると必ず良いので、このアルバムを中古屋さんでゲットしました。
2曲目“イエムトランド地方の牛飼いの曲”はそこで生活する娘たちを慰めるための曲だそうですが、美しいメロディは、これが聴きたかったのです。
4曲目の“フリースヴェンソン”は短い曲ですが彼のアコースティック・ピアノのすばらしさが堪能出きる1分38秒で、そのまま5曲目の“夏至の徹夜祭”へ美しくつながります。
ニルス・ラングレンは初めて聴く人ですが、予想と違って結構シャープな音で、高音域が多い人に感じます。
9曲目の牛飼いの曲はスパニシュを感じるのはなぜでしょう。
14曲目は、3曲目と同じ曲のライブのボーナス・トラックですが、この演奏だけ途中のピアノがブギ調でJAZZのアルバムだと思い出しました。
北欧のトラッドということとデュオという点で、変化は大きくありませんが、バックグラウンドで流れていると良い北欧の感じです。

Swedish Fork Modern / Nils Landgren Esbjorn Svesson

Nils Landgren trombone
Esbjorn Svensson piano

1 角笛の曲
2 イェムトランド地方の牛飼いの曲
3 ラップ-ニルスのポスカル
4 フリー・エスビョルン
5 夏至の徹夜祭
6 賛美歌 山の中の朝
7 ハッリング
8 冬の物語
9 ヘリエダーレンの牛飼いの曲
10 エェルデビィローテン
11 レィサンドの歌
12 子守唄
13 フリー・ニルス

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望み ART OF THE DUO NIELS PEDERSEN/PHILIP CATHERINE

2007-02-11 22:38:37 | 聞いてますCDいいと思う
今日は朝から気分的に落ちているのはあたりまえですが、それにあわせていたのでは、益々落ち込んでしまいます。天気も良いので、布団を干して、家の掃除をして、気分の維持をしました。
そして、なくなった友人のお通夜へ行ってきました。ご家族の痛々しい感じは、どういたす事も出来ません、ただこれから力強く生きていただく事を祈るばかりです。
そしてこちらも思い出を大切に、戻らぬ彼女を嘆くばかりでは、絶対彼女の本望でないことが解ります。彼女も凄い音楽好きだったのでした。
お通夜のあとは、彼女の事を考えながら、すこし癒されたい音を聞くことにしました。
1991年スイスのJAZZCLUBで行われた、ライブ録音です。
大好きなN・H・O・ペデルセンとPHILP CATHERINEとのベースとギターのデュオです。
心が落ちている時には私は深いベースの音が一番癒されます。
このアルバム、二人の技量を考えれば、もっと丁々発止とも思いますが、それよりもリラックスしたデュオを楽しむという事が主眼のようです。
選曲もスタンダード主体で、お客が楽しむ姿が目に浮かびます。
もちろんペデルセンの素晴らしいソロは随所で聴けます。4曲目ALL THE THINGS YOU ARE こうやって楽しくソロを聞かせてくれると心が喜びます。
5曲目はペデルセンの曲ですが、JAZZの掛け合いの楽しさを曲にしたような、ライブでも盛り上がってきたところの演奏で集中できますし、元気も出てきます。
もちろんライブ会場もおおのりです。
6曲目は次の盛り上がりを意識した静かなギターメインの“I should Care”、ストレートに静かにやさしく。
そして7曲目はカテリーンの長い曲で、メインの曲なのでしょう。確かにこの曲のベースラインとソロは素晴らしいと思います。でも多くのペデルセンを聴いている人には、それなりかもしれません。
最後の曲はきっとアンコール曲、ライブのアンコールそのまんまが伝わってくるのびのびとした演奏。楽しく終わった感じです。
このアルバムを聴く事と、このような記事を書く事がずいぶんと、良い事だったのではと思っています。
別のをもうひとつ聴く事にしました。

ART OF THE DUO / NIELS PEDERSEN PHILIP CATHERINE

NIELS-HENNING ORSTED PERERSON bass
PHILIP CATHERINE guitar

1 TWICE WEEK
2 MY FOOLISH HEART
3 STELLA BY STARIGHT
4 ALL THE THINGS YOU ARE
5 THE PUZZLE
6 I SHOULD CARE
7 JANET
8 AIR ROWER/DANCING GIRLS


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個人的  祈り

2007-02-11 01:34:08 | その他
今日家に帰ると奥さんの目が真っ赤です。どうしたのかと聞くと、明晩お通夜があるとのこと。
なんと、夫婦同士でお付き合いしている奥さんの親友が亡くなりました。子供のサッカー活動のマネジャーを共にして県優勝を2度取った仲、クラブチーム卒業後も、お互いを応援しあい、旅行なども一緒にしていて、次はなどへ行こうといっている間でした。
まだ40代の方で、私の足のことも本当に気を使ってくれる素晴らしい人でした。
突然の事で、何とも気持の整理もできませんが、無事に天国に召される事を祈るばかりです。
残された、お子達のことを思うと、かわいそうで仕方ありませんが、明日からのお弔いに伺おうと思います。
こんなことblogでと思われるかもしれません。なくなった方は近しい友人ですが身内でありませんので、何を出来るわけではありません。それでも気分は取られているわけで、追悼をしたくなるわけです。個人的な追憶ですが書かせていただきます。
私の父親がなくなったときは、もちろん当事者で大変で、通夜に寝ずに線香している時、JAZZなど聞けませんでした。今このような中で、追悼をしたいと思います。
そして追悼というと、私にはこれしか思い浮かびません。
Jhon Coltrainが亡くなってから発売された“Expression”その音一つ一つ、ミスリードまでがコルトレーンの生のとのかかわりを取りざたされたようなアルバムです。
ずっとターンテーブルには乗せた事がありませんでしたが、あのフルートを祈りに変えたいと思うのです。
コルトレーンのこのフルートはまだたいしたことないのですが、コルトレーンのフルートとして貴重なもの、TO BEという曲名と共に、精神的なものを感じます。
友達の死を知って、数時間、納得しようとする時と、信じられないと思うときが交互に訪れます。
前にキューブラ・ロスが癌にによる死を宣告された患者の精神の軌道について段階を提示した事がありました。4っの段階で患者はそれを受け入れていくと、最初には言いましたが、その後その段階が複雑に訪れるという事に修正されたと思います。(うるおぼえな発言でごめんなさい)いまの私は、彼女の死を受け入れるのに、その流れの中にいるようね感じています。
明日には会えるような存在感と、もちろん亡くなったという事実が共存しています。

アルバムは聞いたけどやはり、納得できないのです。

合掌


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若い日をちょっと OUT TO LUNCH / ERIC DOLPHY

2007-02-09 20:39:38 | 聞いてますCDいいと思う
本日は奥さんが、旧友との新年会とかで夕食をおいて出かけています。
一人で夕食をとると、まだ早い。地下へ行って古いのでも聴こうという気になりました。ってもう少し飲みたいからなんですが。
マイケル・ブレッカーが亡くなったのは大変残念ですが、そのような事は多くあり、コルトレーンは40才、エリック・ドルフィーは38才で亡くなっています。
エリック・ドルフィーの死んだのは1964年,私はまだJAZZを聴いていなかった時ですが、すごい衝撃を与えたでしょうね。





まずは“LAST DATE”から“YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS”を聴いてから、こっちの方が良いと思う“OUT TO LUNCH”へ。






フレディー・ハバートが若々しく、リチャード・ディヴスも良い、JAZZ喫茶で一級の人気アルバムでした。
ボビー・ハチャーソンの硬い音のバイブにドルフィーのアルトが絡む、今聴いてもすごいと思います。
自宅で良く聴くようなアルバムではありませんが、聴いていると、あのころのJAZZ喫茶にいるように思えてくるのは、一人だからでしょうか。ちょっと若い日がよみがえりました。

OUT TO LUNCH / ERIC DOLPHY

FREDDIE HUBBARD tp
ERIC DOLPHY as,fl,bcl
BOBBY HUTHERSON vib
RICHARD DAVIS bass
ANTHONY WILLAMS drums

1 HAT AND BEARD
2 SOMETHING SWEET,SOMETHING TENDER
3 GAZZELLONI

1 OUT TO LUNCH
2 STRAIGHT UP AND DOWN
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