息子1のオヨメサンが昨年Celloのコンサートを見に行ってとても良かったとCDを2枚くれました。
お酒ばかり飲んでないで、チェロをしっかりやってくださいという意見があるのだろうけれど、いっしょにリサイタルに行こうと誘ってくれました。
大学在学中にCDデヴューを果たしたまだ20台半ばの見目も麗しい水野由紀さんという方です。
ところがオヨメサンの方は忙しい人なので、いけなくなってしまい、いつもコンサートに一緒するオクサンの友達と3人で行くことにしました。
ちょっと早めにあがって、まずは予約をしたホールに近いお店で一杯、残念ながらコンサートの時もちゃんと飲むのです。
その前に2012年と13年にリリースされたアルバムで予習です。
【曲目】
メンデルスゾーン: チェロ・ソナタ第2番、無言歌
エルガー: 愛のあいさつ
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
カザルス: 鳥の歌
サン=サーンス: アレグロ・アパッショナート、白鳥
【演奏】
水野由紀 (チェロ)
菊地裕介 (ピアノ)
【録音】
2012年3月26日-29日 かながわアートホール
【曲目】
ショパン: 序奏と華麗なるポロネーズ
ウェーバー: アダージョとロンド
ポッパー: ハンガリー狂詩曲
シューベルト: アルペジオーネ・ソナタ
フォーレ: 夢のあとに
【演奏】
水野由紀(チェロ)
干野宜大(ピアノ)
【録音】
2013年9月25-27日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
2枚続けてききましたが、まずはこんなに若いのに先月は3枚目のアルバムリリース、凄い力を感じます。
和解からしょうがないかと思う包み込むようなふくよかさはまだありませんがそれはしょうがない。
鳥の歌など、カザルスと同じテンポで真向弾いていて、好感がもてます。
2枚の選曲をみてもCelloの名曲を弾いて、このひと大変器用な人だと思います。
さて腹ごしらえは、立ち飲みが主の和食、星を持つお店ですが、予約すると1席だけ椅子席があります。
雲丹の伊勢海老ジュレ掛け
ズワイガニのクリームコロッケ
にしん茄子
ポテトサラダ
ウズラの山椒焼き
車海老と長芋の小さなかき揚げ
真子和え (たらこの白子ととびこの和えもの)
からすみそば
そしてついたのがこのホール
演奏はとても正しい姿で弾いて、とても参考になりました。
終わったあとのサイン会で、チェロを始めたので小学生が観る様にみましたとお話したら、そういうのが一番こわいと言っていました。
というので3枚目のアルバムを購入し、後の2枚も合わせてサインをもらいました。
● ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-2
● ブルッフ:コル・ニドライ op.47
● カタルーニャ民謡/カザルス編:鳥の歌
水野由紀(チェロ)
日本センチュリー交響楽団
飯森範親 (指揮)
録音時期:2014年12月11,12日
録音場所:大阪、センチュリー・オーケストラハウス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
● ベートーヴェン:モーツァルト『魔笛』の『娘か女か』の主題による12の変奏曲 op.66
● カッチーニ/森乃リコ編:アヴェ・マリア
● ピアソラ:アヴェ・マリア
水野由紀(チェロ)
須関裕子(ピアノ)
本日この新しいのをききましたが、2枚に比べて音が素晴らしくなった気がします。個性も感じられるようになったし、録音のやり方かもしれませんが、楽器の音がそれぞれきちんと鳴って驚きました。