JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

入れすぎ THAT YOU NOT DARE TO FORGET / MEB

2023-05-08 15:16:25 | 聞いたけどCDどちらでも


マイルスへのトリヴュート作品となるニコラ・フォルメルのアルバムをきいて、そういえばマイルスへの思いを込めたアルバムを並べてみようかと思った。ショップにいったらこんなアルバムが出ていたので買ってみた。
MEBというバンドでマイルスゆかりのロン・カーターを筆頭に、レニー・ホワイト、スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ジョン・スコフィールド、ヴァーノン・リード故ウォレス・ルーニー(トランペット)とバーナード・ライト(キーボード)が参加している。
1曲目はマイルスの未発表スタジオ録音曲。2曲目もマイルスの音源をいれたBluという人のラップ。3曲目もラップがは入って得意分野じゃない。マイルスが生きていたらこのような音楽をやったかどうかちょっと考えてしまう。4曲目ウォレス・ルーニーがペットをふくメローな曲でロン・カーターがベース。マイルスのように吹くからこれは良い。5曲目は女性の語りがはいるからこれもちょっと苦手、クラークのエレベとジェレミー・ペルトのペットに集中するとなかなかいい。で全部で27分半、いろいろ入っているから何が売りなのかよくわからない。

THAT YOU NOT DARE TO FORGET / MEB

1. Hail To The Real Chief (Long Version)
2. Bitches Are Back
3. Over My Shoulder
4. Mellow Kisses
5. That You Not Dare To Forget
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ジョバンニ・ソッリマ 無伴奏チェロ・リサイタル アット ファリアホール 2023/5/3

2023-05-06 17:04:22 | サポート中、ライブ


家には天使がきているのだけれど、だいぶ以前に購入したコンサートに行ってきた。
チェロのジョバンニ・ソッリマもコロナで来日がキャンセルになっていた人。やっと会うことが出来た。



座席も中央2列目で演奏に集中できる良い席だった。




無伴奏チェロでバッハの2曲と自分の作品愛奏曲を演奏。100人のチェリストを集めたコンサートをしたり、無料でチェロのワークショップをしてくれたりと、チェロの魅力を広めることに熱心なチェリスト。
演奏する曲を書いた紙を以って登場して、それを足元に置いて演奏を始めた。
演奏の方は圧倒的なテクニックに唖然とする。
ユーモアもたっぷりな演奏で、歩きながら引いたり、チェロのあらゆるところを使って音を出す。
アンコールは坂本龍一に敬意をこめて1曲目は”ラストエンペラー”あと2曲演奏しますといって2曲目はジミヘンの”エンジェル”。
なんか変なものを以ってアンコールに登場したとおもっていたら、なんとそれは割りばし。
最期の自分の曲をなんと割りばしを使って演奏。
それがなんと太鼓の落ちなどに聞こえる素晴らしい演奏に確実にチェロのファンが増えたと思った。

コンサート後にワークうショップを観ることができたのだが、天使がいるのでそちらは諦めた。




プログラムProgramme

ジョヴァンニ・ソッリマ◎ヘル 1
ジュリオ・デ・ルーヴォ◎ロマネッラ / タランテッラ
コミタス◎鶴
J.S.バッハ◎無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
ジョヴァンニ・ソッリマ◎
 ナチュラル・ソングブック No.1「プレリューディオ」
 ナチュラル・ソングブック No.6「サティの『ジムノペディ第1番』より再創造」
---休憩---
シチリアのアルバニア系住民に伝わる伝承曲:美しきモレアよ(ソッリマ編)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
エリオドーロ・ソッリマ:田舎の歌(「コロノスのオイディプス」(1975)より)
ジョヴァンニ・ソッリマ:ラメンタチオ
フランチェスコ・コルベッタ:カプリス・ド・シャコンヌ(ソッリマ編)
サレント地方の伝承曲:聖パウロのピッツィカ(ソッリマ編)
ジョヴァンニ・ソッリマ◎ファンダンゴ(ボッケリーニへのオマージュ)


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初節句

2023-05-04 15:54:06 | その他
天使が舞い降りて1か月、5月だから初節句ということになる。
このお休みでわが家に最初のたびに来るというので節句モードを準備した。
こいのぼりを贈りたいけど、マンションでたぶん外には飾れないだろうと思い室内用にした。



隣のはもう一人の天使が来た時にオクサンが焼いたもの。



そして二人の息子のどちらも持って行かなかった、わが家の株とも久しぶりに出しました。



こうやると、男の子が育っていくのだと思いました。

こどもの日を前に天使三人が揃おう事になって、ジイも久しぶりに朝からコロッケを作りました。



バアはタケノコを炊いてローストビーフ。

 

それとちらし寿司で5月のさわやかな日を祝いました。






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思いが全開で SO MIILES / NICOLAS FOLMER

2023-05-01 13:00:15 | 聞いてますCDおすすめ


ニコラ・フォルメルはパリス・ジャズ・ビック・バンドで出会って追っかけていたけれど、最近は手を抜いていた。そうしたら熱帯でこのアルバムを見つけてこれは良さそうと手配した。なんとマイルスのトリヴュート作品だそうだ。在庫がなくて心配したけれど、1か月でデリバリーされた。

その前にフォルメルとの出会いを纏めておと最初に出会ったのがこのアルバム。



「PARIS24H」 ここでのペットがいいので買いだした。その次がこのアルバム。



「COMMEICARE」凄い達者なトランペッターだと思う。



このアルバムでぶっ飛んだというか、まさにバップを完全に理解している。

その後は、ペットの上手さを生かしたミッシャル・ルグランとの共演とか、ダニエル・ユメールとの共演があった。

 

それが2012年でそのあとフォーローしなくなったら今度のアルバムにあたった。マイルスへの思いを確実に表現したいとということで作られたのだろう。マイルスによって見えるようになったことへの敬意だろう。



1曲目は” Blue in Green / Nefertiti ”で何ともいい。マイルスへの敬意がじんわりと演奏に表れる。リック・マーギッツァのテナーもいい感じ。
2曲目は”Around Pinocchio”というエレに持ち替えてエレ・マイルスの時代をイメージ。
3曲めGilの名あると売りのイメージだろうけれどああまさに嵌っている。
4曲目晩年持ち歌” Human Nature”を軽快に、そして時間が経過したアレンジが履いている。
5曲目ショーターの”Footprints”はフェルメルのミュートの上手さがでて、まさにかっこいい”フットプリント”になっている。
6曲目の” Miles From The Sky”はもちろん"Miles in The Sky”のサウンドを意識した曲。
7曲目は後半のサウンドだろうけれど、これがかなり気合のは至った演奏でステファン・ギョームのソプラノがかなりかっこいい。
9曲目は” So What”あのベース・ラインで始めない、まさにフォルメルの思いだろう、ソー・フアットがブルースになって忍びよるという感じでここまでするのはやはり思いが強いのだろう。
残り2曲はボーナスで1,8の曲がはいっているが、ここまで充実しているのだからいらないようにも思う。
マイルスへの思いを綴ったアルバムは多いけれど、かなりストレートな思いが感じられるアルバムだった。

SO MIILES / NICOLAS FOLMER

Nicolas Folmer (trumpet, compositions arrangements)
Laurent Coulondre (piano)
Olivier Louvel (guitar)
Julien Herné (bass)
Yoann Serra (drums, percussions)
Guests:
Stéphane Guillaume (soprano & tenor sax, flute, clarinet on 2,3,5,6,7,8,9,11)
Rick Margitza (tenor sax on 1,2,10)
Antoine Favennec (alto saxon 4)
Félix Roth (cor on 3,5,8,11)
Michel Casabianca (additional percussions)
2019年作品

1 Blue in Green / Nefertiti (Bill Evans / Wayne Shorter, arrangement Nicolas Folmer)
2 Around Pinocchio (Nicolas Folmer)
3 Gil Ahead (Nicolas Folmer)
4 Human Nature (Michael Jackson, arrangement Nicolas Folmer)
5 Footprints (Wayne Shorter, arrangement Nicolas Folmer)
6 Miles From The Sky (Nicolas Folmer)
7 What’s Happen (Nicolas Folmer)
8 Get Lucky (Daft Punk, arrangement Nicolas Folmer)
9 So What (Miles Davis, arrangement Nicolas Folmer)
10 Blue in Green (alternate track) (Bill Evans, arrangement Nicolas Folmer)
11 Get Lucky (radio edit) (Daft Punk, arrangement Nicolas Folmer)



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