二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

“可能性”としての写真

2011年04月13日 | Blog & Photo
いつかどこかで見たような写真が氾濫している。 それは仕方がないことである。 映画や写真は、ベンヤミンがいう「複製技術」の産物の最たるものだからである。 大量生産大量消費の世界に、芸術というより、商品あるいは情報として大量頒布され、消費される目的に沿うものである。 ときおり、写真に署名を入れる方がいる。書道や絵画の署名や落款をまね、「アートの意識」がどこからかにおってくる。人によって、むろん意見の相違はあるだろうし . . . 本文を読む
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