二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

幼い兄妹 ~桐生市散策

2012年05月05日 | Blog & Photo
なんとも不安定なお天気だった。午前10時過ぎまでぐずついていたのに、天候が急変し、陽が出ると初夏のような太陽がじりじり照りつけてきた。出鼻をくじかれてしまったので、遠出はできない。これまで数回通っている桐生市へいくことにした。あまり知られてはいないが、ここは小説家坂口安吾が、3年ほど暮らした町。足利市や栃木市に負けじと、この町も町興しに力を入れている。しかし、観光の目玉となるような名所・旧跡はなく、近代化遺産といわれる建築物はほんのわずか・・・。町中商店街が、露天のようなものを出店したり、八木節を踊って客の注意をひいたり、貸し自転車を無料貸し出ししたりしているが、町歩きを愉しもうという観光客の姿はまばら。昭和ロマンを感じさせる街角も、よくさがせば見つかるという程度だけれど、群馬県内の小都市としては、まずまずの雰囲気をただよわせている。 . . . 本文を読む
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