二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

世界でたった一つのドア

2013年05月17日 | Blog & Photo
最初はきっと量産されたのだろう。しかし、二十年、三十年、あるいはもっと長い歳月が経過するうちに、そのドアは「世界でたった一つのドア」になっていく。街歩きをしていると、さまざまな表情をもった建物と出会う。それら建物には、必ずドアがある。いや、まったくドアのない、シュールな建物だって、ないとはかぎらないが、まあ一種の“都市伝説”の類だろう。1)いまでも人がよく出入りしている2)ほんのときたま、それがドアであったことを思い出した人が出入りする3)数年前まではよく人の出入りがあったが、いまではだれも出入りしていない4)何十年もだれも出入りしていない5)ドアのように見えるが、じつはドアではない どらえもんには「どこでもドア」というドアがあるし(笑)。 . . . 本文を読む
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