二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「決定版 日本のいちばん長い日」半藤一利(文春文庫)レビュー

2015年10月03日 | エッセイ(国内)
昭和史に対し、これまで無関心、あまりにも無知であった。 父は赤紙で招集され、北支、満洲を転戦した経験をもつ。その父の長男であるわたしが、このまま無関心でいるわけにはいかない。 そう考えつづけていたが、高校の教科書に書かれている程度の知識しか抱くことができなかった。きっかけがつかめなかったということだ。 古代史、中世史、近世史には、若いころから関心があって、これまでたくさんの本を読んできたというのに . . . 本文を読む
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