二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

果たしてこの資本主義の未来に希望はあるのか?

2021年04月29日 | 哲学・思想・宗教
■斎藤幸平「人新世の『資本論』」(集英社新書 2020年刊)を読む ※このあいだつぶやきで速報したけれど、レビューとしてもう少し内容のある記事を書かせていただこう♪ 本書「人新世(ひとしんせい)の『資本論』」、新書らしからぬ、ぎっしり内容のつまった本である。 たとえばハードカバー、価格は税込み3千円で刊行されたって、いったん火がつけば、相当数が売れただろう。著者と出版社は、その路線を選ばず、 . . . 本文を読む
コメント