二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

適正露出ってむずかしいな

2014年11月28日 | Blog & Photo
野鳥が撮りたくて、高崎市の西のはずれにある古刹、少林山達磨寺へいってきた。
ところがはじめだけ、ちょこっと顔を見せてくれたシジュウカラやエナガ、コゲラが、たちまち姿を消してしまった。
大型バスでやってきた行楽目的のお客さんに驚いたせいかもしれない。

やむをえず、「草木図譜」に切り替え、撮影をつづけたが、ここは、過去に何回も通っていて、わたしにとっては(;´ρ`)

フレーミングにせよ、露出にせよ、迷いはじめると、「あーでもない、こーでもない」と、収拾がつかなくなる。
皆さんもきっと、そういうご経験をしていらっしゃるだろう。
WBだって同じ。







しかし・・・多少は考えるが、すぐに面倒になって「エイヤッ!」っと結論を出してしまう。
まあ、写真は理屈じゃない。センスの良し悪しは仕上げに大きな差をもたらすだろうけれど、それだって、最近はオートWBが進化し、j-pegノーレタッチで十分いける。
わたしもそれを基本にしているが、アップするにあたって、微調整はかならずしてある。
・・・そうしないといけないのではなく、コントラスト、シャープネス、彩度、露出のコントロールにいくらか手をくわえないと、自分が撮った気がしない。
“実感”のようなものを、その微調整で味わっているのかな...?^^);





適正露出の問題に限っていえば、最後はフォトグラファーご本人が決めるものなんだろうなあ。
個人差はかなり大きい。
「わたしの適正露出」ということだ。
アンダー目が好きな人、オーバー目が好きな人・・・そのあいだに、いろいろな段階がある。
色に対する感性も同じ。
色にはそれ自体に対する個人的な記憶や、主観的な好き嫌いや、男性、女性による享受の仕方の違いがある。

わたし自身にしてからが、季節季節、そのときそのときで、ゆれ幅が生じる。
したがって、厳密な基準をもうけること、そこにそもそもムリがあるのかもしれない。

だから「おれはこう思うよ、このときはこう感じたよ」としかいえないだろう。
なんといっても、その場に居合わせ、“その一枚”を撮影したご当人なのだから。
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