いままで、わたしは自分が花が好きだとは考えていなかった。
ところが、mixiアルバムを見返していると、花を主役にしたフォトがじつに多いことに、いやでも、気づかざるをえない(^^;)
花の種、あるいは苗木や球根を買って、育てた経験はない。
いや、種を播いたことはあったな・・・。
ほんの数回。
チューリップ、ヒマワリ、コスモス、えーと、それからそれから。
コスモスは以前から、被写体として好きだった。
秋にはコスモスが咲き乱れると聞いて、三国連山のスキー場へ出かけていったことがあった。
雪のないゲレンデをコスモスがうめつくしているのを眺め、花の小径を歩きまわりながら、わたしは幸福だった。
たぶん、あの気分は「幸福感」といっていいのだろう。
秋に昆虫を追いかけていると、コスモスに出会う。
バラとコスモスではその風情がずいぶん違うけれども、昆虫たちは、バラではなく、迷わずコスモスを選んでいる。
というわけで、またあらためてコスモスと向かいあう気になった。
来年は、種を買って、裏庭にでも播いてみよう。
こんな写真が、わが家にいて撮影できるかも知れないのだから。
耽美的に、情緒的に、コスモスのポップでさわやかかつシンプルな美に酔うのも悪くはあるまい。
いまのわが家には、父親が展示会に出品するための菊が四十鉢、五十鉢とならんでいる。
長寿と結びつく花だそうで、高齢者には、菊の愛好家がいまでも多い。
群馬県の大間々町(現みどり市)というところに、菊人形で有名な「ながめ」という保養地がある。ここは関東菊花大会が開催されることで知られている。
http://www.city.midori.gunma.jp/kankoguide/event/kikka.html
しかし、こんなに写真になりにくい花はない・・・と三毛ネコはおもっていて、
父親に頼まれたとき以外、レンズを向けたことはほとんどない(=_=)
はて、どんなふうに菊を撮ったらいいものだろう?